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U-20日本代表 AFC U-23選手権中国2018に向け活動を開始
2017年07月13日
5月のFIFA U-20ワールドカップ韓国2017から1ヶ月が過ぎ、U-20日本代表の選手たちが2020東京オリンピック、FIFAワールドカップという新たな目標を前に代表活動をスタートしました。
最初の活動となるのは7月19日(水)からカンボジアで行われるAFC U-23選手権中国2018予選への出場です。全10グループにわかれて予選が行われるなか、日本はグループJでフィリピン、カンボジア、中国と対戦。各グループの1位および各グループ2位の上位5チーム、開催国・中国の計16チームが来年1月の本大会に出場します。本大会は1995年以降生まれの選手を対象としていますが、日本は東京オリンピックに向けた代表強化活動として、1997年生まれの選手でチームを編成し予選に挑みます。
U-20日本代表は11日(火)から千葉県東金市でトレーニングキャンプを開始。12日(水)に行われた天皇杯3回戦でメンバー入りした選手を除く11名で2日間トレーニングを行いました。キャンプ2日目の午前中は、カンボジアで行われる3試合の会場が人工芝ピッチであることから、同じように人工芝の会場でトレーニングを実施。ピッチ上の気温が35度を超える中、ボールワークや3対2、コンビネーションからのシュートなどのメニューを90分行いました。
13日(木)には全23選手が揃います。翌14日(金)にユニバーシアード男子サッカー日本代表と練習試合を実施し、翌日にカンボジアへ入ります。
監督・選手コメント
内山篤 監督
初日のトレーニングで、まずは選手のコンディション確認を行いました。今回の予選は、2歳年上のチームと対戦します。東京オリンピックにつながる試合をしていきたいと思っています。U-20ワールドカップのメンバーは、ちょっとしたミスで得点が決められない、失点を許すということを体験してきました。初招集の選手やU-20ワールドカップを経験していない選手もいますが、チーム全体で、トレーニングから危機感を持って質の高いプレーを求めていきたいと思います。
GK #1 小島亨介 選手(早稲田大学)
今回は、FIFA U-20ワールドカップとトゥーロン国際大会のメンバーで主に構成されていますが、短い準備期間でチームの連携を深め、試合に臨みたいです。U-20ワールドカップでは、ゴール前のプレーの質や、一瞬の隙を突くプレーで世界との差を感じました。その差を埋める努力をチーム全体で行い、まずはアジアで結果を出し、次につなげていきたいと思います。
MF #21 伊藤洋輝 選手(ジュビロ磐田U-18)
初日のトレーニングから緊張感を持って取り組むことができました。この予選では結果にこだわってプレーし、持ち味であるミドルシュートも積極的に狙っていきたいと思います。U-20ワールドカップに出られなかった悔しさをプレーで表現し、東京オリンピック、ワールドカップにつながる試合にしたいです。
スケジュール
7月11日(火) | PM | トレーニング |
---|---|---|
7月12日(水) | AM/PM | トレーニング |
7月13日(木) | AM/PM | トレーニング |
7月14日(金) | AM 15:30 |
トレーニング 練習試合 vs ユニバーシアード日本代表(東金アリーナ) |
7月15日(土) | PM | トレーニング |
7月16日(日) | AM/PM | トレーニング |
7月17日(月) | PM | トレーニング |
7月18日(火) | PM | トレーニング |
AFC U-23選手権中国2018予選(グループJ) | ||
7月19日(水) | 15:30 | 第1戦 vs フィリピン代表(National Olympic Stadium/Phnom Penh) |
7月20日(木) | AM | トレーニング |
7月21日(金) | 18:30 | 第2戦 vs カンボジア代表(National Olympic Stadium/Phnom Penh) |
7月22日(土) | AM | トレーニング |
7月23日(日) | 15:30 | 第3戦 vs 中国代表(National Olympic Stadium/Phnom Penh) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※来年1月に開催されるAFC U-23選手権中国2018に出場するのは、予選の各グループ1位(10チーム)、2位の上位5チーム、開催地の中国の計16チームです。