第13回日中韓女子(U-18)サッカー大会 第1戦 vs U-18韓国女子選抜
2017年7月5日(水) キックオフ時間 15:00 試合時間 80分（40分ハーフ）
J-GREEN堺（大阪府）

U-17日本女子代表　1-0（前半1-0、後半0-0）U-18韓国女子選抜

得点
34分　小林一歩（U-17日本女子代表）

スターティングメンバー
GK：近澤澪菜
DF：小田川真奈、船木和夏、渡邊真衣、渋谷巴菜
MF：山田愛葵、山崎涼帆、小林一歩、宮本光梨
FW：土肥穂乃香、澁川鈴菜

サブメンバー
GK：黒沢彩乃
DF：鈴木陽奈、髙橋恵美理
MF：市川碧、川北美空、小林綺那
FW：有馬りこ

交代
HT　山田愛葵 → 有馬りこ
HT　小林一歩 → 市川碧
HT　宮本光梨 → 鈴木陽奈
57分　土肥穂乃香 → 小林綺那

マッチレポート

今大会は初招集の選手が多く、前半は緊張した様子でのスタート。前線からの守備を外されてしまうことが多く、リズムが掴めません。しかし、サイドチェンジからコンビネーションでゴール前まで運ぶシーンが徐々に増えます。すると前半34分、小林一歩選手のボール奪取から積極的に打ったミドルシュートがゴールに吸い込まれて1-0とし、そのまま前半を終えて試合を折り返します。

後半は、前半から選手3名を入れ替えてスタート。守備の強度、連動性が高まり、シュートシーンを多く作り出します。得点には至りませんでしたが、途中交代の選手を含め、前線への意識、ボールへの関わりが増えていきます。終盤に相手に決定機を作られるも、最終ラインの踏ん張りでピンチをしのぎ、そのまま1-0で勝利しました。

監督・選手コメント

楠瀬直木 監督
U-17日本女子代表の初めての活動として大阪府のJ-Green堺での日中韓国際女子（U-18）サッカー大会に出場しました。朝練習も含めハードな2日間の準備を行い、初戦であるU-18韓国女子選抜に臨みました。代表活動が初めての選手が多く、緊張で普段通りに行かずミスが続く立ち上がりでしたが、「代表」としての「重圧」を肌で感じてくれたことは良い経験になったと思います。連携や連動といった攻守におけるコンセプトも、トレーニングとは違う「国際試合」では影を潜めてしまいました。しかし、ゴール前で身体を張って決定的なシーンを防ぐプレーや、果敢な仕掛けを試みるプレーなどが徐々に現れ、可能性を感じることが出来ました。ハードな3連戦ですが、将来に繋がる内容で明日も挑んでいきたいと思います。

MF ＃6 山崎涼帆 選手（岡山県作陽高）
2日前に練習を開始して挑んだ初戦だったのですが、1-0という勝ちで終われて良かったと思います。しかし課題もたくさん見つかったと思います。個人的にはパススピードや攻撃参加の意識が低く、ボールを受けてから判断する場面が多く、早いサイド展開が上手に出来ませんでした。チームとしては前線からのハイプレスがうまくいかず、相手ペースでボールを回される回数が多かったと思います。またゴール前までボールを運べても決めきることが出来ませんでした。この課題を明日の午前で修正して、午後からのU-18中国上海選抜との試合で今日よりもっと内容のいいゲームをしたいです。

GK #1 近澤澪菜 選手（JFAアカデミー福島）
今日は今回の代表活動が始動してから初めての試合でした。初めての代表での試合を無失点で勝つことができてとても嬉しかったですが、チームとしても個人としても課題の残る試合だったと感じます。個人としては、ボールがない時の準備に課題を感じました。相手の状況把握やリスクマネジメントを考えたプレーが上手くいかなかったと思います。しかしまだ残り2戦が控えているので、気持ちを切り替えて次の試合に臨もうと思います。明日からの午前練習や試合でたくさんのチャレンジをしていき、全ての試合に勝って終われるようにしたいです。

MF #10 小林一歩 選手（十文字高）
今日はこのチームでの初の試合でした。まだ活動を開始して3日目ですが、勝利という形で終われたことは良かったです。しかし、まだまだ課題が多く残るので声を掛け合い、簡単なミスをすくなくしていって、残り3日間を有意義にできるように全員で意識を高めあっていきたいです。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。