5月16日(水)より開幕する2018 CFA China Sports Lottery Cup Jiangyin International Youth Football Tournamentに向けて、U-16日本代表が活動を開始しました。U-16日本代表は、今年9月に開催されるAFC U-16選手権マレーシア2018を勝ち抜いて来年のFIFA U-17ワールドカップペルー2019の出場を目指しています。なお、予選リーグではタイ代表、タジキスタン代表、マレーシア代表と戦います。

中国での今大会は2年前にも優勝を果たしており、今年の日本はU-17イラン代表、U-17キルギス代表、U-17中国代表と対戦します。夏の選手権に向けてのチーム作りにも繋がる非常に重要な大会となります。

12日(土)の夜に成田空港に集合した U-16日本代表は早速ミーティングをしました。森山監督からはチーム結成時から掲げているコンセプトである「自分のストロングを発揮し、チームのストロングを発揮する」を改めて伝え、遠征をスタートしました。翌13日(日)に、上海浦東空港を経由して現地入りしたチームは早速トレーニングを行いました。飛行機とバスの移動をしてきた選手たちは、小粥智浩コンディショニングコーチによるコンディションの回復を中心としたメニューを行いました。

14日(月)からは本格的なトレーニングを開始。午前のトレーニングでは、ボールを「見続ける」「関わり続ける」をテーマに狭いエリアでの4対4や5対5+1フリーマンなどの練習を実施しました。午後のトレーニングでは攻撃と守備における「判断の共有」を意識して最後には11対11のゲームを実施しました。また、午前午後ともにフィジカル強化を意識したメニューにも取組みました。

U-16日本代表は明日には大会による公式トレーニングに臨み、16日(水)にU-17イラン代表と初戦を戦います。

選手コメント

GK #1 佐々木雅士 選手（柏レイソルU-18）
中国に入ってからチームの雰囲気も良く、強度の高いトレーニングが出来ていると思います。明日も二部練習があるのでチーム全員で団結して、明後日の試合に勝てるように良い準備をしていきたいです。9月のAFC選手権に向けても、この遠征で優勝して自分たちの自信に繋げていきたいです。

MF #21 三戸舜介 選手（JFAアカデミー福島U18）
今日は、この遠征で初めての2部練習でした。午前はゴール前の攻防で、午後は守備をメインとする練習でした。初日からとても良い雰囲気で練習が出来ているのでこれからも続けていきたいです。課題として、一つ一つのプレーや、判断の共有などの質を上げていく必要があると思います。9月にはU-16AFC選手権があるので、この遠征で良い結果を出して、チームとしても個人としても選手権に繋げていき、明日からも良い雰囲気でやっていきたいです。

FW #9 中野桂太 選手（京都サンガF.C.U-18）
昨日中国に到着しましたが、昨日の午後と今日の午前・午後ととても良い雰囲気の中でトレーニングが出来ています。初めてのメンバーもいますが、全員が積極的にコミュニケーションを取り、試合に向かっていけていると思っています。明後日から試合が始まりますが、全員が勝つという目標に向かって戦っていきます。3連勝して日本に帰ってきますので、応援よろしくお願いします。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。