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U-22日本代表、石垣島でのトレーニングキャンプ3日目
2015年12月25日
キャンプ3日目の24日、前日のどんよりした天気とは打って変わって石垣島らしい美しい青が空に広がる素晴らしい天候に恵まれました。
まずは、6分×2セットの有酸素ラン、個別に心拍数を設定した30秒×8~12本のインターバル走で自分を追い込み、最終予選を戦い抜く体を作ります。その後、ポジション別のパス&コントロール、ポゼッションをし、最後は3チーム対抗の練習で午前を終えました。午後に入るといきなり雨が降り出す、南国らしい天候。午後の練習は6~7人のパス&コントロール、ポジション別のパス&コントロールから始まり、フォーメーション・コンビネーション練習で長いボールに対する攻守の陣形を確認すると、1+9対9の実践形式の練習で戦術に落とし込みます。2日連続の二部練習でフィットネストレーニングの比重も高いため、選手たちにも徐々に疲れが見えてきましたが、それでも来月カタールで行われる重要な大会に向けて気合に満ちた表情を見せていました。
夕食時にこの日22歳になったFW久保裕也選手の誕生日を全員で祝いました。久保選手から「このチームでオリンピックの出場権を獲得することが一番の誕生日プレゼント。がんばりましょう!」と挨拶があると他の選手から大きな歓声が上がりました。25日は午前練習のみ実施する予定です。
選手コメント
DF 高橋祐治 選手(カマタマーレ讃岐)
最終予選メンバーの残り2枠に入るためにアピールすることは意識していますが、このチームが最終予選に勝ってオリンピックに出場するということが最優先なので、チームに良い影響を与えられるように練習でもっと声を出して盛り上げたいと思っています。センターバックとして、ゲームにおけるリーダーシップや、相手FWに好きにプレーさせない部分をしっかりアピールしていきたいです。ただ、最終予選にだけとらわれず、その先の自分のサッカー人生のためにも、この石垣島で毎日レベルアップできるようにトレーニングに励みたいです。
DF 亀川諒史 選手(アビスパ福岡)
所属クラブで良い結果を残せたシーズンでしたので、メンタル面でもフィジカル面でも良い状態でこのキャンプに入ってこられました。守備でやられなければ絶対に負けることはありませんので、最終予選では、まず守備からしっかり入って、ボールを奪えた瞬間に自分の良さである切り替えや前に出る推進力を出していきたいです。それを出せないと自分がピッチに立つ意義が無いと思いますので。大会初戦までの準備期間はあると思いますので、そこに向けてどれだけ自分たちの良さを高め合っていけるかが重要です。初戦を勝てばその後、勢いが出ると思いますので、このキャンプで初戦に対して良い準備をしていきたいです。
FW 久保裕也 選手(BSCヤングボーイズ/スイス)
9ヶ月ぶりの代表活動です。チームの雰囲気がすごく静かだと事前に聞いていましたが、声も出ていて思っていた以上にやりやすい環境でした。まだ合宿が始まったばかりですので、これから練習を重ねていけばプレーの連携面でももっとやりやすくなると思います。自分もほかの選手もオリンピックに絶対出たいという気持ちでプレーしていますので、それが良い形で結果につながれば良いと思います。積極的にゴールへ向かう姿勢やシュート、チャンスメイクといったプレーをこの代表でも出していきたいです。初戦の朝鮮民主主義人民共和国戦がかなり大事になってきますので、そこで勝ちきれるようにフィジカルもメンタルも全て良い準備していく必要があります。この年代は「世界を知らない年代」と言われたり、オリンピック出場を不安視する声もありますが、個人的にはあまり気にしていません。自分たちは自分たちのサッカーをして勝ち抜けたらそれで良いですし、最終予選を勝ち抜けられるよう、チームがまとまっていけたら良いと思います。
スケジュール
12月23日(水) | AM/PM | トレーニング |
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12月24日(木) | AM/PM | トレーニング |
12月25日(金) | AM | トレーニング |
12月26日(土) | AM/PM | トレーニング |
12月27日(日) | AM/PM | トレーニング |
12月28日(月) | AM | トレーニング |
12月29日(火) | AM/PM | トレーニング |
12月30日(水) | AM | トレーニング |