AFC U-19選手権バーレーン2016 決勝 vs U-19サウジアラビア代表
2016年10月30日(日) キックオフ時間 17:30(現地時間)　試合時間 90分（45分×2）
Bahrain National Stadium（バーレーン／マナマ）

U-19日本代表　0-0（前半0-0、後半0-0、延長前半0-0、延長後半0-0、PK5-3）U-19サウジアラビア代表

スターティングメンバー
GK：小島亨介
DF：藤谷壮、冨安健洋、中山雄太、舩木翔
MF：堂安律、市丸瑞希、坂井大将、三好康児
FW：小川航基、岩崎悠人

サブメンバー
GK：廣末陸、若原智哉
DF：初瀬亮、板倉滉、町田浩樹、岩田智輝
MF：遠藤渓太、長沼洋一、原輝綺
FW：中村駿太、岸本武流

交代
60分　三好康児 → 遠藤渓太
75分　市丸瑞希 → 原輝綺
94分　藤谷壮 → 初瀬亮

マッチレポート

AFC U-19選手権バーレーン2016 決勝、U-19日本代表の今大会初優勝が懸かる試合の対戦相手は、U-19サウジアラビア代表。準決勝でU-19イラン代表に対し6-5と接戦をものにして勝ち上がってきた同代表は、開催国バーレーンの隣国ということもあり、多くのサウジアラビアサポーターがスタジアムに訪れ、これまでの日本の試合よりはるかに多い、およそ3,500人の観衆の中で試合はキックオフしました。

日本は準決勝のU-19ベトナム代表戦にこれまでと大きくスターティングメンバーを変えて臨みましたが、この日は準々決勝のU-19タジキスタン代表戦と同じ布陣で試合に挑みました。

試合は開始早々に日本がいきなりピンチを迎えますが、GK小島亨介選手（早稲田大学）の好セーブで難を逃れます。その後はお互いに決定機を作り出しますが、得点には繋げられず、0-0で前半を終えます。後半も決勝という緊張感からか、両者ともにフィニッシュまで行くことができず、MF三好康児選手（川崎フロンターレ）からMF遠藤渓太選手（横浜F・マリノス）、MF市丸瑞希選手（ガンバ大阪）からMF原輝綺選手（市立船橋高校）と2枚のカードを切るも流れを変えることができません。

90分間を戦い抜き0-0の両チームは、そこからさらに前後半15分の延長戦を戦うも決着がつかず、勝利の行方はPK戦へと移ります。

先行の日本は、1人目のキッカーから4人続けて決めたのに対し、サウジアラビアは4人目のキッカーがPKを失敗。日本の5人目FW小川航基選手（ジュビロ磐田）が最後のPKを決め、120分間の激闘を制した日本が大会初優勝を決めました。

また日本は、大会フェアプレー賞を受賞したとともに、MF堂安律選手（ガンバ大阪）が大会MVP賞を獲得しました。

監督・選手コメント

内山篤 監督
今日は試合前から非常にタフな試合になるとは思っていましたが、実際は予想以上に難しい試合になりました。どちらが勝って優勝してもおかしくない試合内容でしたが、最後のペナルティキックで日本に少しツキがあったのだと思います。今大会6試合通してタフな試合を選手たちはよく戦ってくれたと思っています。

MF ＃10 坂井大将 選手（大分トリニータ）
この大会を優勝という最高の形で終えられたことをとても嬉しく思います。チーム全員が一丸となって戦い抜いたからこそ成し遂げられた結果だと感じています。アジア王者となりましたが、約半年後にはU-20ワールドカップを迎えます。短い時間しかないですが、さらにチーム力を上げていけるようにまた頑張っていきたいです。

MF ＃15 堂安律 選手（ガンバ大阪）
大会MVPに自分が選ばれたことには正直驚きましたが、チームが優勝し、さらにこのような賞を受賞出来たことをとてもうれしく思います。大会を通して得点やアシストが思う以上にとれなかった中、チームのために守備面も頑張ることを意識してプレーしました。この賞は自分一人の力ではとれなかったと思うので、チームメイト全員に感謝したいです。

DF ＃3 中山雄太 選手（柏レイソル）
大会初優勝という快挙を無失点で成し遂げたことをとても嬉しく思います。サウジアラビアは厳しい相手でしたが、チーム全員で一丸となって戦い抜きました。次は世界の舞台でアジアチャンピオンとして良い結果を残せるよう、さらにチーム力を高めていきたいです。

スケジュール

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※上位4ヵ国がFIFA U-20ワールドカップ韓国2017の出場権を獲得します。韓国が準決勝に進出した場合は準々決勝で敗退した4チームにより、5位決定プレーオフを実施します。

AFC U-19選手権バーレーン2016

2016年10月13日(木)～2016年10月30日(日)
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