トレーニングマッチ
2014年4月2日（水） 現地時間　21:15キックオフ　20分ハーフ（プレーイングタイム）
Polideportivo de Anaitasuna（スペイン/パンプローナ）

フットサル日本代表　0-1（前半0-0、後半0-1）　マグナ・ナバーラ

得点
30分　失点 （マグナ・ナバーラ）

スターティングメンバー
GK：川原永光
FP：森岡薫、星翔太、皆本晃、滝田学

サブメンバー
GK：藤原潤、関口優志
FP：稲葉洸太郎、小曽戸允哉、佐藤亮、西谷良介、中村友亮、仁部屋和弘、吉川智貴、内村俊太

登録外メンバー
渡邉知晃

交代
GK藤原、関口以外全員出場

マッチレポート

スペイン遠征前半3連戦の最後は、リーグ1部に所属するマグナ・ナバーラとの対戦です。

午前中にセゴビアを後にしたチームは、バスでナバーラに移動しました。夕方に到着すると慌ただしく準備をして試合会場に向かいます。試合は21:15にキックオフ。序盤から両チームとも特徴を見せ攻守に積極的にプレーするも決定機をものにできず無得点のまま前半を終えます。

後半に入っても両チームともスタイルを崩すことなく試合が進み30分、キックインからナバーラののシュートが決まり先制点を許します。
追いつきたい日本は残り2分でパワープレーを敢行します。星選手、小曽戸選手、仁部屋選手が決定的なチャンスを作るもGKの好守とゴールポストに阻まれて0-1のまま試合は終了しました。

スペイン遠征前半の3試合は2勝1敗という成績で折り返しました。日本代表は後半の3試合に向けてトレーニングを継続していきます。

監督・選手コメント

ミゲル・ロドリゴ 監督
攻守において非常に良い試合でした。パワープレーは残りの2分だけでしたが、形を作ることができ、いつ逆転してもおかしくない状況でした。1部という相手のレベルを考ると、そんな状況でも40分間全員が試合に入り込んで集中した部分が大きな好要因だったと思います。ただ1点だけ、シュートについて、「打つからには必ず決めないと」という思いが強すぎて打つチャンスを逃してしまっていました。打った先にチャンスがあるのですから、もっと積極的に打たないといけません。今日の試合、守備はほぼ完璧でした。唯一、シュートに関しては改善の余地があるので、次の3試合に向けて改めてトレーニングをしていきます。

佐藤亮 選手（ウマコン・サラゴサ）
結果として負けてしまいましたが、スペインリーグ1部でプレーオフ圏内、更にスペイン代表選手もいる相手に対して、今遠征でも一つ大きなテーマにしている日本の守備が一試合通じて切れることなく機能したという点では非常にプラスに捉えられる内容だったと思います。ただ、その中でも勝敗を分けたのがセットプレーでした。流れの中からの失点ではありませんでしたが、一瞬の隙をついて確実に決めてくるあたりに経験の差があると感じました。スペイン遠征では残り3試合、スペイン1部のクラブとの試合が続きますが、プラス要素を更に増やしていけるように個人としてもチームとしても取り組んでいきたいと思います。

吉川智貴 選手（名古屋オーシャンズ）
今日はチームとして非常にいい戦いができたとは思いますが、結果的に負けてしまい非常に残念です。相手の早いプレスにもある程度対応ができていましたし、自分たちのディフェンスも機能していたと思います。まだこちらで3試合残っているので、この3連戦で出た課題をクリアにし、しっかり勝ちという結果に繋げれるようチーム一丸となって頑張りたいと思います。

小曽戸允哉　選手（バサジィ大分）
パス回しの上手さ、フリーランの上手さはさすがでしたが、自分達もスペインで3試合目ということもあり徐々にスペインのプレスの早さなどに慣れてきて、いい形を作ることも出来てきました。このような相手と戦える事を大事にして、今日出来たことは継続し、改善するところはしっかりと改善して次の試合に繋げていきたいと思います。

皆本晃　選手（府中アスレティックFC）
昨日までの2部の相手とは全てにおいて違うレベルの戦いになりました。その中でもセゴビア戦、ブリウエガ戦に比べてチームのパフォーマンスは上がって来ていると感じています。今日の試合はチャンスの数もゲームの流れも五分五分のゲームだったと感じました。だからこそこうしたゲームを勝ち切りたかったし、セットプレーの一発にやられてしまったのは残念に思います。残り3試合、内容も結果も出せるようにしっかり準備していきます。

スケジュール

※時間は全て現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

今後の予定