FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018が8月5日(日)から24日(金)にかけて開催されます。

今大会には各大陸予選を勝ち抜いた16チームが開催地のフランスに集結。各チームは1998年1月1日以降に生まれた21人の選手によって構成されます。4チームずつの4グループに分かれてグループマッチを戦い、上位2チームがノックアウトステージに進みます。

2年毎に開催されているFIFA U-20女子ワールドカップは、2002年に「FIFA U-19女子世界選手権」として女子ユース年代の国際大会として初開催されると、2006年大会からは20歳以下にレギュレーションが変更となり、2008年大会に現行の大会名に改称されました。

日本の過去最高成績は2012年大会と2016年大会の第3位です。日本開催となった2012年大会では、GK池田咲紀子選手（浦和レッズレディース）、猶本光選手（SCフライブルク／ドイツ）、横山久美選手（AC長野パルセイロ・レディース）、田中美南選手（日テレ・ベレーザ）といった現在のなでしこジャパンの中核を担う選手たちが出場。自国開催の大会で快進撃を見せました。

パプアニューギニアで開催された前回大会は、市瀬菜々選手（マイナビベガルタ仙台レディース）や長谷川唯選手（日テレ・ベレーザ）らを擁してグループステージを2勝1敗で1位突破を果たします。初の決勝進出を懸けた準決勝はフランスを相手に延長戦までもつれる熱戦となりましたが、惜しくも敗戦。3位決定戦では1-0でアメリカに勝利し、2大会ぶりの3位に輝きました。

今大会、日本には、アメリカ、スペイン、パラグアイという強豪ひしめくグループステージでの戦いが待ち受けていますが、各年代で国際経験を積んできた選手たちを核として初優勝を狙います。

本大会への出場権が懸かった昨年10月のAFC U-19女子選手権中国2017では決勝で前回のFIFA U-20女子ワールドカップ優勝チームである朝鮮民主主義人民共和国に勝利し、5度目の優勝を果たすなど、その実力は折り紙付き。また、宮川麻都選手（日テレ・ベレーザ）、 南萌華選手（浦和レッズレディース）、長野風花選手（仁川現代製鉄レッドエンジェルズ／韓国）ら2014年のFIFA U-17女子ワールドカップコスタリカで初優勝し、世界一を知る選手がメンバー入りしていることも心強いポイントです。

なでしこジャパン（日本代表）への登竜門とも言える本大会で選手たちはどのような輝きを放つのか。優勝の行方と共に、若きなでしこたちの活躍にぜひともご注目ください。

スケジュール

※時間はすべて現地時間。（ ）内は日本時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

FIFA U-20女子ワールドカップ フランス2018

大会期間：2018/8/5(日)～2018/8/24(土)
フジテレビNEXTで日本戦全試合を生中継予定
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