ニュース
U-15日本代表 ウズベキスタン遠征初戦を勝利で飾る~UFF U-15フレンドリートーナメント
2017年06月02日
UFF U-15フレンドリートーナメント 第1戦 vs U-15ウズベキスタン代表
2017年6月1日(木) キックオフ時間 10:00(現地時間) 試合時間90分(45分ハーフ)
JAR Stadium(ウズベキスタン/タシュケント)
U-15日本代表 5-1(前半1-1、後半4-0)U-15ウズベキスタン代表
得点
34分 失点(U-15ウズベキスタン代表)
38分 中川敦瑛(U-15日本代表)
66分 中野桂太(U-15日本代表)
72分 青木友佑(U-15日本代表)
81分 中野桂太(U-15日本代表)
87分 中野桂太(U-15日本代表)
スターティングメンバー
GK:佐々木雅士
DF:植田啓太、田島詳基、田中芳拓、中野伸哉
MF:中川敦瑛、渡邉綾平、藤原優大、近藤蔵波
FW:花田耀祐、中野桂太
サブメンバー
GK:野澤大志ブランドン
DF:片桐羽馬人、横川旦陽、菅原一真
MF:山内翔、川島功奨、成岡輝瑠
FW:青木友佑
交代
HT 藤原優大 → 横川旦陽
HT 渡邉綾平 → 山内翔
HT 花田耀祐 → 青木友佑
76分 中川敦瑛 → 成岡輝瑠
76分 植田啓太 → 川島功奨
76分 中野伸哉 → 菅原一真
87分 近藤蔵波 → 片桐羽馬人
マッチレポート
U-15日本代表は1日(水)、UFF U-15フレンドリートーナメントの初戦でU-15ウズベキスタン代表と対戦し、5-1の勝利で幸先良く大会をスタートしました。
試合の立ち上がりから、アジアのライバル同士である日本とウズベキスタンは互いに激しい競り合いを見せます。日本は少し緊張した様子のプレーが続きますが、2分、FW中野桂太選手がループシュートを放ち、ゴールバーを直撃します。その後は、互いに攻守の切り替えが激しくなり、得点チャンスを狙いますが、決定的なチャンスは作れず、拮抗した時間が続きます。DF田島詳基選手、DF田中芳拓選手を中心に守備陣が集中して相手の攻撃を跳ね返しますが、34分に一瞬の隙をつかれます。ウズベキスタンはDFの背後を取ると、FWが上手く交わしてシュート。田中選手が必死にブロックしましたが、シュートはゴールに吸い込まれていきます。
先制点を許した日本は、すぐさま反撃に出ます。38分には、中野桂太選手が中央でボールを受けると、左サイドにドリブルし、シュート気味のクロスを上げます。上手く走り込んだMF中川敦瑛選手が合わせ、同点ゴール。前半は1-1で折り返します。
後半、気温が30度を超える炎天下の中、日本は運動量を減らさずに速い攻守の切り替えを徹底し、相手を圧倒します。52分には、途中出場したFW青木友佑選手がDF背後へ抜け出しループシュートを狙いますが、惜しくも外れます。65分には、中野桂太選手のシュートがこぼれたところを途中出場したMF横川旦陽選手が狙いますが、これもゴールならず。勢いが増す日本は66分、ボールを受けた中野桂太選手がドリブルで中央に切り込むと、得意の左足でカーブをかけたシュートが決まり、逆転ゴールを奪います。さらに72分には、MF山内翔選手がタイミング良くスルーパスを送ると、青木選手が相手GKを交わして得点を決め3-1に。
日本はその後も勢いを落とさずに攻め続けます。81分、青木選手が前線でパスカットしてシュートを放ち、一度は相手DFに弾かれますが、こぼれたボールを青木選手が折り返すと、中野桂太選手が冷静にゴールを決めます。さらに87分には、ゴール前でボールを受けた中野桂太選手が3点目を奪いハットトリックを達成しました。集中力を切らさず、試合はこのまま5-1で終了。日本は初戦を勝利で飾りました。
次の試合は3日(土)、U-15ベラルーシ代表と対戦します。
選手コメント
GK #1 佐々木雅士 選手(柏レイソルU-15)
2月のトレーニングキャンプ以来の招集なので、非常に嬉しかったですし、日の丸を付けて日本のゴールを守ることを大変誇りに思います。チームとしては、先制点を取られた後に逆転ゴールを奪って勝てたことは良かったですが、まだまだ課題が残る試合でした。特に先制点は、守備陣が耐えて集中していたにも関わらず、1本の決定機により得点を与えてしまいました。コミュニケーションがあれば防げた失点なので、次戦以降は伝えることをより意識して、無失点に抑えたいです。みんなが集中して初戦に勝利できたことは、大会の流れを掴むうえで非常に重要です。この勢いを継続していきたいです。次の試合では、自分が得意なキックで攻撃の起点になったり、ゴールを守ることにより責任感を持ってプレーし、勝利に貢献したいです。
DF #15 田中芳拓 選手(清水エスパルスジュニアユース)
立ち上がりは悪くはなく、落ち着いて相手の攻撃を跳ね返していましたが、ワンプレーで1点を決められて雰囲気が変わってしまいました。そこから、すぐに気持ちを切り替えて逆転できたことは良かったと思います。試合の進め方、相手との駆け引き、パスのスピードと課題は山ほどありますが、一戦ごとに課題を改善できればと思います。
MF #17 中川敦瑛 選手(横浜FCジュニアユース)
得点できたことは良かったですが、上手くプレーに絡めた回数が少なく悔しかったです。チーム的にも試合の入りは悪くなかったですが、軽率なミスが多かったです。個人としては、もっとゴールへの意識を高めていきたいです。体力面も課題が残るので、タフに成長していきたいです。大事な初戦で勝利できたことは自信にもなります。この勢いを必ず継続して、チームとしても個人としても成長していきたいです。
FW #10 中野桂太 選手(京都サンガF.C.U-15)
U-15ウズベキスタン代表はアジアのライバルで、AFC U-16選手権2018でも対戦する可能性があるので、その相手に勝利できたことはとても良かったです。ただ、攻め込みながらも先制点を簡単に与えてしまったことは反省しています。ボールの失い方が悪いと、簡単にゴールを与えてしまうと改めて感じました。残り2戦、気を引き締めて頑張ります。
スケジュール
UFF U-15フレンドリートーナメント | ||
---|---|---|
6月1日(木) | 5-1 | vs U-15ウズベキスタン代表(JAR Stadium) |
6月2日(金) | AM | トレーニング |
6月3日(土) | 10:00 | vs U-15ベラルーシ代表 |
6月4日(日) | AM | トレーニング |
6月5日(月) | 10:00 | vs U-15ポーランド代表 |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
UFF U-15フレンドリートーナメント
2017/6/1(木)~2017/6/5(月)