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ブラジル開拓先没者慰霊碑に献花
2014年06月11日
日本サッカー協会 大仁会長、田嶋副会長、原専務理事、小倉名誉会長は、6月10日(火)にサンパウロ市内の開拓先没者慰霊碑に献花をしました。
この慰霊碑は、志半ばで亡くなられた日本人開拓移民約50万人を祀ってあり、これまでも日本から訪れた政府関係者などの要人が献花をしてきました。
案内をしていただいたブラジル日本都道府県人会連合会の本橋幹久会長からは、「ブラジルには160万人の日系人がおり、この慰霊碑に眠っている50万人を加えた多くの人たちが日本代表を応援しています。ぜひともワールドカップで頑張ってください。」というお言葉をいただきました。
それを受けて大仁会長は、「これまで多くの先人の皆様の経緯やご苦労を感じられました。またブラジルには多くの日系人がおり、試合会場がホームと同じような雰囲気になることは非常にありがたいと思います。是非とも皆様の想いや期待に応えられるように頑張ります。」と話しました。
その後、在サンパウロ日本国総領事公邸で行われた歓迎レセプションに出席し、梅田駐ブラジル日本国特命全権大使をはじめ日系団体や日系企業関係者など多くの皆様と交流を深めました。レセプションには呂比須ワグナー氏などJリーグで選手として活躍した方々も参加しました。
JFAを代表して挨拶した大仁会長は「言うまでもなく日本とブラジルは特別な関係にあり、その中心であるサンパウロでは多くの日系人の皆さんがブラジルの社会に大きな貢献をしてきた場所です。またサッカーにおいては本当に多くのブラジル人が日本に来てレベルアップに貢献してきてくれました。このように、ブラジルで行われるワールドカップは我々にとって特別な大会だと思っています。
今日のこのレセプションで感じられた皆様の熱い歓迎に応えるには勝つしかないなと思っています。」と話しました。