FIFA U-17ワールドカップインド2017の開幕が2日後に迫るなか、U-17日本代表は4日(水)、初戦の開催地・グワハティで初練習を行いました。

移動を挟むと2日ぶりとなるトレーニングを前に、午前中は心肺機能を高めつつ暑さに順化するため、ホテル敷地内でランニングなどを約45分間実施しました。強い日差しが照り付け、35℃を超える気温に選手たちから一気に汗が噴き出します。夕方5時からはグワハティ市内の中心地にある会場でトレーニングを。ウォーミングアップを行う頃にはまだ明るさが残っていたものの、4対2などボールを使用したメニューに切り替わると一気に日が落ちます。ポゼッションのあとは、フォーメーションを組んでの攻撃のビルドアップ、ハーフコートよりやや広いエリアでの11対11を行い、インド2日目の活動を終えました。

この日は9月に鎖骨を骨折し、別メニューで調整を続けていたFW斉藤光毅選手が全体練習に合流。大会への思いを表現するかのように、ピッチで躍動していました。

大会期間中に計9試合が行われるグワハティは、紅茶で有名なアッサム州に位置し、インド北東部最大の都市。近年開発が進むこの地は、インドで一、二を争うほどサッカーが盛んな土地の一つでもあります。それを証明するように、日本の第1戦、第2戦を含むグループステージのチケットはほぼ完売の状況です。

「ホテルも食事も申し分なく、移動もポリスエスコートがアシストしてくれ、素晴らしい環境。注目度が高いことも感じますし、見てくださる方が楽しめるような試合ができれば」と森山監督はインドメディアの取材に対してコメントしました。

8日(日)20:00キックオフの初戦・対ホンジュラス戦に向け、チームは最後の詰めのトレーニングを続けていきます。

選手コメント

FW #9 山田寛人 選手（セレッソ大阪U-18）
国内では別メニューだった時期もあり、インドでの初練習が久々の練習になりました。芝が変わったことで、自分も含めてプレーの質が少し落ちたと感じました。また日本とは全く質の異なる暑さなので、動きの面ではキリッとせず難しい部分がありました。ただ国内で積み上げてきたぶん、チームの雰囲気はいいです。試合までの残り少ない練習で、しっかりと準備していきたいです。

FW #17 斉藤光毅 選手（横浜FCユース）
復帰明けで、のびのびと新鮮な気持ちでプレーすることができました。サッカーができる喜びや楽しさをあらためて噛みしめています。そうしたなかでも、大会初戦が近くに迫り、どれだけアピールできるかを自分自身で意識してやっていきたいと思います。U-17ワールドカップはどこでどんな人が見ているかわからないので、個人としても、チームとしても少しでも成長できるように、優勝を目指していきたいです。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※練習会場の駐車場はスペースが限られています。お停めいただけない場合がありますこと、あらかじめご了承ください。

FIFA U-17 ワールドカップインド2017

大会期間：2017年10月6日(金)～10月28日(土)

日本代表戦：
第1戦 10月08日(日) 23:30 vs. ホンジュラス代表
第2戦 10月11日(水) 20:30 vs. フランス代表
第3戦 10月14日(土) 20:30 vs. ニューカレドニア代表
※時間は全て日本時間

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