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U-17日本代表 2014サニックス杯国際ユースサッカー大会 決勝トーナメント
2014年03月23日
決勝トーナメント1回戦
2014年3月22日(土) 9:30キックオフ 80分(40分ハーフ)
グリーンフィールドC(福岡/宗像市)
U-17日本代表 2-2(0-0、2-2) PK 9-8 アビスパ福岡ユース
得点者
44分 失点(アビスパ福岡ユース)
53分 失点(アビスパ福岡ユース)
61分 岩本和希(U-17日本代表)
71分 小川紘生(U-17日本代表)
スターティングメンバー
GK:阿部航斗
DF:佐久間理央、庄司朋乃也、大桃海斗、吹ヶ徳喜
MF:岩本和希、杉山雄太、縄靖也、鎌田啓義、長沼洋一
FW:岸本武流
サブメンバー
GK:小島亨介
DF:伊藤克尚、中山雄太、町田浩樹、坂井大将
MF:小川紘生、鈴木徳真、市丸瑞希、浦田樹
FW:髙木彰人、杉森考起
交代
54分 杉山雄太 → 鈴木徳真
54分 縄靖也 → 市丸瑞希
55分 佐久間理央 → 伊藤克尚
66分 鎌田啓義 → 杉森考起
71分 岩本和希 → 小川紘生
マッチレポート
決勝トーナメント1回戦の相手は、アビスパ福岡ユース。
試合は日本がボールを支配するものの、数センチのパスのズレから攻撃のチャンスが作れず、なかなかシュートまで運べずに前半を終了します。
後半44分、守備陣の連携ミスから、右サイドを突破され、中央にボールを入れらると、これを決められ先制を許してしまいます。
さらに、50分には、不用意にボールを奪われ、ボールを奪い返そうとしたプレーにファウルを取られ、PKに。このPKをGKの阿部選手が一度は止めるも、
こぼれ球を押し込まれて2失点目。しかし、もう後がない日本はここから選手交代で攻撃に変化を入れ、
必死に相手のゴールに攻め込みます。すると、61分。交代で入った鈴木選手と市丸選手の連携で崩し、相手ペナルティエリア内に入ると、最後は岩本選手が冷静に相手を交わしてシュートを決め1点差にします。
そして、71分には、途中交代でピッチに入ってきたばかりの小川選手が、左足のミドルシュートを豪快に決めて同点。
その後も日本が猛攻を仕掛けますが、2-2で試合終了。勝敗の行方は、PK戦にもつれ込みます。
PK戦は、3本目で日本が外し万事休かと思いましたが、決めれば敗退となる相手の5人目のシュートを阿部選手が見事にセーブ。
さらにPK戦が続きます。その後も両者譲らずに決め続け、迎えた10人目。相手のシュートがポストに当たり外れます。
これを決めれば日本の勝利というところで登場したのが、この試合のゲームキャプテンを務める庄司選手。
緊張感が漂う中でシュートしたボールは、ゴールの正面に突き刺さりゴール。
苦しんだ試合展開になりましたが、準決勝進出を決めました。
コメント
吹ヶ徳喜選手(名古屋グランパス)
アビスパ福岡ユース戦の反省は、ファーストプレーがミスで始まってしまい、そこからなかなか立て直すことができずいつも通りのプレーもできず、簡単なミスを何度もしてしまったというのが反省です。あと守備の部分でも、サイドハーフとのマークの受け渡しができていなくて自分のサイドを突破されることが前半に何度もありました。でも後半はそれを修正することができたので良かったです。ビルドアップのところでは、もっとアングルをつくって縦パスを出せるようにしたいですし、自分の特徴でもあるサイドを突破してクロスのところの制度をもっと上げていかなければいけないと思っています。そして、チームとしては2点差から同点に追いつきPK戦で勝つことができたのはとても良かったですし、次につながることができたのは嬉しかったです。
庄司朋乃也選手(セレッソ大阪U-18)
