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U-21日本代表 AFC U-22選手権オマーン2013 大会総括 2
2014年01月24日
1月11日(土)からオマーンで行われていたAFC U-22選手権 オマーン2013に参加していたU-21日本代表。
昨日に続き、選手たちの大会総括をお伝えします。
選手コメント
鈴木武蔵選手(アルビレックス新潟)
なかなかクラブでは90分出ることが無いので、今回の大会は良い経験になりました。点を取ることはできませんでしたが、前向きに考え課題をみつけることができたので、チームに帰ってやることがたくさんできましたし、まだまだ成長できると感じました。中東諸国と対戦して、サッカーが日本でいつもやっているものとは違うと感じましたし、そのチームとオリンピック予選では厳しい戦いをしなくてはいけません。そういう意味では個としてもチームとしても今回は良い経験になりました。他の国ではA代表での経験もある選手たちがいて、レベルの高いチームもありました。僕達は試合に出れていない選手が多い中で、経験の差もありましたが、そういうところをこれからのクラブ、代表での活動で高めていき、A代表を経験していなくても、他のチームに勝てるように成長していきたいです。このチームはみんなサッカーに熱心、リラックスするところはリラックスしていて、楽しい日々を送ることができました。
中島翔哉選手(東京ヴェルディ)
試合、大会を通して楽しくプレーすることができました。A代表の中心選手としてプレーすることをいつも目標にしてプレーしているので、オリンピック出場を最終目標としてはいけません。その中で今大会は今までのサッカー人生の中では大きなものとなったと感じています。ただ、4試合で3ゴールという結果は全然満足していませんし、全てのプレーの質がまだまだ足りていないと感じました。もっとサッカーがうまくなりたいと思いましたし、これから1年、今まで以上にサッカー漬けの日々になる。周りの人への感謝を忘れずに、大切にしながらやっていきたいと思います。
金森健志選手(アビスパ福岡)
優勝できなくて悔しかったです。チャンスを貰った時にしっかりと点を取って、結果を出せるような選手になれるようにもっと練習をして、もっともっとサッカーがうまくなりたいと思いました。イラク代表戦に負けた時の悔しさを糧に、チームに戻って結果を残し、また代表に戻ってきた時にしっかりと結果が出せるような選手に成長していきたいと思います。
今大会では仕掛けの部分で積極的にできた感触はありますが、その中でさらに質を求めていきたいですし、自分が試合を決められるような選手になっていきたいです。
為田大貴選手(大分トリニータ)
試合に関してはボランチでももっと自分の良さを出さなくてはいけないと思いました。チームでもボランチで出場することは今後もあります。色々なポジションができるようになり、しっかりと結果を出せればまた呼んでもらえると思います。また呼ばれて互いに高め合っていきたいと思います。今回のチームはチームワーク、団結力あるチームでした。この大会自体はオリンピック予選を想定できた良い大会だったと思います。オリンピックに向かって動き始めたなというのはみんな感じています。
もし本番だったら、最後イラク代表に勝てないと本戦へ進めませんでした。今回はオリンピック予選ではありませんでしたが、厳しい試合ばかりでした。ここまで日本はずっとオリンピックに出場しているのはすごいことだと改めて実感しましたし、そこを自分たちが止めることがないように、もっともっと一人ひとりがレベルアップして、進化していきたいです。
矢島慎也選手(浦和レッズ)
今回はプレシーズンに、その前に自分でコンデションを作って集まるという初めての経験でした。その中でもチームがまとまり、スタッフ、選手が一丸となってコンデション上げていった過程は充実していたと思います。ベスト8へいけたことは良かった、でもそこで勝ちきれなかったことはこれからの課題です。試合の入り方イラク代表戦、守備からきちんと入って、悪くなかったと思います。ただどこかでチームがまとまった状態で前から圧力をかけられたときに、逆に圧力をかけ返せれば、もっと良い試合ができたと思います。自分は攻撃の選手として常に点に絡んだプレーをしなくてはいけません。最後のラストパスの精度、そこで違いを出せるような選手になりたい。
まだこのチームは始動したばかりで探り探りやっていました。これから違うメンバーも入ってきますが、このチームのコンセプトを積み重ねていく上で、より良くなっていくと思います。そのためには個人のレベルアップが必要です。自分たちのチームでみんなが頑張らないといけないと感じました。
荒野拓馬選手(コンサドーレ札幌)
