11日(月)にAFC U-16女子選手権タイ2017の初戦を迎えるU-16日本女子代表は4日(月)、午前・午後とトレーニングを行い、大会前の国内合宿を打ち上げました。

午前のトレーニングの前には、楠瀬直木監督より手渡されたユニフォームを着用して集合写真を撮影しました。自身の名前が入ったユニフォームを着用して選手の緊張も高まる中行った写真撮影でした。撮影後はセットプレーの確認を中心としたトレーニングを行い、午後はゲーム中心のトレーニングを行いました。ピッチには選手同士の要求し合う声が響き渡り、緊張感のあるトレーニングを行って国内最後のキャンプを終えました。

チームは5日(火)、大会開催地であるタイ・チョンブリに向けて日本を出発します。

選手コメント

FW #8 加藤もも 選手（星槎国際高湘南）
今日の午前のトレーニングはセットプレーを中心に行いました。対戦相手を意識し、リアリティを持ってやらないと試合では使えないので、集中して取り組みました。午後のトレーニングはボール回しポゼッションをし、いろいろな制限の中で正確にパスを出したり、体の向きであったり、少ない時間の中で判断することを意識し、頭を使ってできたと思います。相手の重心をみて、パスを出しもっと相手の逆をとりながらできるようにしたいです。午後のゲームでは、闘うという気持ちを強く持ち、「球際で負けない」ということを意識しました。初戦のオーストラリア戦で自分たちからしかけて相手を押し込むために、トレーニングの最初からもっと声を出し、迫力のあるトレーニングをして絶対に勝てるように準備をしていきたいです。

FW #23 百濃実結香 選手（セレッソ大阪堺ガールズ）
午前中はセットプレーなどを中心に行いました。様々なパターンのセットプレーを実践していく中でも味方としっかり合わせることが大事だということがわかりました。午後は、ボール回し、ポゼッションのトレーニングと紅白戦をしました。ボール回しは途中でプレーの制限が増えていったり、ルールが変わったりする中で、味方がボールを受けたい位置と自分が出したい位置が違いパスがずれるなど、納得いくボール回しができませんでした。ポゼッションは攻守の切り替え、奪いどころをチームで決めてプレーすることを意識しました。ゲームでは、粘り強く守備をして絶対にボールを取りきることや、攻撃面では相手と駆け引きをして、裏に抜けてパスを受けるのか、足元で受けるのかはっきりさせるなどの課題が残りました。この課題をトレーニングで少しでも克服できるように頑張ります。

スケジュール

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC U-16女子選手権タイ2017

大会期間：2017年9月10日(日)～2017年9月23日(土)
※上位3チームがFIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018に出場。
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