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好調の東福岡が首位・名古屋に挑む 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST
2014年07月04日
高円宮杯U-18プレミアリーグWESTは、7月5日(土)、6日(日)に第7節を開催します。
ここまで勝ち星がない京都橘高校(京都)は、ガンバ大阪ユース(大阪)と対戦します。京都橘は現在最下位と苦戦が続くものの、「昨年のようにうまい選手がいない分、まとまりがある」と倉本光太郎選手は話します。チームワークの良さを武器に、今節こそ初勝利をつかみたいところです。対するG大阪は、技術とアイデアにこだわったサッカーを見せられるかがカギとなりそうです。
前節、G大阪とのU-18版大阪ダービーを制したセレッソ大阪U-18(大阪)は、ホームに富山第一高校(富山)を迎えます。C大阪は、2種登録されたMF前川大河選手とFW阪本将基選手が前節そろってゴールを挙げるなど、攻撃陣が好調。組織力の高い富山第一の守備陣を崩し、今節も勝ち点3を狙います。
連敗中の東山高校(京都)はチームの流れを変えるべく、前節から新たに3バックを採用しました。「プレミアリーグでも戦えていると思う」と鎌田大地選手が語るなど、選手たちはこれまでの試合を通じて手応えを感じている様子。今節は、連勝中のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)が相手ですが、勝点を奪い、自信を深めることはできるでしょうか。
ヴィッセル神戸U-18(兵庫)は第3節以降、勝利から遠ざかっており、「練習中も下を向いてネガティブになっている」とエースの米澤令衣選手も警鐘を鳴らします。チームは今節、京都サンガF.C. U-18(京都)と対戦。京都もここまでわずか1勝と苦しんでいるだけに、この一戦の結果は両チームにとって大きな意味を持ちます。
[WEST第7節の注目試合]
名古屋グランパスU18 vs 東福岡高校
無傷で首位を走る名古屋グランパスU18(愛知)は、3連勝中と好調の東福岡高校(福岡)をホームに迎えます。名古屋は、高田哲也監督が「上背はないけれど、最終ラインの押し上げとカバーリングをスムーズに行っている」と評する守備陣が奮闘中。WEST最少失点の堅守で試合のリズムをつくり、FW桜井昴選手、青山景昌選手といった攻撃陣につないでチャンスを生んでいます。一方の東福岡は、「スター性のある選手がいない分、攻守ともにソツなくこなすことができている」という森重潤也監督の言葉通り、選手全員が役割を全うし、勝点を積み上げています。赤木翼選手や増山朝陽選手が軸となってサイド攻撃を担い、キャプテンの中島賢星選手らがゴール前に飛び込む攻撃は迫力満点。前節に5得点を挙げるなど結果も残しており、ここまで高体連のチームとしては最高の4位につけています。好調の2チームによる一戦は必見です。
■名古屋グランパスU18 vs 東福岡高校
日時:7月6日(日)12:00キックオフ
会場:トヨタスポーツセンター
アクセス:名鉄豊田線「三好ケ丘駅」下車、徒歩約10分
チーム紹介
高円宮杯U-18プレミアリーグに参加する全チームの普段の練習模様を取材し、掲載していきます。 今回は市立船橋高校、JFAアカデミー福島、ヴィッセル神戸U-18を掲載。
JFAアカデミー福島 『 環境に感謝しながら、サッカーに打ち込む日々 』
ヴィッセル神戸U-18 『悩み、戦い、そして帰る憩の我が家へ』
前回までに紹介したチーム
東京ヴェルディユース 『 ヴェルディをヴェルディたらしめる成長サイクル 』
京都橘高校 『 京都橘を“大人”に変える大事な日常 』
セレッソ大阪U-18 『 “走るセレッソ”が見据える、世界基準という未来 』
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