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U-17日本女子代表 アメリカ遠征 第1戦 U-17ニュージーランド女子代表に勝利
2014年02月07日
2014 U-17 Women's NTC Invitational 第1戦
2014年2月5日(水)現地時間15:00キックオフ 45分ハーフ
USSF NTC(アメリカ/カーソン)
U-17日本女子代表 5-0(前半3-0、後半2-0)U-17ニュージーランド女子代表
得点者
7分 小林里歌子
17分 長谷川唯
21分 杉田妃和
58分 西田明華
76分 宮川麻都
スターティングメンバー
GK:浅野菜摘
DF:西田明華、國武愛美、市瀬菜々、北川ひかる
MF:宮川麻都、佐藤瑞夏、長谷川唯、杉田妃和、安部由希子
FW:小林里歌子
サブメンバー
GK:松本真未子
DF:松原志歩、橋沼真帆、南萌華
MF:立花葉、神田若帆、長野風花
FW:山下史華、斉原みず稀、児野楓香
交代
ハーフタイム 安部由希子 → 長野風花
ハーフタイム 佐藤瑞夏 → 山下史華
ハーフタイム 國武愛美 → 橋沼真帆
63分 北川ひかる → 松原志歩
70分 小林里歌子 → 斉原みず稀
75分 宮川麻都 → 立花葉
マッチレポート
FIFA U-17女子ワールドカップの大事な準備となる「2014 U-17 Women's NTC Invitational」の初戦を迎えました。開催国アメリカ、中国、ニュージーランド、そして日本の4ヶ国で総当り戦を行います。
初戦は、FIFAU-17女子ワールドカップでも同グループで対戦するニュージーランドが相手です。
FIFAアンセムが流れるなか、キャプテンの杉田妃和選手を先頭に入場。国歌斉唱も行われました。
スターティングメンバーには、AFCU-16女子選手権を経験した選手6名を含むメンバーが名前を連ねました。
冷たい風が吹くなか、日本ボールでキックオフ。序盤から日本が試合の主導権を握ります。7分、相手GKからDFへのパスをカットした小林里歌子選手がゴールを決め先制。17分には右サイドを突破した小林選手がゴール前で折り返したパスに長谷川唯選手が、21分には長谷川選手からのパスに裏へ抜けだした杉田妃和選手が決め、前半を3-0で終了します。
ハーフタイム、高倉監督は「前半で3得点しているが、まだまだやれるはず。もう一度自分たちがやってきたことを再確認しよう」と声をかけ、選手たちをピッチに送り出します。
後半から安部由希子選手に代わり長野風花選手を、佐藤瑞夏選手に代わり山下史華選手を、國武愛美選手に代わり橋沼真帆選手を投入。すると54分、交代した長野選手からのパスを小林選手が受けシュートを打つも相手GKに弾かれます。前半3得点を挙げた日本ですが、まだまだ攻撃の手を緩めません。
58分、ハーフウェーライン付近で杉田選手からパスを受けた西田明華選手が右サイドをドリブルで駆け上がり、角度のないところからシュート、日本が4得点目を挙げます。64分には長谷川選手からのパスを受けた杉田選手がワンタッチで長野選手へパス、ゴール左へ流し込みますが、惜しくもオフサイドの判定。日本の特徴のひとつである流れるようなパス回しで相手を翻弄します。76分、右で得たコーナーキック。ゴール前の混戦から宮川麻都選手が押し込み、5得点目。試合はこのまま5-0で終了し、遠征初戦を白星で飾りました。
第2戦は7日、中国と対戦します。
監督・選手コメント
高倉麻子監督
守備では「連動」、攻撃では「コンビネーション」を課題にゲームに臨みました。攻守ともに、個の力でボールを奪い、得点できたことは素晴らしかったです。しかし、チームとして良いかたちでボールを奪うシーン、また得点の場面で3人目、4人目が絡むシーンが少なかったのが課題です。世界一を獲るために、日本のストロングポイントである組織力を上げていきたいと思います。
杉田妃和選手(藤枝順心高)
ニュージーランドの選手は身長も大きく、スピードもありました。前半の始めは、こちらのパスミスが目立ちました。1点入ってからは、攻撃のリズムが出てきて良い流れが作れたと思います。後半に3人のメンバー交代があったなかでも、流れを崩さずに点を取ることが出来て、メンバー全員が同じ意識でプレーできていたので良かったと思います。次の試合に向けての課題は、シュートやパスにおいて小さいミスをなくして確実なものにしていくことです。明日からのトレーニングに集中して取り組みたいと思います。
小林里歌子選手(常盤木学園高)
ニュージーランドは、FIFAU-17女子ワールドカップで同じ組なので、勝てたことは良かったと思いますが、今日はチームとしても個人としてもミスが目立ちました。チームとしては、簡単なパスミスで相手のチャンスとなる場面があったので修正が必要だと思います。個人的にはもっとチャンスを決めきれるよう、次戦も頑張りたいです。
西田明華選手(セレッソ大阪堺レディース)
昨年の9月に中国で行われたAFCU-16女子選手権以来のゲームでした。無失点で終わること、攻撃により多く絡むことを目標に試合に臨みました。チーム全体では、ボールを取られたあとの前からの守備、点をたくさん取って相手チームに嫌がられるようなプレーをすること、ポゼッションの質などを意識しました。私自身としては、得点できたことは良かったですが、判断が遅くてボールのタッチ数を多くしてしまったり、相手にボールを取られてしまったこともあったので、練習の時から意識して取り組んでいきたいです。無失点で勝てたことは良かったので、次の試合につなげていきたいです。
市瀬菜々選手(常盤木学園高)
ニュージーランドはFIFAU-17女子ワールドカップでも対戦するチームなので、「もう日本の顔は見たくない」と思ってもらえるくらいに、と思ってピッチに入って行きました。私が意識したことは、ラインの上げ下げです。出来るだけコンパクトな守備を心がけました。前半はたくさんチャンスが訪れ、3-0で折り返すことが出来たのですが、後半は相手のプレスが早まり、最初の時間帯にうまくパスを回すことが出来ませんでした。この試合で学んだことを次の試合で活かせるようにしっかりと反省し、改善していきたいです。
スケジュール ※現地時間
2月5日(水) | 2014 U-17 Women's NTC Invitational | |
---|---|---|
15:00 | <第1戦>対ニュージーランド | |
2月7日(金) | 15:00 | <第2戦>対中国 |
2月9日(日) | 16:00 | <第3戦>対アメリカ |
今後の予定
2月21日(金)~ 23日(日) |
国内トレーニングキャンプ(千葉) |
---|---|
3月5日(水)~ 7日(金) |
直前トレーニングキャンプ(静岡) |
3月8日(土)~ 4月6日(日) |
コスタリカ遠征(FIFA U-17女子ワールドカップ コスタリカ2014) ※日本の大会初戦は3月16日(日)、決勝は4月4日(金) |
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