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JFAエリートプログラム女子U-14中国遠征 AFC U-14 Girls’ Regional Championship 惜しくも準優勝
2014年06月05日
AFC U-14 Girls' Regional Championship 2014 [East region]
2014年6月4日(水)現地時間17:00キックオフ 35分
中国足球訓練基地(中国/北京)
U-14日本女子選抜 1 - 2(前半1-1、後半0-1) U-14朝鮮民主主義人民共和国女子代表
得点
7分 失点(U-14朝鮮民主主義人民共和国女子代表)
22分 三浦晴香(U-14日本女子選抜)
42分 失点(U-14朝鮮民主主義人民共和国女子代表)
スターティングメンバー
GK:山下莉奈
DF:柴山史菜、青木春佳、井上萌、武田あすみ
MF:山田ひかり、十川ゆき、土肥穂乃香、轡田歩、根津茉琴
FW:三浦晴香
サブメンバー
GK:伊能真弥
MF:遠藤純、中村萌愛、田村鈴香
FW:林涼香、真木悠花、原海七
交代
50分 土肥穂乃香 → 遠藤純
69分 根津茉琴 → 原海七
マッチレポート
決勝の相手はグループステージで対戦し、1対2で敗れた朝鮮民主主義人民共和国代表となりました。
前半の立ち上がり、日本は朝鮮民主主義人民共和国の激しいプレッシャーを受け、中盤でボールを失うことが多く、意図的な攻撃ができずに苦しみました。朝鮮民主主義人民共和国は中盤で奪ったボールを速いテンポでつなぎ、サイドのスペースとディフェスラインの裏を狙い、攻撃を仕掛け、7分に左サイドからのクロスにFWが合わせて先制しました。20分を過ぎると朝鮮民主主義人民共和国の中盤が間延びしてスペースができ、徐々に日本がパスをつなぎ、攻撃が組み立てられるようになり、22分に同点に追いつきました。後半に入り、立ち上がりから朝鮮民主主義人民共和国は前線からのプレッシャーを強め、日本陣内に攻め込み、FKから得点し、これが決勝ゴールとなり、優勝を果たしました。
今大会を通して日本は、一戦一戦粘り強く闘い準優勝し、同時にフェアプレー賞を受賞しました。フェアに闘う日本に対して多くの大会関係者から賞賛を受け、また応援をしてもらうことができました。この日本の伝統と言うべきフェアプレーを貫きつつ、「よりテクニカルに、スピーディーに、タフに」闘える選手になるために、今大会に参加した選手たちには、この経験を日常活動に活かし、より大きな成長を期待します。
選手コメント
柴山史菜 選手(愛知県:NGU名古屋FCレディース)
グループステージで負けていたので、リベンジするという気持ちでチーム一丸となって戦いました。私は左サイドバックで出場しました。意識したことは2つあります。一つ目は攻守に関わることです。二つ目は1対1に負けないことです。グループステージと比べ、攻守に関わることができました。しかし、スピードとパワーのある相手に対応することがとても難しかったです。
でも、日本が課題として挙げていたことができていて、今大会で一番日本らしいサッカーができました。しかし、結果は1-2で負けてしまいました。とても悔しかったです。
チームに帰ってもこの悔しさを忘れずに、練習し、レベルアップしていきたいです。
井上萌 選手(埼玉県:浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース)
大会決勝、緊張もしましたが、その中でも楽しみという気持ちもありました。グループステージでは出場できなかった分、戦いたいと強く感じました。
中国戦、韓国戦の反省でもあったラインコントロールを意識し、コンパクトに守備するようDF陣の4枚が声を出せたと思います。得点をとられてもめげずに取り返すひたむきさ、あきらめない、などのなでしこらしさを発揮した試合だと感じました。
試合後は本当に悔しくて泣くことしかできませんでした。中国で流した涙、次は笑顔に変えてみせます。
山田ひかり 選手(静岡県:常葉学園橘中学校女子サッカー部)
朝鮮民主主義人民共和国とはグループステージでも対戦して負けてしまったので、リベンジマッチでもありました。ケガした選手のためにも、気持ちを一つに全力で戦いました。全員が一言書いてくれたインナーと、キャプテンマークを身につけ、ピッチに立ちました。
70分後のホイッスルの音を聞き、私たちは泣きくずれましたが、監督の言葉を聞いて胸を張って表彰式に参加しました。朝鮮民主主義人民共和国の選手が金メダルをもらっているところを目の前で見て、とても悔しかったです。でも、2枚のメダルと銀色のトロフィーはどれよりも輝いて見えました。
こんな最高の仲間と最高のスタッフと最高のピッチで最高の相手とプレーできたことに感謝しています。9日間ありがとうございました。
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