試合は立ち上がりが悪く、自分もパスミスや相手に強くいくところを行くことができず、度のタイミングでみんなでボールを取りにいくタイミングなど、センターバックの自分が声をだして伝えなくてはいけないのにできませんでした。結果的には2-2のPKで勝つことができて嬉しいですが、2失点してしまったのは悔しいです。2失点しなければもっと楽に試合できたと思います。失点の場面も声をかければ防げたと思います。攻撃時のビルドアップはテンポが遅くあまりいいパスが出せませんでした。もっとワンタッチや間につけてリズムを作っていかないとダメだなと思いました。でも自分の長所でもあるロングボールや競り合いを少し出せたのでよかったです。しっかり今日のことを反省して明日の試合で勝てるよう準備します。
岩本和希選手(ガンバ大阪ユース)
決勝トーナメント1回戦では、前半はチームとして積極的に守備が出来ずに、相手にボールを保持される時間が長かったと思います。そして、後半の立ち上がりもあまり改善出来ずに立て続けに2失点してしまいました。しかし、0-2になってからは、積極的に守備ができて、自分達のリズムでサッカーができました。焦らずに同点にできた事は次につながったと思うし、チームとして素晴らしいことだと思います。でも、前半から積極的にプレーできていれば、難しい試合にならなかったと思うので、そこは反省しなければならないと思います。
また、準決勝の市立船橋戦はベンチから見ていて、ラストパスの質が悪かったり、決定力が足りなかったり、最後のところまでいけているけど点が入らない状況でした。チャンスになっていたのは背後をとれたときですし、得点になったのも背後をとれた時でしたし、背後をとることはすごく大事だと思いました。
明日の決勝はこのチームで出来る最後の試合なので、いい形で終われるようにしたいと思います。
決勝トーナメント準決勝
2014年3月22日(土) 14:00キックオフ 80分(40分ハーフ)
グローバルスタジアム(福岡/宗像市)
U-17日本代表 2-0(0-0、2-0)市立船橋高校
得点者
63分 坂井大将(U-17日本代表)
67分 髙木彰人(U-17日本代表)
スターティングメンバー
GK:小島亨介
DF:伊藤克尚、中山雄太、町田浩樹、坂井大将
MF:小川紘生、鈴木徳真、市丸瑞希、浦田樹
FW:髙木彰人、杉森考起
サブメンバー
GK:阿部航斗
DF:佐久間理央、庄司朋乃也、大桃海斗、吹ヶ徳喜
MF:岩本和希、杉山雄太、縄靖也、鎌田啓義、長沼洋一
FW:岸本武流
交代
63分 杉森考起 → 長沼洋一
71分 小川紘生 → 岩本和希
80+1分 髙木彰人 → 岸本武流
マッチレポート
準決勝の相手は、市立船橋高校。
スターティングメンバーを総入れ替えして試合に臨んだ日本は、試合序盤からボールを支配し、相手にチャンスを与えず、日本ペースで攻め込みます。
しかし、ミドルシュートは多く打つものの、相手のペナルティエリア内には入り込めず、0-0で前半終了。
後半に入っても、日本のリズムでボールを動かし、攻撃を仕掛けていきます。
そして63分、左サイドから杉森選手がドリブル突破しゴール前にボールを送ると、混戦の中から
この試合のゲームキャプテンを務めた坂井選手がシュートを決めて日本に待望の先制点が生まれます。
その後も日本は攻め続け、追加点を狙います。67分、裏に抜けだした高木選手が、右足で豪快にシュートを決めて2点目、市立船橋高校を突き放します。
終盤は自分たちのミスからピンチを招きますが、中山選手と町田選手を中心にした守備陣が防ぎゴールを許しません。
そして試合はこのまま2-0で終了。日本は2004年以来となる決勝戦進出を果たしました。
コメント
坂井大将選手(大分トリニータU-18)
1日に2試合というハードな日程でしたが、みんなが一丸となって諦めずに試合に臨めたのが大きな勝因だと思います。まだまだチームとしても個人としても課題はたくさんありますが、試合を通して成長しているので、明日の決勝戦は自分達の良い所をだして、優勝したいと思います!
