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なでしこチャレンジ トレーニングキャンプ 4日目 男子高校生とトレーニングマッチを行う
2018年12月07日
なでしこチャレンジトレーニングキャンプは6日(木)、活動4日目を迎えました。
午前中は世界で戦うときのフィジカルの大切さ、今後の代表チームのスケジュールがミーティングで共有された後、フィジカルについてのレクチャーと実践を室内外で合計1時間半程行いました。
午後は、男子高校生チームとのトレーニングマッチ30分3本が予定されており、この合宿で意識して取り組んできたことをピッチで表現しよう、チームとして勝負にこだわろうと高いモチベーションで臨みました。1本目の立ち上がりで失点してしまったもののその後は相手のパワーとスピードに順応し、小林里歌子選手、林穂之香選手の得点で2-1で勝ち越すことに成功しました。しかしその後さらに失点を許してしまい、30分3本終了時には2-4と、悔しい結果に終わりました。
夕食後には選手同士でトレーニングマッチの映像を確認し、自分たちの課題に向き合う姿がみられました。明日トレーニングキャンプ最終日を迎えます。選手はこのキャンプで少しでも多くのことを吸収して帰ろうと高い意欲を見せていました。
監督・選手コメント
高倉麻子 監督
なでしこジャパンの底上げを目的として行っているなでしこチャレンジトレーニングキャンプですが、今回は戦術的な落とし込みを行いながら、個の力も評価対象としています。今日のように強くて速い相手と対戦する中で、良い判断をすることを選手に求めています。なでしこジャパンは世界で勝つことを目標にしているため、すべてのプレーの強度と精度を高めること、本気で世界をとりたいと思うその気持をグラウンド上で表現することが重要です。そういう意味で今回のキャンプは非常に手応えのあるものとなりました。今回招集した選手から、より多くの選手が今後なでしこジャパンの競争に食い込んできてくれることを期待しています。
DF 北川ひかる 選手(アルビレックス新潟レディース)
今回のキャンプを通じて、攻撃の部分では自分らしく積極的に攻撃参加ができたと思います。一方で自分の課題が守備であると、改めて認識することができました。なでしこジャパンのメンバーに入るには守備の課題を克服していく必要があると感じています。来年の女子ワールドカップのメンバーに入ることを諦めていないですし、最後の最後に滑り込んででも選出されたいという強い気持ちはあります。そのためにまずは自身の課題を克服することが優先だと思います。課題の修正を突き詰めて行い、誰にも負けないサイドバックを目指します。
MF 林穂之香 選手(セレッソ大阪堺レディース)
プレッシャーやスピードの速い男子高校生と対戦をする中で、良いポジショニングやタイミングなどでボールを動かし前に運んでいくためには、判断のスピードと正確さを向上させていくことが必要だと感じました。昨日までのトレーニングで「前を向くこと」を強く意識してやってきましたが、前を向くことができたときには、前にボールを運ぶことができました。ちょっとした体の向きやタイミング、パスの質によって状況は変わってくるので、細かいところまで丁寧にプレーすることを意識したいと思います。前を向く回数を少しでも増やしていけるように日々のトレーニングを積み上げていくことが大切だと思いました。
スケジュール
日付 | 時間 | 内容 |
---|---|---|
12月3日(月) | PM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
12月4日(火) | AM/PM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
12月5日(水) | AM/PM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
12月6日(木) | AM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
2-4 | トレーニングマッチ vs.藤枝明誠高校男子サッカー部(J-STEP)【一般公開】 | |
12月7日(金) | AM | トレーニング(J-STEP)【一般公開】 |
※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。
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