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ニュース

U-21日本代表、2連勝でグループステージ突破~第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバン)~

2018年08月17日

U-21日本代表、2連勝でグループステージ突破~第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバン)~

U-21日本代表は16日(水)、インドネシアのチカランで、第18回アジア競技大会のグループステージ第2戦を戦い、U-23パキスタン代表を相手に4-0で勝利しました。

第1戦のネパール戦から中1日で迎えたこの試合、日本は先発メンバーを8名変えて試合をスタートさせます。GKは小島亨介選手、ディフェンスラインは右から岡崎慎選手、板倉滉選手、大南拓磨選手、ボランチに神谷優太選手、松本泰志選手、両ウィングバックに長沼洋一選手、遠藤渓太選手を配置し、前線はシャドーを旗手怜央選手、岩崎悠人選手、トップを前田大然選手が務めました。

ゴールにこだわることを一つのテーマとして臨んだ選手たちは、試合開始早々に結果を出します。2分、岡崎選手がディフェンスラインの右から相手のGKとディフェンスの間に斜めのロングボールを入れます。これをそこに走り込んだ岩崎選手がシュートを決め、先制に成功します。すると9分、今度は大南選手がドリブルで持ち上がり、裏へ抜け出した旗手選手へパス、旗手選手が左足で落ち着いて決め、2-0とします。さらに10分、岩崎選手が相手のボールを奪うと、前田選手、旗手選手へと素早くつなぎ、最後は前田選手が冷静にゴールに流し込みます。3点をリードした日本は19分、神谷選手が左サイドをするすると駆け上がった遠藤選手へ大きく展開すると、遠藤選手はゴール右隅を狙ってシュートを打ちますが枠外に逸れます。そして35分、遠藤選手がゴール前へ送ったクロスを旗手選手が落とし、そのボールを岩崎選手が豪快にゴールネットに突き刺し、4-0とします。

4-0で試合を折り返した日本は後半も攻める姿勢を続けます。52分、岡崎選手の縦パスから長沼選手がクロスを入れますが、これはゴール前の前田選手に合いません。72分には神谷選手に代えて原輝綺選手を投入。激しいコンタクトで向かってくるパキスタンに対し決定的チャンスを作らせないまま、試合を進めますが、ここでアクシデントが。GK小島選手が前に出てきた相手選手と接触、打撲で交代を余儀なくされ、代わってオビパウエルオビンナ選手がゴールを守ります。81分にも遠藤選手に代わって初瀬選手がピッチへ。追加点を狙うも、前田選手が「攻撃が単発になってしまった」と振り返ったように、決定的チャンスは訪れません。

試合はこのまま終了。日本は、相手の枠内シュートは1本に抑え、ピンチを招くことなく4-0でパキスタンに勝利しました。この結果、グループDは日本とベトナムが2試合を終えて勝ち点を6に伸ばし、ともにグループステージ突破を決めました。次戦は19日(日)、グループ1位通過をかけてU-23ベトナム代表と戦います。

監督・選手コメント

森保一 監督
初戦の内容を踏まえ、得点という結果によりこだわろうということで臨みました。大幅に選手を変更したなかで、選手たちが勝利への意欲を見せて勝ち点3を掴み取ってくれ、チームとしての自信になりました。しかし、ここからはベトナム戦、ノックアウトステージと進むにつれてさらに厳しい戦いが待っています。まだまだミスはありますし、今日も後半にもう1点取れればさらに良かった。次に向けてより攻撃力を上げ、より高いレベルを目指してやっていきます。

DF #3 岡崎慎 選手(FC東京)
(1点目のアシストは)最初のワンプレーで(岩崎選手と)目が合って、しっかり出せました。時間を追うごとに慣れましたが、まだこのチームでプレーしたのはこの試合の90分のみ。ミスも多かったですし、合っていないプレーもありました。戦術を早く染み込ませて、修正していきたいです。足元が自分の一番の特長。引いた相手に対しては後ろからのビルドアップが大事ですが、そこで違いを出せないと次はないと思ってやっています。

MF #13 岩崎悠人選手(京都サンガF.C.)
(先制点は)ディフェンスの背後を狙うことは意図していました。岡崎選手からいいボールが来て、早い時間帯に決められて良かったです。個人としては、得点を決めたことでゴールへの姿勢を見せることはできましたが、まだまだ最後のところでこだわらなければいけない点が多く、次戦に向けて修正したいです。グループDを1位で突破するために次もチーム全員で戦います。

FW #9 旗手怜央選手(順天堂大学)
初戦は出られなかったので、今日は何が何でも結果を残さないとダメだと思って入りました。前線の3名で、前から(仕掛けて)いこうと話していました。予想通り、そして話していた形通りのことが出せました。今年に入ってからアシストも目標としてきたので、こういった舞台で出せたことも自信につながります。

スケジュール

第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバン)
8月14日(火) 1-0 第1戦 vs ネパール(Cikarang/Wibawa Mukti Stadium)
8月15日(水) TBC トレーニング
8月16日(木) 4-0 第2戦 vs パキスタン(Cikarang/Wibawa Mukti Stadium)
8月17日(金) TBC トレーニング
8月18日(土) TBC トレーニング
8月19日(日) 16:00
(18:00)
第3戦 vs ベトナム(Cikarang/Wibawa Mukti Stadium)
8月20日(月) TBC トレーニング
8月21日(火) TBC トレーニング
8月22日(水) TBC トレーニング
8月23日(木)
8月24日(金)
16:00or19:30 ラウンド16 (Bekasi/Patriot Stadium or Cikarang/Wibawa Mukti Stadium) 
8月25日(土) TBC トレーニング
8月26日(日) TBC トレーニング
8月27日(月) 16:00or19:30 準々決勝(Bekasi/Patriot Stadium or Cibinong/Pakansari Stadium)
8月28日(火) TBC トレーニング
8月29日(水) 16:00or19:30 準決勝(Cibinong/Pakansari Stadium)
8月30日(木) TBC トレーニング
8月31日(金) TBC トレーニング
9月1日(土) 15:00
18:30
3位決定戦(Cibinong/Pakansari Stadium)
決勝(Cibinong/Pakansari Stadium)

※時間はすべて現地時間。( )内は日本時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバン)

大会期間:2018/8/18(土)~2018/9/2(日)

【男子】グループステージ
第1戦 8月14日(火) 21:00[日本時間] vs ネパール代表
第2戦 8月16日(木) 18:00[日本時間] vs パキスタン代表
第3戦 8月19日(日) 18:00[日本時間] vs ベトナム代表

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