U-16日本女子代表が立ち上げとなる第1回目の活動を開始しました。今キャンプでは東西に分かれ、総勢42名の選手が招集されます。

緊張した面持ち選手たちが集まる中、東日本のキャンプ初日のトレーニングはフィジカル測定からスタート。シャトルラン、40メートル走、パワーを測定するバウンディング、持久系の能力をチェックするYo-Yoテストの4種目を行いました。午後のトレーニングでは、ウォーミングアップ後、アジリティトレーニングを行い、次にパス＆コントロール、最後は5対5のゲームを精力的に行い、初日のトレーニングを終えました。

夕食後には、午前中に行ったフィジカル測定の振り返りを含めたフィジカル内容のレクチャーを広瀬フィジカルコーチから受けました。その後もドクターから食事についての栄養レクチャーを受け、選手たちにとって実りあるキャンプ初日となりました。レクチャーを終えた後の楠瀬監督からのミーティングでは、「今日皆さんは、日本代表のこのウェアに袖を通しました。皆さんは日本代表なんです。」と楠瀬監督から気の引き締まる言葉を受け、キャンプ立ち上げ初日の全日程を終えました。

U-16日本女子代表候補は明日もトレーニングを行います。

※U-16日本女子代表：FIFAU-17女子ワールドカップウルグアイ2018を目指すチーム。9月にタイで行われるAFCU-16女子選手権の上位3チームのみにワールドカップ出場権が与えられる。

選手コメント

MF 松田紫野 選手（日テレ・メニーナ）
今日から新たにU-16日本女子代表のキャンプが始まりました。午前はフィジカル測定で、午後はトレーニングを行いました。夜のミーティングでは疲労を溜めない方法や、食事から栄養を取ることの大切さを学びました。トレーニングをする上で必要なことを知識として取り入れることができたので、これから継続していき、どの練習でも良いコンディションで望むことが出来るようにしたいです。今回のチームはお互いに初めてで、お互いの意思疎通ができていないので、明日の練習からしっかりとコミュニケーションをとって、プレーを合わせていきたいです。

FW 小林ひなた 選手（修徳高校）
私は日本代表のトレーニングキャンプに初めて招集されました。初めてのことが多く最初は緊張していましたが、少しずつ慣れていくことができました。午後のトレーニングでおこなったアジリティやパス練習では、守備をする際の止まり方や、足の運び方を学ぶことができました。また、パススピード等いつもとは違うスピードを肌で感じることができました。私自身ももっとパススピードを上げ、試合で使える練習をしていきたいです。夜のミーティングで、コンディションや栄養についてのレクチャーを受け、たくさんの知識を得ることができました。いままで知らなかったことも知ることが出来たので、今後の生活に繋げていきます。あと2日しかキャンプ期間はありませんが、その中で、より多くの経験を積みこの先に大きく成長できるようにしたいです。

MF 一法師央佳 選手（浦和レッズレディースジュニアユース） 
私は今回初めて日本代表のエンブレムを付けることが出来ました。一人ひとりの意識が高く、とても良いトレーニングキャンプのスタートが切れました。私の今回の目標は積極的にプレーして良いものを得て、自チームに戻り、活かすということです。まだ積極的なプレーが出来ていないので、残りの2日間でしっかりと取り組みたいです。サッカー面だけではなく、オフザピッチの過ごし方・食事面などもしっかりと取り組んでいきたいです。夜のレクチャーではフィジカル・栄養について勉強しました。高度なトレーニングをした場合の糖質の減り方などを聞き驚きましたが、自身でも意識して取り組んでいきたいと思いました。残り2日間しか無いので、しっかりとコミュニケーションを取り、良いキャンプにしたいです。

FW 原田えな 選手（日テレ・メニーナ）
今日は午前のトレーニングではフィジカル測定を行い、午後のトレーニングはアジリティやパス練習、5対5のゲームを行いました。測定では最善を尽くしたつもりでしたが、良い結果を残すことができませんでした。午後の5対5のゲームでは自チームの選手とコミュニケーションを取りながら連動し、ゴールを狙うことが出来たので、良かったと思います。今回のキャンプでは、自分の出来る限りのプレーを最大限に出し、日本代表のエンブレムを背負っているという自覚を常にもって取り組んでいきたいと思います。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。