髙木彰人選手(ガンバ大阪ユース)
準決勝はボールは支配していましたが、ゴール前の質、アイディアが低くなかなか点を決めることはできませんでした。しかし徐々に相手も疲れてきたことによってできたスペースを上手く使い得点をすることができました!個人としては、もっとドリブルをするのかパスをするのかの判断をもっと早くすることと、ゴールに貪欲にいく意識が足りなかったです!明日の相手の横浜F・マリノスユースは今日の相手よりもレベルは上だと思うので、今日以上のパフォーマンスを出し必ず優勝できるように頑張ります。
市丸瑞希選手(ガンバ大阪ユース)
アビスパ福岡ユース戦では0-2の状態で途中出場し、流れを変えることができました。でもミスもあり、チャンスになりそうなところでミスをしてしまったので、もっとミスを減らさなくてはいけないと思いました。試合としては2点差を追いつきPK戦で勝てたのは次に繋がると思いました。そして、準決勝の市立船橋高校戦では、ボールは支配していたけれど、決定機をあまりつくれなかったと思います。自分自身もそうですし、チームとしても真ん中から攻めてしまいボールをとられる場面が多かったです。相手がどこを守っていて、どこが空いているかボランチの自分がコントロールをして試合を組み立てないといけない思いました。後半はサイド攻撃から点が入りました。前半の反省を後半でできたのは良いことだと思いますが、でも前半からできていないといけないと思います。自分はもっと大きいサイドチェンジも蹴っていけばもっとプレーの幅が広がると思います。そしてミドルシュートも狙うけどギリギリのところでスルーパスに変えれるような選手にならないといけないと思います。今日の試合は明日に繋がる試合になりました。明日の決勝は絶対勝って優勝したいです!
ピッチ以外の行動
アンダーカテゴリーの選手たちは、代表活動中にトレーニングウェアを自分たちで洗濯するようにしています。
そして、活動が終わる前日には、全員で協力し、未使用または洗濯したトレーニングウェアをサイズ別、アイテム別に集め大きなバックに収納し、また次のカテゴリーで使いやすい状況にします。
そして、ウェア以外にも部屋の掃除や、食器の片付けなど、スタッフが何も言わなくても自然と行えるよう引き継がれています。
ピッチ以外の行動でも日本代表として恥じないよう、これからも活動していきます!!
スケジュール
サニックス杯国際ユースサッカー大会2014 | ||
---|---|---|
3月20日(木) | 2-0 | 対 U-17タイ代表 (グローバルスタジアム) |
6-0 | 対 ディナモ・バルナウルユース (グリーンフィールドA) |
|
3月21日(金) | 0-1 | 対 杭州緑城ユース (グリーンフィールドB) |
3月22日(土) | 2-2 PK 9-8 |
決勝トーナメント1回戦 対 アビスパ福岡ユース (グリーンフィールドC) |
2-0 | 決勝トーナメント準決勝 対 市立船橋高校 (グローバルスタジアム) |
|
3月23日(日) | 決勝トーナメント決勝 対 横浜F・マリノスユース (グローバルスタジアム) |
サニックス杯国際ユースサッカー大会2014 グループ分け
グループA | U-17日本代表、U-17タイ代表、ディナモ・バルナウルユース(ロシア)、杭州緑城ユース(中国) |
---|---|
グループB | リセ・ダゲン‐ダソ・メリニャク(フランス)、星稜高、横浜F・マリノスユース、東福岡高 |
グループC | 青森山田高、四日市中央高、アビスパ福岡U-18、鹿児島実業高 |
グループD | 市立船橋高、長崎総合科学大附属高、ヴィッセル神戸U-18、東海大付属第五高 |
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