FIFA U-20ワールドカップポーランド2019のノックアウトステージ1回戦（ラウンド16）、韓国との一戦を翌日に控えたU-20日本代表は6月3日(月)、冒頭15分のみを報道陣に公開したトレーニングに臨みました。

グループステージ最終戦のイタリア戦から5日が経過し、選手達のコンディションも向上。試合前日の緊張感が漂う中でも、選手やスタッフの顔には時折笑顔が覗くほどチームの雰囲気も良好です。チーム状態と比例するように連日雲ひとつない青空のもと、チームは韓国戦へ向け最終調整を終えました。

チームは大会期間中に田川亨介選手と斉藤光毅選手が怪我により途中離脱を余儀なくされましたが、残った19人の選手たちはそれぞれが責任感と絶対に次の試合も勝つという熱い気持ちを持ってトレーニングピッチを後にします。宿舎に戻ってからも選手間で練習内容を振り返りながら翌日の試合に向けた確認や細かい修正点を指摘しあい、チームとしての完成度向上に余念がありません。

日本は4日(火)17:30（日本時間24:30）、ベスト8をかけて韓国と対戦します。

選手コメント

DF #5 菅原由勢 選手（名古屋グランパス）
前線にターゲットになる選手が複数人いますし、僕たちにとって嫌なサッカーをしてくると思いますが、自分たちもそれに負けない良い準備をしてきている自信があるので明日は特に相手を意識せず勝負に挑みたいです。この大会では同じ年代でも各国のトップレベルでプレーしている選手が多くいますし、そういった選手と対戦できることは個人的には楽しみですし、絶対に勝ちたいと思います。

MF #10 齊藤未月 選手（湘南ベルマーレ）
日韓戦というと今まで各年代で先輩方が数々の熱い試合を行ってきていますし、明日も同じく、良い勝負ができればと思います。変に（日韓戦を）意識をしない、というのではなくそういった歴史ある一戦ということも胸に持ち、挑みたいです。ラウンド16はより注目度も高くなると思いますし、自分達はとにかく一人ひとりがやるべきことをやり、チームとしてまとまって戦い、それ以上に個人がプラスアルファの力を発揮すれば勝利に繋がるのではないかと思います。

FW #14 西川潤 選手（桐光学園高）
大会が始まってから、試合前には自分が所属する桐光学園高のチームメイト達から応援のメッセージを貰っていますし、色んな方にサポートしてもらっているのだなと感じながら過ごしています。明日対戦する韓国はテクニックにも秀でていて、フィジカルも強く、攻守でアグレッシブな印象がありますので、今持っている力を全て出して頑張りたいと思います。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

FIFA U-20 ワールドカップポーランド2019

大会期間：2019/5/23(木)～2019/6/15(土)

Round of 16：
2019/6/5(水) 0:30キックオフ(日本時間）
vs 韓国代表

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