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U-17日本代表 活動開始!第21回国際ユースサッカー in 新潟大会
2017年07月13日
練習試合 vs U-17北信越選抜
2017年7月12日(水) キックオフ時間 16:45 試合時間 70分(35分ハーフ)
サンスポーツランドしばた(新潟県新発田市)
U-17日本代表 7-1(前半2-1、後半5-0)U-17北信越選抜
得点
10分 福岡慎平(U-17日本代表)
21分 栗原イブラヒムジュニア(U-17日本代表)
23分 失点(U-17北信越代表)
39分 中村敬斗(U-17日本代表)
47分 中村敬斗(U-17日本代表)
49分 斉藤光毅(U-17日本代表)
53分 中村敬斗(U-17日本代表)
68分 斉藤光毅(U-17日本代表)
前半スタートメンバー
GK:谷晃生
DF:池髙暢希、関川郁万、馬場晴也、桝谷岳良
MF:鈴木冬一、岩本翔、福岡慎平、奥野耕平
FW:宮代大聖、栗原イブラヒムジュニア
後半スタートメンバー
GK:鈴木彩艶
DF:橋本柊哉、馬場晴也、関川郁万、菅原由勢
MF:桝谷岳良、奥野耕平、平川怜、上月壮一郎
FW:中村敬斗、斉藤光毅
交代
63分 馬場晴也 → 鈴木冬一
63分 関川郁万 → 岩本翔
マッチレポート
今年10月に行われるFIFA U-17ワールドカップインド2017へ向けて、U-17日本代表「00ジャパン」の活動が2ヶ月ぶりに開始しました。7日(金)にインド・ムンバイで開催されたFIFA U-17ワールドカップインド2017の抽選会の結果、日本はグループFに入り、ホンジュラス、フランス、ニューカレドニアと同組になりました。本番まで残り3ヶ月。チームとして連携やコンビネーションをより深め、攻守の熟成を図っていきます。
今回は7月15日(土)に開幕する第21回国際ユースサッカー in 新潟大会に参加します。U-17クロアチア代表、U-17メキシコ代表、U-17新潟県選抜と対戦し、昨年2位に終わった雪辱を果たすべく、3回目の優勝を目指します。特にU-17メキシコ代表は、FIFA U-17ワールドカップインド2017出場国であり、優勝を狙ってくる強豪国です。
11日(火)、U-17日本代表は新潟県新発田市内のホテルに集合。オープニングミーティングで森山佳郎監督は「今大会の目標は、徹底してボールを動かして、泥臭く勝つこと。プレーの質の徹底、1点の重み、勝利への執念、必死さ、これまでの遠征で学んだことを改めて実践しよう」と話しました。ミーティング後は、早速ピッチでトレーニングを開始。週末に公式戦があったことから、比較的軽めのトレーニングとなりました。短い時間でも集中力を高め、パスワークから、4対2、4対4+1フリーマン+2サーバー、5対4+GKと毎回実施しているトレーニングを振り返るように行いました。夜にはU-17日本代表が目指すコンセプトを、ギニア遠征の映像を見ながら改めて確認しました。
12日(水)の午前中は守備面を重点的に意識し、3対1、4対4+1フリーマン+2サーバー、1対1、6対5+GK、8対7+GKを行い、チームの共通認識を高めました。午後は、U-17北信越選抜と35分ハーフのトレーニングマッチを実施。試合序盤は硬さからかパスの質やスピードが低く、流れを掴めませんでしたが、徐々にボールを動かし相手を翻弄すると、優位に試合を展開していきます。
10分には、DF池髙暢希選手が右サイドからFW宮代大聖選手に低いクロスを上げると、宮代選手が上手く落としたボールを、駆け上がったMF福岡慎平選手が冷静に決めて先制点を奪います。さらに、23分には再び右サイドを崩し、池髙選手のボールを受けたMF鈴木冬一選手が、絶好のクロスを上げるとFW栗原イブラヒムジュニア選手が豪快に頭で合わせて2点目を奪います。しかし、気が緩んだのか相手に一瞬の隙を付かれてしまいます。ロングボールから、上手く相手に体を入れられて右サイドを突破されると、打たれたシュートがDFに当たり、シュートコースが変わって失点してしまいます。その後は、再び気持ちを切り替えて日本が優位に試合を進め何本もシュートを打ちますが、決めきれず前半は2-1で終了します。
