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コンサドーレ札幌が3回戦へ駒を進める~第94回天皇杯全日本選手権サッカー大会~
2014年08月07日
第94回天皇杯全日本選手権サッカー大会は8月6日(水)、未消化となっていた2回戦のコンサドーレ札幌(J12)とtonan前橋サテライトの一戦を札幌厚別公園競技場で開催しました。Tonan前橋は、第19回群馬県サッカー協会長杯サッカー大会決勝で同クラブのトップチームを下す番狂わせを演じて本選へと駒を進め、7月26日(土)の1回戦ではクラブフィールズノルブリッツ北海道を2-1のスコアで下し、このJクラブとの対戦へと進んできました。
試合は開始早々動きます。3分、菊岡拓朗選手が左サイドから上げたクロスに前田俊介選手が頭で合わせて札幌が先制。そのまま試合は札幌が優位に進めていきます。
しかし、ここからtonan前橋が粘り強い攻守を見せ、追加点を許しません。膠着した展開のまま時計の針が進み、tonan前橋も時折好機を演出します。
そんな展開の中38分、ペナルティエリア内で前田選手からのパスを受けた工藤光輝選手がゴールに流し込んで追加点を奪うと、ここからは完全に札幌のペースに。
後半に入り、66分に丁成勳選手がサイドからのクロスに合わせて加点すると、その2分後にも丁選手がゴール前の混戦から蹴り込んで4点目。83分にはCK後の展開から前線に居残った途中出場の薗田淳選手が豪快にヘッドで決めて勝負あり。tonan前橋も最後まで粘り強く戦いましたが、力及びませんでした。
勝利した札幌は3回戦へと駒を進め、8月20日(水)にIAIスタジアム日本平でJ1の清水エスパルスと対戦します。
監督・選手コメント
財前恵一 監督(コンサドーレ札幌)
悪天候のなか声援を送ってくれたファン、サポーターの方々に感謝したいです。しっかり勝ててよかったと思っています。スリッピーな状態で少しミスが多い展開で、相手のロングボールとかセカンドボールのところで少し苦しんだのですが、そういうなかでも前半でしっかり得点し、後半もなかなか得点できないなかでもしっかり追加点を取れて、こういう結果になったと思っています。選手達もスリッピーでやりづらいなか、最後までしっかりやってくれたと思います。
丁成勳 選手(コンサドーレ札幌)
いい時間帯に得点ができてよかったと思います。2点とも周囲がいいお膳立てしてくれたおかげです。守備も無失点だったし、みんなでいい結果を出せました。これをリーグ戦にもしっかりつなげていくことが大事になると思うので、気を緩めず、明日からまたいい準備をしていきたいです。
渡辺智洋 監督(tonan前橋サテライト)
前半の立ち上がりに失点してしまったのですが、試合の入りは良かったので、1点取れればもうちょっと面白いゲームになったと思います。前半から全力で飛ばしていましたので、最終的に後半疲れてガス欠状態になってしまって、終盤に失点してしまったのは仕方がないかなと思います。
斎藤慶介 選手(tonan前橋サテライト)
自分のサッカーキャリアのなかで、初めての全国大会だったので、すごく高いモチベーションで戦うことができました。ただ、この試合で自分の力不足を痛感させられたので、またしっかり練習して、全国大会に出られるようにしたいです。北海道は自分の故郷でもあり、札幌厚別競技場でプレーできたのはとても良かったと思っています。今日の試合は前線の2枚に預けて、後ろから押し上げていこうという狙いがありましたが、なかなかうまくいかない時間も多く、前半で力を使いすぎてしまった印象です。あらためて、課題を改善して、またみんなで勝ち上がりたいと思います。
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