U-20日本女子代表は8月13日(月)、FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018のグループステージ第3戦でU-20パラグアイ女子代表に6-0で勝利し、準々決勝進出を決めました。

開始5分、MF遠藤純選手の左サイドからのクロスにFW宝田沙織選手が合わせて、日本が早々に先制します。続く18分にはMF林穂之香選手からの浮き球のパスに再び宝田選手が足を伸ばして2点目。44分には宝田選手からのボールにFW植木理子選手が頭で合わせて日本はリードを3点に広げます。前半終了間際にも林選手、MF遠藤純選手と繋がったボールを最後は再び植木選手が流し込み、日本は4-0で前半を終えます。

後半に入ってからもゴールを求めてチャンスを作る日本。58分にはPKを獲得し、MF長野風花選手のキックは相手GKに弾かれたものの、60分に再び遠藤選手のドリブルから植木選手へとボールがつながり、植木選手のハットトリックで5-0とします。その直後、相手DFの裏に抜け出した宝田選手が今度はハットトリックで6点目。日本はその後、パラグアイにPKを与えますがGKスタンボー華選手のファインセーブで得点を許すことなく、6-0でパラグアイに勝利しました。

試合詳細はこちら

日本のグループCは全試合を終え、スペインが勝点7で首位、日本はそれに続く勝点6で準々決勝進出が決定。現地時間17日(金)19:30にグループDのU-20ドイツ女子代表と対戦します。

監督・選手コメント

池田太 監督
まず、この厳しいこのグループステージを突破できたことを嬉しく思います。選手たちはさまざまなプレッシャーがある中で、キックオフから自分たちの力を出してくれたことを誇りに思います。このゲームで特別なことをするわけではなく、これまで積み上げてきたもの続けていこうというコンセプトの中で、相手の背後やサイドをついていこうという狙いがはっきりしていたことが良かったと感じています。このあとの3日間で、選手の回復、対戦相手の分析、トレーニングをしっかりして、ひとつずつ次のステージに上がっていきたいと思います。

DF #17 北村菜々美 選手（セレッソ大阪堺レディース）
相手がボールに食いついてくるので、サイドや裏のスペースを狙っていこうと話していました。しっかりと体のケアをしながら、次の試合に向けていい準備をしていきたいと思います。

FW #11 宝田沙織 選手（セレッソ大阪堺レディース）
早い時間帯でしっかりと点を決めることができてよかったです。ゴールが取れたことは良かったですが、パスミス等もあったので、そこは減らしていきたいです。次からが勝負なので、チームとしてしっかり勝っていけるように、相手の隙や背後をつくプレーをしたいと思います。

FW #19 植木理子 選手（日テレ・ベレーザ）
何本かチャンスがあって決めることができなかったのは焦りましたが、仲間がどんどんいいパスをくれたので、中に入ってプレーすることが出来ました。宝田選手とはお互いにハットトリックをする約束を試合前にしていました。ここからが本番なので、チームワークを出せるチャンスでもありますし、チーム一丸となって頑張りたいです。

スケジュール

※時間はすべて現地時間。（ ）内は日本時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

FIFA U-20女子ワールドカップ フランス2018

大会期間：2018/8/5(日)～2018/8/24(土)
フジテレビNEXTで日本戦全試合を生中継予定
TV放送情報はこちら
大会情報はこちら