15日はFIFA U-17女子ワールドカップ2014の大会開幕日です。
グループCの日本は翌日に初戦を迎えるため、この日は午前中、通常通りトレーニングに向かいました。
午前中はシュート練習やセットプレーの確認を行いました。

午後には、試合会場となるRicardo Saprissa Aymaスタジアムで公式練習を行い、スタジアムの雰囲気やピッチ状態を確認しました。

試合は午後2時キックオフ。公式練習が始まった午後4時過ぎにはピッチの大半は日陰となり、湿度も低いため肌寒いくらいでした。
選手たちはパスやシュートなどでピッチの状態を確認していました。

15日に行われた地元コスタリカ対ベネズエラ戦は、35,000人収容のナショナルスタジアムが満席となり、現地での注目度の高さを示しました。日本戦が行われる16日の会場も、3000枚を超えるチケットが売れているそうです。

監督・選手コメント

高倉麻子監督
私自身、初戦が早くこないかと楽しみにしていました。（直前キャンプの静岡で）雪から（リベリアの）35度近くの環境とかなりの気温差があり、選手たちのコンディションには気を使ってきました。今、選手たちは非常に良いコンディションです。スタジアムもとてもよい人工芝でした。
大会の初戦は入り方が難しいと思いますが、落ち着いてゲームに入れればと思います。対戦相手のスペインは個人技が高く、チームとしても組織化されており、優勝候補のチームです。私たちは、後ろに引くことなく強気でいきたいです。目標はまずはグループステージを突破すること。一試合一試合、選手たちも私たちも成長できるような試合をやっていきたいと思います。これまでずっと積み上げてきたように、全員で守備も攻撃もしながら、常にチャレンジャーとして戦いたいます。

杉田妃和選手（藤枝順心高等学校）　選手情報はこちら
コスタリカに入ったばかりの時は、（リベリアの）暑さもあり、かなり疲れやすかったですが、もう環境にも慣れ、コンディションは上々です。明日は100％以上の力が出せると思います。
公式練習も終わって、いよいよという気持ちです。明日の試合が楽しみです。しっかり準備をして、試合に臨みたいと思います。
（キャプテンとして臨む大会ですが）中盤のポジションとして、ゲーム中も声を出してチームを動かすことを意識しています。試合でもこれが大事になると思います。試合中はトレーニングの時以上に声を出して、チームを引っ張って行きたいです。

長谷川唯選手（日テレ・ベレーザ）　選手情報はこちら
前回のU-17女子ワールドカップで経験した悔しさがあります。前回成績のベスト8を超えて、優勝したいです。開幕がとても楽しみです。
トレーニングもみな明るく行っていて、良い雰囲気で明日の開幕戦に入ることができると思います。
対戦相手のスペインは強いことがわかっていますので、思い切ってゲームに入り、チャレンジャーとしてプレーしたいです。

スケジュール