この大会で立ち上がったチーム、最初の大事な大会で自分たちの現状を知れたことは大きいと思います。イラク代表に負け、ベスト8で終わり、本番だったらオリンピックを逃してしまってました。個人的にもFWとして今大会に挑戦して、無得点だったので、もっと個を高めなくてはいけないと感じています。
こうして代表の一員としてアジアの予選に出たことは今までありませんでした。いつも最後の最後に外れていたので、どういう雰囲気なのかと思いながら臨みました。セントラル開催ということで緊張感もある中で、国をかけて戦う、出場権をかけて戦うということを経験できて良かったです。これからまだ時間はあります。今回知ることができて、本当によかった。アジアでなにが通用して、なにが通用しないかがわかりました。またチームに帰って精一杯取り組んでいきたいです。
亀川諒史選手(湘南ベルマーレ)
結果としては一番良い結果を得られませんでした。アジアを勝ち抜くのは簡単ではないということを身を持って経験できました。今回が本番でなくて良かったです。これから予選が始まりますが、個々人がクラブに戻って、どれだけ成長してまた代表チームに戻ってこられるかというのが、大事になってくると思います。
今大会は1試合しか出場できず、自分の中では悔しさしかありません。またこういう舞台に呼ばれて、自分がピッチに出て、結果を残すことでしか悔しさは晴らせません。そのためにもチームに戻ってからの成長が必要になります。これを1つ目標にして、高めていきたいと思います。
浅野拓磨選手(サンフレッチェ広島)
1試合目にスタメンで出場できて、自信になりましたし、その分責任も生まれました。今はまだ年代別代表ですが、もっともっと上を目指して頑張らなくてはいけないと思いました。その試合で点は取れましたが、チームを勝利に導けなかったことは悔しかったです。課題が多く残った試合となりました。2試合目からはスタメンで出られずに悔しかったです。クウェート代表戦は途中出場での役割を果たすこともできませんでした。膠着した厳しい試合の中でどういうプレー必要か考えさせられました。イラク代表戦を前にミーティングでメンバー発表の際、名前が無かったときはやはり悔しかったです。イラク代表は強く、自分が中に入っても自分のプレーもなかなかできませんでした。そういう試合でも存在感を出していかないと代表の舞台で残り続けられません。これからチームに帰っても、危機感を感じて、試合にもっと出るということにこだわってプレーしていかないと生き残れないと感じました。
上を目指して普段から意識の高い選手として頑張っていきたい。あくまで目標はもっと上、そこを目指していくためにも代表での活動を大事にしていきたいですし、オリンピックに出て、大舞台で自分のプレーをしっかり出せるよう、日頃から頑張りたいです。
最後に東アジア競技大会でもそうでしたが、少ない人数でも日本を応援してくれるサポーターがいることは幸せなことです。自分たちのことを今回も後押ししてくれました。負けたときも前向きな言葉で後押ししてくれたこと感謝しています。そういう人たちのためにプレーしなくてはいけませんし、応援してくださるみなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、絶対に勝つんだという気持ちを持ってこれからも戦っていきたいと思います。
スケジュール ※現地時間
01月9日(木) | 15:30 | 練習試合 対オマーン アーミー クラブ |
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AFC U-22選手権 オマーン 2013 | ||
01月12日(日) | 20:00 | グループステージ第1戦 対イラン(Royal Oman Police Stadium) |
01月14日(火) | 20:00 | グループステージ第2戦 対クウェート(Royal Oman Police Stadium) |
01月16日(木) | 17:00 | グループステージ第3戦 対オーストラリア(Royal Oman Police Stadium) |
01月20日(月) | 20:00 | 準々決勝 対イラク(Seeb Sports Stadium) |
01月23日(木) | 17:00 | 準決勝 |
01月25日(土) | 19:30 | 3/4位決定戦(Seeb Sports Stadium) |
01月26日(日) | 19:30 | 決勝(Sultan Qaboos Stadium) |
テレビ放送予定 ※日本時間
決勝 | CSテレ朝チャンネル2 | 01月27日(月) 20:00~ |
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