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ビーチサッカー日本代表 ハンガリー代表戦 終盤に追いつくも勝利を逃す

2014年08月02日

ビーチサッカー日本代表 ハンガリー代表戦 終盤に追いつくも勝利を逃す

国際親善試合 ハンガリー代表戦 第1試合
2014年8月1日(金) 21:00キックオフ 12分×3ピリオド(プレーイングタイム)
MLSZ BEACH ARÉNA(ハンガリー/シオーフォク)

ビーチサッカーハンガリー代表 4-3(第1ピリオド0-1、第2ピリオド2-0、第3ピリオド1-2、延長1-0)ビーチサッカー日本代表

得点
12分 赤熊卓弥(ビーチサッカー日本代表)
19分 失点(ビーチサッカーハンガリー代表)
23分 失点(ビーチサッカーハンガリー代表)
34分 失点(ビーチサッカーハンガリー代表)
36分 當間正人(ビーチサッカー日本代表)
36分 茂怜羅オズ(ビーチサッカー日本代表)
39分 失点(ビーチサッカーハンガリー代表)

スターティングメンバー
GK:照喜名辰吾
FP:尾田博文、後藤崇介、茂怜羅オズ、原口翔太郎

サブメンバー
GK:宜野座寛也
FP:牧野真二、當間正人、山内悠誠、松尾那緒弥、赤熊卓弥、大場崇晃

マッチレポート

ヨーロッパ遠征最後となる、ハンガリー代表との連戦です。
第1戦を前に、午前中は散歩とストレッチで体をほぐし、のミーティングで体と頭を徐々に試合に向けて仕上げていきます。

キックオフは21:00。この時間にもなると昼の暑さも消えて選手にとっては好環境です。入念にアップを行い、いよいよキックオフ。日本はホームの青いユニフォームで臨みます。
スターティングメンバーはGKに照喜名選手、FPには尾田選手、茂怜羅選手、後藤選手、原口選手が並びます。

積極的にボールを奪いに行く日本と、ホームで負けられないハンガリーの猛攻で序盤から見応えのある展開となります。激しい球際のプレーが多くなると怖いのがフリーキック。日本は試合前のミーティングで注意点としてこのフリーキックを挙げていたにもかかわらずファウルやペナルティエリア内で4秒以上プレーしてしまい、多くのフリーキックを与えてしまいます。相手のシュートの精度に助けられ事なきを得ますが、なかなかリズムに乗れません。

両チームともチャンスを生かせずに迎えた第1ピリオド終了間際、照喜名選手が放ったシュートを前線の赤熊選手が頭でずらしてゴール。代表初試合で初得点を挙げ、日本にリードをもたらします。

この勢いを第2ピリオドにも繋げたいところですが、審判のジャッジや試合展開に飲まれたのか、、相手にフリーキックを与えてしまいます。得点は動かないものの、攻守にどこかちぐはぐなまま試合の流れを作れず、時計が進みます。すると19分、ハンガリーにパスを繋がれて最後は左サイドからのシュートが入り同点に、そして23分にはオーバーヘッドで放たれたシュート性のパスをゴール前で合わされて逆転を許してしまいます。

流れに乗れないまま第3ピリオドを迎えますが、ここでも悪い流れを断ち切れずに試合が進みます。34分には不用意に与えてしまったフリーキックから失点し、終盤に痛い失点を喫してしまいます。このまま終わるわけにはいかない日本は、試合残り43秒で後藤選手のスローインを當間選手がダイレクトボレーでゴールに突き刺し1点差に詰め寄ります。時間を稼ぐハンガリーに対して猛烈なチャージをかけると、残り7秒でフリーキックを得て、これを茂怜羅選手が決めて土壇場で同点に追いつき、試合は延長戦にもつれ込みます。

3分の延長戦、残り10秒の場面で日本ゴール前での激しい守備がファウルを取られてこれがフリーキックに。これが決まって試合は終了。試合終盤に追いついた日本でしたが、第1戦を3-4で終えました。

第2戦は8月2日21:00のキックオフです。

 

監督・選手コメント

マルセロ・メンデス 監督
まずもって言いたいのは、今日の試合が若い選手にとってとてもいい経験になったということです。赤熊、大場の両選手を起用して初めてそのプレーを見ることが出来ましたし、チームのパフォーマンスにも満足しています。審判の判定に関しては様々な意見がありますが、こうしたことは今後の公式大会においても起こりうることです。その際には今日のような間違いを起こすことなく、準備ができている状況を作らなければいけません。そういった意味でもいい経験になったと言えます。3得点という点でも決して悪いものではありませんでした。第2戦はより良いパフォーマンスを見せられると大いに自信を持っています。

大場崇晃 選手(ドルソーレ北九州)
負けてしまいましたが、チームとしても個人としても課題が見つかり、次に繋がるゲームでした。明日も試合がありますので、課題をしっかり修正し、良かった所はそのまま継続できるように、気持ちを切り替えてチーム一丸となって勝利を目指して頑張ります。

赤熊卓弥 選手(ドルソーレ北九州)
代表としての初試合でした。適度な緊張、そしてチームのみんなが声をかけてくれたので、良い雰囲気で試合に入れました。負けてしまいましたが、この敗戦が次につながるよう、良い準備をして明日こそは勝ちたいと思います。

原口翔太郎 選手(東京レキオスBS)
ポルトガルからハンガリーに移動し、1日2回の練習と地元チームとの練習試合を積み重ねて、チーム、個人ともに良いコンディションで試合に臨めました。全員で最後まで諦めずに戦い、一時は同点に追いつきましたが、最後に自分のミスで失点してしまい、敗戦となったことは残念です。アウェーの試合や審判のジャッジといった環境に対して、自身の経験不足が露呈してしまったと思っています。もう1試合あるので、気持ちを切り替えて次こそチームの勝利に貢献できるようプレーします。

スケジュール

BSWW MUNDIALITO GAIA 2014
7月25日(金)13:05 5-4 アメリカ代表(Espinho)
7月26日(土)11:45 5-1 ハンガリー代表(Espinho)
7月27日(日)13:05 2-8 ポルトガル代表(Espinho)
国際親善試合 ハンガリー代表戦
8月1日(金)21:00 3-4 ハンガリー代表 第1戦(Siófok)
8月2日(土)21:00 - ハンガリー代表 第2戦(Siófok)

※時間は全て現地時間

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