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U-23日本女子代表 ラ・マンガ国際大会 活動レポート(2/27)
2014年02月28日
千葉県内で2日間のトレーニングを行った後、U-23日本女子代表は空路と陸路で17時間半をかけてスペインに渡り、26日深夜に現地ホテルに到着しました。
迎えた翌朝、ホテルの窓からは素晴らしい日の出を見ることが出来ました。
午前中のトレーニング開始時、中村監督が選手を集めてキャプテンと副キャプテンを発表しました。キャプテンには杉田亜未選手(吉備国際大学→伊賀フットボールクラブくノ一)、副キャプテンには吉良知夏選手(浦和レッズレディース)と武仲麗依選手(INAC神戸レオネッサ)が就任。杉田選手は「みんなで力を合わせて目標である3勝をめざそう!」とチームメイトに呼びかけました。
午前中は軽いランニングと手つなぎ鬼などで長時間の移動で固まった身体をほぐしました。
見てください、この澄んだ空の色!
午後はボールを使ったパスやシュートなどの技術トレーニングから、ゲーム形式のトレーニングを行いました。
明日1日が大会前最後のトレーニングとなります。その後は1日おきに3試合が組まれるタフなスケジュールを控えています。
選手コメント
杉田亜未選手(吉備国際大学→伊賀フットボールクラブくノ一)
千葉では主にゲーム形式で、なでしこジャパンのメンバーとプレーする機会が多かったですが、個人の判断力や1つ1つのプレーの質の部分で差がありました。これは、改めて課題をたくさん感じ、今後に繋げられる良い経験となりました。
世界のトップの選手と戦える機会がなかなかないので、今大会は3ゲームを行える充実した時間になると思います。目標である3勝は絶対にしたいです。チームとしても個人としても結果にこだわりたいです。
キャプテンとして、何ができるわけではないと思いますが、自分がしてきた経験によって、自分の意見を伝えながら、チームメイトたちの意見を聞きながら、コミュニケーションをとっていきます。目指すところは全員が同じであるべきなので、それを自分から発信してきたいです。
吉良知夏選手(浦和レッズレディース)
なでしこジャパンのメンバーと試合をする機会はなかなかないのですが、千葉で合同トレーニングやゲームをすることができ、自分のできたところとできなかったところを認識出来ました。なでしこジャパンとのゲームでは、シュートチャンスを作ることができましたし、コンビネーションも良くなってきたと思うので、手応えは感じています。攻撃面ではこの千葉キャンプがラ・マンガ国際大会にうまく繋がりそうな感じがします。
移動を経て今日動いてみると、思ったよりも身体が疲れていたので、今日と明日でしっかりコンディションを調整したいと思います。今大会は3試合あるので、出場できれば1試合に1点を取ることを目標にしています。
副キャプテンに指名されましたが、自分では自分のことをしっかりしているとは思っていないので驚きました。チームワークのことを考えすぎなくていいほど、このメンバーは仲が良いと思います。最年長者なので、オンとオフをしっかり切り替え、プレーでみんなを引っ張っていけたら良いと思います。
武仲麗依選手(INAC神戸レオネッサ)※写真中央が武仲選手
スペインに来る前のキャンプでは、なでしこの選手と多くの実戦形式を行い、スピード感やテクニックの違いを改めて感じました。海外と比べ、技術は日本の選手のほうがあるというイメージを持っています。自分たちがなでしこジャパンの選手たちにやられたようなことを、今回、海外のチームに対してできれば良いと思います。(過去に選ばれた)U-19やU-20の大会ではメンバーには入りながらも試合に出場することができませんでしたが、今回の大会で結果を残したいという気持ちが強いです。
副キャプテンのような役職は中学以来です。チームをまとめるというよりも、GKというポジション柄、チームを支えていきやすいと思います。率先してチームの仕事などもやっていきたいと思っています。
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