後半、大きくメンバーを変更した日本は攻撃陣が勢いを活性化させます。39分には、FW斉藤光毅選手のスルーパスを受けたFW中村敬斗選手がシュートを放ち3点目。47分にも中村選手が上手く抜け出して冷静に4点目を奪います。続けて49分にも、斉藤選手が右サイドをパス交換から抜け出してゴールを奪います。53分にも中村選手が決め、後半だけでハットトリックを達成。MF桝谷岳良選手やMF上月壮一郎選手も、MF平川怜選手、MF奥野耕平選手からのスルーパスを受けて積極的にサイドからゴールへ仕掛け、次々にチャンスを作り出します。日本は、ボールを失っても素早く奪い返し、不要なクリアをせず、試合終了まで何度も攻撃を仕掛けます。68分には、奥野選手のロングパスを受けた鈴木選手が左サイドからクロスを上げると、斉藤選手がフリーで頭であわせ7点目。終始攻め続けたU-17日本代表が、7-1で勝利を収めました。
13日(木)、14日(金)とトレーニングを重ね、15日(土)から開幕する第21回国際ユースサッカー in 新潟大会に備えます。
選手コメント
DF #5 馬場晴也 選手(東京ヴェルディユース)
初めてU-17日本代表に招集されて大変嬉しく思います。昨日のトレーニングでは緊張もあり、コミニュケーション不足から意図が合わないプレーが多くありました。今日のトレーニングマッチでも、個人的に立ち上がりの入り方が悪く、簡単なミスが多く出ました。試合が進むにつれて落ち着き、後半で挽回できたことは良かったと思います。チームとしては、内容と結果にこだわってやっていきたいと思います。個人的には自分の課題であるオフザボールのポジショニングと、基本的なパスコントロールの質を上げることにこだわりたいです。自分らしさを積極的に出して、代表メンバーに残っていきたいです。
MF #16 岩本翔 選手(ガンバ大阪ユース)
個人的に少しボールをもらいに下がり過ぎてしまい、前線にボールが入った際のサポートが遅かったと反省しています。チームとしては、ボールを繋ぐ時間と前へ仕掛ける時間の区別をもっとはっきりして試合を進められれば良かったと思います。試合後にみんなで映像を見ながら分析するので、改善点を共有したいです。FIFA U-17ワールドカップインド2017まで残り3ヶ月。U-17日本代表に選ばれたのが初めてだと言っている場合ではないので、すぐにチームに慣れて、自分のプレーをしっかり出して3試合に全て勝てるように頑張ります。
MF #18 鈴木冬一 選手(セレッソ大阪U-18)
久々に招集されて嬉しいです。自分の長所を活かし、最大限の力を出して存分にアピールしたいです。今日は、試合終盤だけですが、サイドバックに挑戦しました。まだまだボールに絡めていない部分が多いので、もっと多くボールに絡んで貢献していきたいですし、サイドバックで出場した時の守備の位置や守備の仕方に関しては、まだまだトレーニングが必要だと感じました。ただ良かった場面もあり、攻撃に上手く絡んでアシストすることができ、チームがボールを失った後の切り替えもみんなと徹底してできました。U-17メキシコ代表など、この遠征で素晴らしい相手と対戦できるので、チームに貢献するプレーをして結果を出し、必ず優勝したいです。
スケジュール
7月11日(火) | PM | トレーニング |
---|---|---|
7月12日(水) | AM 7-1 |
トレーニング 練習試合 vs U-17北信越選抜 |
7月13日(木) | AM/PM | トレーニング |
7月14日(金) | AM/PM | トレーニング |
第21回国際ユースサッカー in 新潟 | ||
7月15日(土) | 16:30 | vs U-17クロアチア代表(五十公野公園陸上競技場) |
7月16日(日) | 16:30 | vs U-17メキシコ代表(五十公野公園陸上競技場) |
7月17日(月・祝) | 15:50 | vs U-17新潟県選抜(デンカビッグスワンスタジアム) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。