U-17日本代表は7日(土)、FIFA U-17ワールドカップインド2017の初戦となるU-17ホンジュラス代表戦を翌日に控え、グワハティ市内のトレーニング会場で最終調整を行いました。

ウォーミングアップからパス、フォーメーション練習と進むと、最後はハーフコートでの11対11、フリートレーニングを実施し、約1時間のトレーニングを締めくくりました。練習後には、試合会場のIndira Gandhi Athletic Stadiumを全員で視察。この日合流したFW棚橋尭士選手も含め、芝の感触やスタジアムの空気感、ロッカールームなどを自分たちの目で確かめました。

「選手たちが、ギラギラした、やったるぞという状態でピッチを躍動する姿が見たいので、『最高の舞台、楽しんでこい』と初戦に送り出したい」と語っていた森山佳郎監督。大会を前にして、チームに対して常々こうした言葉をかけてきました。

2000年生まれの年代が中心となった”00ジャパン“が立ち上がったのは2015年3月。4月にインドネシアに遠征すると、これを皮切りに、2年半で4大陸14カ国を訪れ、国内キャンプと並行して試合を重ねてきました。「選手たちの自信になっている。いまでは、どんなチームと対戦しても、勇気を持って戦うことができる」と森山監督。ピッチ外でも、選手たちのコメントからは、互いへの信頼が伝わってきます。

北中米カリブ海（CONCACAF）の予選を勝ち抜き、3大会連続5度目の出場となるホンジュラスとの一戦は、20:00（日本時間23:30）キックオフ。U-17日本代表のFIFA U-17ワールドカップインド2017がいよいよ始まります。

監督・選手コメント

森山佳郎 監督
選手たちに、一試合でも多く国際舞台で経験してほしいという思いでいます。成長を考えたときに、3試合で終わるのと、7試合行うのとでは全く違います。昨年のAFC選手権でインドを経験していることはアドバンテージになります。湿度や気温も日本の夏を経験してからインド入りしていますので、問題はありません。ヨーロッパや南米などの遠征を経て、選手たちは自信を持ってプレーできるようになってきました。（U-17ワールドカップの）準々決勝の壁を破ることに期待しています。

MF #10 福岡慎平 選手（キャプテン／京都サンガF.C.U-18）
ここまで優勝を目指してきたなかでいろんなチャレンジをしてきました。準備はできていますし、自信を持ってやりたいです。ホンジュラスは、特に中盤の球際が強く、ボランチの守備能力が高いチームです。簡単にボールを奪われずに、コミュニケーションを取りながら展開していきたいです。チームとしては、オフの部分ではリラックスしていい雰囲気を作り、ピッチの中でもコミュニケーションが十分に図れています。今までの経験を活かすことができていると思います。

MF #14 上月壮一郎 選手（京都サンガF.C.U-18）
崩しの面ではどんどんボールをつないで展開して、今までみんなでやってきたことを出したいと思います。1対1では絶対に負けないというところを出して、攻撃ではどんどん前に仕掛けていきたいです。初戦が大事。チーム一丸となって戦い、目に見える結果を意識していきます。観客が多いほうがやりやすいので、楽しんでいきたいです。

FW #13 中村敬斗 選手（三菱養和SCユース）
ホンジュラスは高さもあり、集中力もある印象です。こちらは早い判断でパスを回していきたい。得点も大事ですが、守備はもちろんのこと、チームが苦しい状況で流れを変えたいです。  

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※練習会場の駐車場はスペースが限られています。お停めいただけない場合がありますこと、あらかじめご了承ください。

FIFA U-17 ワールドカップインド2017

大会期間：2017年10月6日(金)～10月28日(土)

日本代表戦：
第1戦 10月08日(日) 23:30 vs. ホンジュラス代表
第2戦 10月11日(水) 20:30 vs. フランス代表
第3戦 10月14日(土) 20:30 vs. ニューカレドニア代表
※時間は全て日本時間

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