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なでしこジャパン AFC女子アジアカップ準決勝を前に最終調整
2014年05月22日
AFC女子アジアカップ準決勝を控え、なでしこジャパンは21日(水)、午前中にグランドで最終調整を行いました。中国女子代表との一戦を見据えて、ゲーム形式で連携やセットプレーを確認し、午後はしっかりと身体を休めました。
これまでのアジアカップで4回準優勝に輝いているものの、日本女子代表は2001年を最後に決勝進出を果たせずにいます。自身9度目のアジアカップとなる澤選手は「過去の大会で大事な場面で対戦したからといって、中国との一戦を因縁の対決だったり、変に意識することはないです。ただ、この試合がどれだけ大事かはみんなわかっている。アジアの頂点に立つためにとにかく勝たなくてはいけないし、得点にこだわりたい」と話していました。
大会はこの日、FIFA女子ワールドカップ出場をかけた5/6位決定戦が行われ、タイが2-1でベトナムに勝利しました。これでアジアからの出場5枠がすべて決定、タイが念願の初出場を果たしています。
日本の準決勝は22日(木)17:15キックオフです。
選手コメント
岩清水梓 選手(日テレ・ベレーザ)
中国は、守備陣からの目線で言うと、スピードと高さのあるツートップが印象的で、攻撃ではサイドからのクロスが特徴的なチームです。初戦・オーストラリア戦での失点後、選手みんなでミーティングもしてきました。守りきるべきだと思いますし、相手のツートップに仕事をさせないようにと考えています。またボランチと協力して、なでしこらしい守備で高い位置でボールを奪えればチャンスにもつなげていけるので、しっかりラインコントロールをしていきます。優勝が目標ですので、決勝に進むために負けられない戦いです。中国には負けない、という意地を持って戦いたいです。
髙瀬愛実 選手(INAC神戸レオネッサ)
ワールドカップ予選をしっかり1位で突破するために、次の一戦はすごく大事です。みんな気合が入っていますし、自分自身もしっかりいい準備をしていきます。ゴールがとれるポジショニングだったり走りこむなかで得点を取るのが自分の仕事。まだ大会に入って得点がありませんが、悩んでいたときに大儀見選手から「得点はとるものではなくて、とれるもの」と声をかけられて、気持ちが楽になりました。いい意味で肩の力を抜いて臨み、積極的に仕掛けやシュートを狙っていきたいです。2年前のアジアカップでは準決勝で敗れています。新たな歴史を刻むつもりで、みんなでがんばります。
スケジュール
なでしこジャパン WORLD MATCH | |||
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5月8日(木) | 2-1 | vs ニュージーランド女子代表 (キンチョウスタジアム) |
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AFC女子アジアカップベトナム2014 | |||
5月14日(水) | 2-2 | vs オーストラリア女子代表 (Thong Nhat Stadium) |
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5月16日(金) | 4-0 | vs ベトナム女子代表 (Thong Nhat Stadium) |
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5月18日(日) | 7-0 | vs ヨルダン女子代表 (Binh Duong Stadium) |
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5月22日(木) | 17:15 キックオフ (日本時間 19:15) |
準決勝 vs 中国女子代表 (Thong Nhat Stadium) |
LIVE テレビ朝日系列 5/22(木) 19:00 ~ 21:15 NHK-BS1 5/22(木) 19:00 ~ 21:15 |
5月25日(日) | 16:45/20:15 キックオフ (日本時間 18:45/22:15) |
3位決定戦/決勝 (Thong Nhat Stadium) |