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U-17日本女子代表 アメリカ遠征 第3戦 U-17アメリカ女子代表と対戦
2014年02月11日
2014 U-17 Women's NTC Invitational 第3戦
2014年2月9日(日)現地時間15:00キックオフ 45分ハーフ
USSF NTC(アメリカ/カーソン)
U-17アメリカ女子代表 2-1(前半1-1、後半1-0) U-17日本女子代表
得点者
5分 杉田 妃和(日本)
28分 失点
79分 失点
スターティングメンバー
GK:浅野菜摘
DF:松原志歩、南萌華、市瀬菜々、北川ひかる
MF:宮川麻都、西田明華、杉田妃和、長谷川唯、長野風花
FW:小林里歌子
サブメンバー
GK:松本真未子
DF:安部由希子、國武愛美、橋沼真帆、佐藤瑞夏
MF:立花葉、神田若帆
FW:山下史華、児野楓香、斉原みず稀
交代
59分 長野風花 → 斉原みず稀
75分 松原志歩 → 佐藤瑞夏
87分 北川ひかる → 神田若帆
マッチレポート
2014 U-17 Women's NTC Invitational第3戦は、優勝をかけアメリカとの一戦となりました。日曜日ということもあり、会場には多くの観客が訪れました。
日本ボールでキックオフ。開始早々5分、宮川麻都選手からのパスを受けた杉田妃和選手が、ゴール前で相手DFをドルブルでかわしシュート、日本が先制点を得ます。16分にはゴール前で長野風花選手から小林里歌子選手へとパスが繋がり、最後は西田明華選手が合わせるもGKに阻まれます。その後は、アメリカの寄せが早くスピードのある攻撃に苦戦し、日本は耐える時間が続きます。28分、相手にPKを与えてしまい、同点に追いつかれます。このままを1-1で試合を折り返します。
ハーフタイムに高倉監督は「厳しい試合になるのは当然。相手の寄せが早いので、もっと判断を早くしよう」と選手をピッチへ送り出しました。後半に入ると、日本は自分たちのリズムを取り戻します。47分にはDFラインからのボールに抜けだした西田選手がシュートを放つもGKに阻まれます。70分、杉田選手からの浮き球のパスに反応した宮川選手がシュート、これはわずかにゴール左に反れます。その後も攻め続ける日本ですが、79分、自陣でボールを奪われカウンターでゴール前まで持ち込まれ、2失点目を喫します。試合はこのまま1-2で終了。大会を2位で終了しました。
監督・選手コメント
高倉麻子監督
アメリカ遠征最後のゲームで、強豪国アメリカに対して自分たちが積み上げてきた守備の連動とスピード、攻撃時のコンビネーションや思い切りの良い突破を出していこうと試合に入りました。選手たちは攻守において良いトライをしてくれたと思います。個々の局面のフィジカルコンタクト、ロングボールの対応への不安定感は、課題として残りました。ワールドカップで勝ち抜くため、そして日本のサッカーをするために、より精度の高いパス、コントロール、コンビネーションをチームとして追求していきたです。
杉田妃和選手(藤枝順心高校)
アメリカ遠征最後の試合に1-2で負けてしまいました。前半の5分で先制点を決めることができましたが、その後、引き気味になってしまって押し込まれることが多く、PKを与えて失点してしまいました。後半からは日本が優位にボールを動かしてチャンスもありましたが、決まることができず、終了10分前に2失点目を喫しました。負けてしまい、悔しい思いが残りました。内容は後半に入ってからはすごく良くなり相手を上回っていたと思いますが、決定力という課題が残っているのであと1ヶ月少しでも良くなるように努力したいです。
浅野菜摘選手(JFAアカデミー福島)
遠征の集大成となった今日の試合は、2戦目の中国戦のような試合の入り方をしないよう、みんなで集中して入りました。アメリカはスピードも技術もあり、手強い相手でした。個人的には、ディフェンスの背後のケアとアメリカの特徴でもあるサイド攻撃を特に意識して試合に臨みました。これまでの2試合と比べ、ディフェンスとの連携をとることができ、ブレイクアウェイも積極的にトライすることができました。しかし、課題である踏み込みとプレーの方向のところから失点してしまい、これはチームに戻ってから徹底してトレーニングをしなければいけないと改めて痛感しました。難しい試合を経験することができて、私にとってとてもプラスになったと思います。
松原志歩選手(セレッソ大阪堺レディース)
アメリカは3月に行われるFIFA U-17女子ワールドカップに出場しませんが、とても強いチームなので気を引き締めて試合に入りました。スピードが速く、フィジカルが強い相手だったので、ディフェンスではラインの上げ下げや裏への対応、カバーリング、強く当たりに行くことなどを意識しました。ボールを持ってからのパスや次のプレーまでに時間がかかってしまい、判断が遅くなってしまうことが多かったので、そこを改善しなければいけないと思いました。また、パスやコントロールの質も高めていかなければいけないと思いました。今回の遠征で学んだこと、経験したことを無駄にせず、日々の練習から活かしていきたいです。
宮川麻都選手(日テレ・メニーナ)
今日戦ったアメリカは、技術やスピードもあり、トップレベルのチームでした。スピードがある相手に対する守備をどう対応するかという点が今日の反省点です。普段は相手の前に立って守備をすればボールを奪えますが、海外の選手を相手にするときには普段と違った守備をしなければいけません。今回のアメリカ遠征で学んだことを活かして、もっともっと個々の技術をあげられるようにしていきたいです。
神田若帆選手(広島文教女子大学付属高校)
昨年の4月にコスタリカで戦ったときよりもスピードやパワーなどがレベルアップしていて、以前のように試合を有利に進めることができませんでした。後半はシュートまで持っていく場面が増えてチャンスが作れていましたが、決めきることができず相手の早いカウンターで失点してしまいました。アジアとは違う世界レベルを体験して、このままではワールドカップで勝てないと思いました。チームに帰ってからの日々のトレーニングを、世界を意識して取り組みたいと思います。
スケジュール ※現地時間
2月5日(水) | 2014 U-17 Women's NTC Invitational | |
---|---|---|
15:00 | <第1戦>対ニュージーランド | |
2月7日(金) | 15:00 | <第2戦>対中国 |
2月9日(日) | 16:00 | <第3戦>対アメリカ |
今後の予定
2月21日(金)~ 23日(日) |
国内トレーニングキャンプ(千葉) |
---|---|
3月5日(水)~ 7日(金) |
直前トレーニングキャンプ(静岡) |
3月8日(土)~ 4月6日(日) |
コスタリカ遠征(FIFA U-17女子ワールドカップ コスタリカ2014) ※日本の大会初戦は3月16日(日)、決勝は4月4日(金) |
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