AFC U-23選手権タイ2020予選のU-22マカオ代表戦を翌日に控え、U-22日本代表はヤンゴン市内で15:00から最終調整を行いました。

ゲーム形式やセットプレーで確認を終えると、横内昭展監督代行は「いろんな想定外は必ず起きる。チーム一丸で崩れずにいこう」と選手たちに語り掛けました。それに呼応するように、昨年の活動に唯一フル参加のMF三好康児選手は「何が起きてもいい準備をしたい。初戦は硬い試合になることが多かったけど、勝点3を取ることだけを考えていきたい」とコメント。対戦するマカオに対しては、「アジア特有で、少し引いてくることも想定される。自分たちがボールを保持するなかでいかに崩すか、また失われてもいかに崩させないか」と気を引き締めていました。

この日、トレーニング前には公式会見が行われ、予選Iグループの監督4名が出席しました。テレビカメラ15台、約50人の報道陣が集まった会場からは、地元・ミャンマーへの注目度の高さ、結果を求める現地メディアの熱が伺えました。「サッカーでは何が起こるかわからない。対戦する3チームはいずれも危険な相手」と横内監督代行。「暑さや中1日という条件のなかでも走力やプレーの質が落ちない選手たちが見たい」と話していました。

予選の3連戦、いよいよスタートです。

選手コメント

DF #4 板倉滉 選手（FCフローニンゲン）
オランダとの気温差はありますが、この中でもやらなければいけないですし、厳しい戦いになることはわかっています。この気温、こうした環境で、チームで一緒にできるのは、チームとしても自分にとってもプラスになります。まずは一戦目だけを見ています。マカオはFWのスピードもありますし、一度も対戦したことはないですが、試合の中で柔軟に対応したいです。積み上げてきたものを出して、暑さやいろんな条件は関係なく、しっかり勝って終わりたいです。

DF #21 町田浩樹 選手（鹿島アントラーズ）
鹿島アントラーズというクラブで勝負し続けようと思って、そこでスタメンとして出ることが代表にもつながると考えていました。（最後に参加した代表活動から）メンバーも思ったほど変わっていないですし、クラブで試合に出てそれを評価してくれたことが嬉しいです。ここで満足せず、呼ばれ続ける選手になるよう結果を求めていきたい。スリーバックは新しいチャレンジで新鮮です。ゴールを守ることは変わらないので、そこはぶれずに、そして初戦は難しい試合になるので、全員でまとまってやっていきたいです。

MF #17 松本泰志 選手（サンフレッチェ広島）
アジア競技大会での経験があって、今の自分があります。連戦でできたこと、決勝で強い相手と対戦できたことが自分自身の成長につながったと思います。今回は、チームとしてのバランスやリスク管理がありながらも、決定的な仕事をするのがテーマ。組む相手とうまくコミュニケーションを取って、少しでも上に上がっていければと思います。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC U-23選手権タイ2020予選

大会期間：2019年3月22日(金)～2019年3月26日(火)
大会会場：Thuwunna Stadium

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