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フットサル日本女子代表 世界女子フットサルトーナメント vsフットサルブラジル女子代表

2014年12月14日

フットサル日本女子代表 世界女子フットサルトーナメント vsフットサルブラジル女子代表

第5回世界女子フットサルトーナメント
2014年12月12日(金)  キックオフ 18:00    試合時間 20分プレーイング
Palacio de los Deportes (コスタリカ/サンホセ)

フットサル日本女子代表   0-6 (前半0-5、後半0-1)   フットサルブラジル女子代表

得点
2分 失点(フットサルブラジル女子代表)
2分 失点(フットサルブラジル女子代表)
12分 失点(フットサルブラジル女子代表)
18分 失点(フットサルブラジル女子代表)
19分 失点(フットサルブラジル女子代表)
38分 失点(フットサルブラジル女子代表)

スターティングメンバー
GK:山本彩加
FP:春山愛、関灘美那子、中島詩織、堀田えり子

サブメンバー
GK:佐藤麻陽
FP:藤田靖香、中野絵美、坂田睦、加藤沙織、小出夏美、横山純子、吉林千景、園田瑞貴

マッチレポート

第5回世界女子フットサルトーナメント、ブラジルとの第3戦を迎えました

午後18時キックオフ。日本は、山本彩加選手、春山愛選手、関灘美那子選手、中島詩織選手、堀田えり子選手の5人でスタート。開始早々2分、自陣内を相手にドリブルで持ち込まれると、そのままシュート、早くも先制点を許します。そのわずか20秒後、ゴール前から豪快にシュートを打たれ、2失点目を喫します。11分、自陣でボールを奪った中島選手が右サイドを駆け上がる春山選手へパス、ゴール前でスライディングし相手GKと交錯しますが、惜しくも足はボールに届きません。その後、12分、18分、19分と立て続けに失点し、前半を0-5で折り返します。

23分、相手のパスをカットした小出夏美選手がドリブルで持ち込み、右サイドの関灘選手にパスを出すも、うまく合いません。過去4大会連続で優勝しているブラジルに対し、1点でも取りたい日本ですが、シュートで終わることができません。38分に追加点を入れられ、0-6で試合は終了しました。

この試合にも、現地で日本文化を学ぶ学生ほか、たくさんの方々が日本を応援に駆けつけ、声援を送ってくださいました。グループリーグを3位で終えた日本は、12月14日にグアテマラと5位決定戦を戦います。

監督・選手コメント

在原正明 監督
勝利のために目の前のプレーに執着しながらも、それを上回っていく相手との試合を経験できました。今日の試合結果は純粋に競技力の差です。いつ走り、いつ止まり、いつ力を抜くべきかは、すべて相手とボールとの調和にあるということを学んだことが最大の成果だと思います。ボールを介して仲間だけでなく相手ともコミュニケーションをとることができるブラジルの選手たちと本気で戦うことができた経験は、今後の女子フットサル界のみならず日本のフットサル全体の大きな財産となります。 試合の一部だけを見て、世界王者との違いは精神面や技術の差であると安易に結論づけられるものではありません。フットボール文化や環境などナショナルチームにはさまざまな背景がありますが、ブラジルの選手たちは明らかにプレーする上で必要な脳が鍛えられていたことが印象的でした。フットボールをプレーしながら、いかに集中、注意、情報感知、情報処理、感情制御といった能力を高められるかといった課題についても今後は真摯に取り組んでいきたいと思います。

山本彩加 選手(フットサルクラブヴェイル寝屋川レディース)
グループリーグ突破のチャンスを残したままブラジルと対戦できることになりました。チームの雰囲気は最高潮で、自分たちにしかできないフットサルがどこまで通用するのかやってみよう、何より笑顔で楽しもうと臨んだ一戦でした。

しかし、絶対王者のブラジルは本当に強かったです。体感したことのないプレッシャー、速さ、切り返し、シュートに、失点を重ねてしまいました。それでも、全員で一点を奪いにいくという目標を最後まで追い続けました。点差は開いてしまいましたし、自分自身冷静さを欠いてピンチを作り失点しまったことを反省しています。ただ、もう一戦することができるので、切り替えて次への準備をしたいと思います。

今日は、日本から応援に来てくださった方々や現地の日本人学校の方々、大使館の方々の声援がものすごく大きく、本当に幸せだと感じました。このメンバー、スタッフ、そして応援してくださっている多くの方々と喜びを分かち合うためにも、必ず結果を残します。

坂田睦 選手(SWHレディースフットサルクラブ)
今日のブラジル戦は完敗でした。あらゆる局面においてブラジルの方が何枚も上手で、悔しい気持ちももちろんありますがそれすらもおこがましいくらいにレベルの違いを感じました。申し分のない技術、スピード、アイデアを前に次は何をして来るのかと圧倒されながらもそんな相手と試合を出来ることがすごく楽しかったです。

今日も日本からの応援団や地元の日本人学校の方々など本当にたくさんの方々に応援に来ていただき、日本からは遠いコスタリカでの試合にも関わらず、ホームのような雰囲気で試合ができたことにすごくパワーをもらいました。
たくさんの応援団の方々への感謝の気持ちに溢れる一方で、結果としてお返し出来なかったことに対し自身の未熟さを痛感し、不甲斐なく感じています。

この舞台で最高の相手と最高の試合をするために、成長してまたここに戻って来れるように精進したいと思います。
その前にまだ順位決定戦が残っているので、勝って、皆で笑って終われるように最後までチーム一丸となって闘いたいと思います。

スケジュール

12月6日(土) AM/PM トレーニング
12月7日(日) AM/PM トレーニング
12月8日(月) AM/PM トレーニング
12月9日(火) AM/PM トレーニング
第5回世界女子フットサルトーナメント
12月10日(水) 0-4 vs ポルトガル
12月11日(木) 3-2 vs ロシア
12月12日(金) 0-6 vs ブラジル
12月13日(土) AM/PM トレーニング
12月14日(日) 15:30  5位決定戦 vs グアテマラ
12月19日(金) AM/PM トレーニング
12月20日(土) 15:00 国際親善試合 vs フットサルチャイニーズ・タイペイ女子代表(グリーンアリーナ神戸)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

国際親善試合

2014年12月20日(土) 兵庫/グリーンアリーナ神戸
フットサル日本女子代表 vs フットサルチャイニーズ・タイペイ女子代表
15:00キックオフ(予定)
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