国際親善試合
2014年7月11日（金）　現地時間16:00キックオフ　90分（45分ハーフ）
King Mongkut's University（タイ/バンコク）

U-16日本代表　2-3（前半1-2、後半1-1）　U-17バンコクグラス

得点
0分　松岡大智（U-16日本代表）
29分　失点（U-17バンコクグラス）
45+1分　失点（U-17バンコクグラス）
46分　失点（U-17バンコクグラス）
85分　崎村祐丞（U-16日本代表）

スターティングメンバー
GK：大迫敬介
DF：下口稚葉、森岡陸、梶山幹太、松岡大智
MF：佐々木匠、小野湧哉、藤本寛也
FW：崎村祐丞、石川啓人、渡邊陽

サブメンバー
GK：鶴田海人、原田岳
DF：阿部雅志、西本卓申、堂安律、渡辺皓太、森下怜哉
MF：菅大輝、田中碧
FW：安井拓也、杉浦文哉

交代
HT分 大迫敬介 → 鶴田海人
51分 梶山幹太 → 阿部雅志
68分 藤本寛也 → 渡辺皓太

マッチレポート

初戦U-18ムアントン・ユナイテッドとの試合に勝利し、今日のバンコクグラスとの試合に勝てばグループステージ突破、という想定で試合に臨みました。
前半20分にFW松岡大智選手（セレッソ大阪U-18）の得点で先制した日本でしたが、その後はバンコクグラスの速いプレッシャーや球際の勝負に敗れ、29分、前半アディショナルタイムに失点し、1-2で前半を終えました。

後半開始直後、コーナーキックから追加点を奪われスコアは1-3になり、そのまま試合の主導権を握られた状態で時間は経過していきました。
85分、相手のペナルティエリア内のハンドで得たPKを崎村祐丞選手（アビスパ福岡U-18）が決めましたが、その後追加点を奪うことはできず、2-3のままタイムアップとなりました。

明後日の試合はAFC U-16選手権の決勝トーナメント1回戦で対戦する可能性のあるU-16タイ代表です。
本番を見据えた今回のシミュレーション遠征で、仮想とはいえ追い込まれた状況の中で開催国のタイ代表と行う試合はチームにとって非常に重要な経験になるはずです。

コメント

吉武博文 監督
現在、勝ち点3+1の状況の中、グループステージ第2戦という設定で試合を行いました。今日の試合で勝ち点3を取り決勝トーナメント進出を決めるのか、それとも勝ち点1を取り、第3戦に自力での突破の確率を高めるのか、それとも最少得失点差で敗れるのか。ゲームに出た選手たちで90分間をどうデザインするのか、といった大局観を学習するためのゲームでもありました。しかし先制するもその後ペースを乱し、2失点という日本チームの弱点を露呈する結果となり非常に残念でした。
これで予選リーグを勝ち抜くには最終戦で最悪でも引き分け以上という条件になったので、ここをどう切り抜けるかが楽しみです。対戦相手も第3戦はU-16タイ代表なので、さらに興味深い戦いになりました。

藤本寛也 選手（東京ヴェルディジュニアユース）
今回の遠征では、事前の準備と自分たちでスイッチを入れることの重要性を言われ続けてきたにも関わらず、ロッカールームでの準備に始まり、ウォーミングアップでも、スイッチを入れることが出来ませんでした。次の試合では最初から120％の状態で試合に臨めるようにしていきたいです。

崎村祐丞 選手（アビスパ福岡U-18）
1試合目に勝利していたので、今日勝てば予選突破に繋がる大事な一戦でした。前半に先制しましたが、その後の試合運びが悪く、結果的に逆転されてしまいました。ボールを保持し続けるも、相手の背後への動き出しやスルーパスが少なく、決定機を作ることなく試合終了となりました。第3戦はこの試合の課題を活かして絶対に勝利したいと思います。

石川啓人 選手（サガン鳥栖U-18）
先制点を挙げたにも関わらず、その後の試合の進め方が悪く、逆転されてしまいました。得点した後の試合運びをもう少しチーム全体で考えていきたいです。個人的には相手の背後に抜け出す動きが少なかったので、運動量と同時に改善していきたいと思います。

スケジュール

今後の予定