Thailand 5 Beach Soccer Championship 2017に参加するビーチサッカー日本代表は、2月9日(木)午後、成田空港に集合し、同日深夜タイのバンコクに到着しました。その日はそのままホテルに入り、移動の疲れをとり、翌2月10日(金)よりタイでの活動をスタートさせました。

この大会は、タイ、マレーシア、ハンガリー、日本の4カ国で総当りのリーグ戦を行い、その後1位と2位で決勝、3位と4位で3位決定戦を行い、最終順位を決めていきます。

またこのタイ遠征は、3月4日(土)から始まるAFC選手権（FIFAビーチワールドカップ予選）前の最後の活動となり、ワールドカップ出場権獲得に向けて非常に重要な強化の機会になります。

本日10日(金)は、早速午前と午後の2部練習を行いました。

午前のトレーニングでは、新しく招集された選手がいるため、ハンドパスを用いて攻撃の戦術の確認を行い、その後足でパスを繋ぎながらゆっくり、また正確に戦術を確認しました。合宿最初のトレーニングは2時間近く、集中して行うことが出来ました。

午後のトレーニングでは、再び戦術の確認を30分程度行い、その後は5対5のゲーム形式のトレーニング、およそ1時間体を動かしました。今回新しい選手が招集されたこともあり、AFCビーチサッカー選手権マレーシア2017に向けてレギュラー争いが激しくなり、より緊張感のある中、初日のトレーニングを終えました。

翌11日(土)も2部練習を行い、13日(月)のハンガリー代表戦に向けて準備は続きます。

選手コメント

中原勇貴 選手（東京ヴェルディBS）
アジア予選前の最後の遠征であるタイ遠征が今日から始まりました。最初に、素晴らしい環境の中でトレーニングをさせて頂ける事に感謝します。今日は戦術中心のトレーニングで、これまでやってきた事を振り返り、且つ、精度を上げていく事を意識しました。個人的には戦術の中で、自分のストロングポイントであるスピードやサポートを意識して、チャンスをしっかりモノにしたいと思います。チームとしても個人としても、まずはタイ遠征で結果を残して、その調子を維持したまま来月のAFC選手権に挑めるよう準備したいと思います。

小牧正幸 選手（所属なし）
今日から始まったタイ遠征初日は、午前と午後のトレーニング共にフォーメーションの確認が中心のトレーニングを行ないました。その中でみんなが共通意識を持ちながら攻撃や守備をすることが重要になります。これらのことは勝つためには本当に大切なことです。今回は来月行われるAFC選手権前最後の大事な遠征になるので一回一回のトレーニングや試合の中でチーム力を上げ、個人としてもフィジカル面やプレーの精度を上げていきたいと思います。

スケジュール

※タイ5ビーチサッカー選手権2017の参加国は、タイ、マレーシア、ハンガリー、日本です。
※ スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更となる場合があります。