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第17回アジア競技大会 U-21日本代表、ネパールに快勝してグループステージ突破

2014年09月22日

第17回アジア競技大会 U-21日本代表、ネパールに快勝してグループステージ突破

第17回アジア競技大会(2014/仁川) 男子サッカー グループステージ第3戦
2014年9月21日(日)  キックオフ14:00  試合時間90分
高陽スタジアム(韓国/高陽)

U-21日本代表4-0 (前半1-0、後半3-0) U-23ネパール代表

得点
33分 野津田岳人(U-21日本代表)
54分 中島翔哉(U-21日本代表)
62分 鈴木武蔵(U-21日本代表)
70分 鈴木武蔵(U-21日本代表)

スターティングメンバー
GK:ポープ・ウィリアム
DF:室屋成、岩波拓也、植田直通、山中亮輔
MF:大島僚太、遠藤航、野津田岳人、中島翔哉、矢島慎也
FW:鈴木武蔵

サブメンバー
GK:牲川歩見
DF:西野貴治
MF:原川力、金森健志、野澤英之、喜田拓也、秋野央樹、吉野恭平
FW:荒野拓馬

43分 山中亮輔 → 秋野央樹
66分 大島僚太 → 原川力
77分 岩波拓也 → 野澤英之

マッチレポート

試合は戦前の予想通り、立ち上がりから日本が60%以上のボールポゼッションで優位に立つものの、ゴール前を人数をかけてがっちりと固めるネパールの守備に手を焼きます。日本は、手を変え品を変えこじ開けようとするものの、時折打つシュートもゴールにはならず、歯がゆい展開が続きます。

そんなこう着状態で試合が進んだ33分、ゴール正面でフリーでボールを受けた野津田岳人選手が得意とする左足で見事なミドルシュートを決め、日本が先制。前半は1点リードで折り返します。

後半に入っても、日本がボールを支配する展開が続き54分、左サイドの矢島慎也選手からのパスを鈴木武蔵選手がスルーし、それを中央に走り込んだ中島翔哉選手が受け、そのまま相手DFラインを突破。シュートも落ち着いて決めて待望の追加点が日本に入ります。

日本はさらに9分後の63分、左サイドの矢島からのパスを野津田がスルー、そのボールを中央の鈴木武蔵選手がうまくターンしながら受けてDFを置き去りにすると、GKの動きを見て冷静にゴール右隅にシュートを決め、これで3-0。

その後も攻撃の手を休めない日本は70分、またも左サイドからの攻撃で、野津田のクロスをファーサイドに飛び込んだ鈴木が右足でダイレクトで合わせて4点目を挙げ、これで日本の勝利をほぼ確実なものとしました。

その後は得点を上げることはできなかったものの、4-0で快勝。日本はこれで勝点を6とし、グループDの2位に入り、2大会連続のノックアウトステージ進出を決めました。

次戦は25日(木)、グループCを1位で突破したU-23パレスチナ代表とベスト8進出をかけて戦います。

監督・選手コメント

手倉森誠 監督
簡単なゲームではありませんでしたが、難しく考えてもいけなかったです。
日本としてはしっかりとゲームに挑むことと、得点を取りつつも、無失点で終えることを目標としていました。
結果として、4点取れて無失点、かつ相手にほとんどシュートを打たせなかったことは評価できると思います。
ノックアウトステージに進むことができてホッとしています。

鈴木武蔵 選手(アルビレックス新潟)
本当に勝つ気があるのかと思ったくらい相手がかなり引いてきて、スペースがなく、動く場所がなかったのですが、そんな中でもスペースをみつけて背後を取らないと得点はできないと思っていました。
後半は、相手もちょっと集中力が切れる時間帯もでてきて、スペースが空く場面があったので、そこを上手く使えて良かったです。
(なかなか得点が入らなかったが)焦りはなかったです。焦ってしまったら、点は入らないだろうし、こういう試合は何回も経験しているので、焦らないことが大事だと思っています。
(ノックアウトステージでは)相手が強くなってくるので、1試合1試合成長していかないと、優勝できないと思います。
練習や試合で連係を高めていって、チームの和をもっと大切にして、この大会を通して、チームがもっと成長していけばいいなと思います。

野津田岳人 選手(サンフレッチェ広島)
今日は勝ったらグループステージ突破が決まるということで、難しい試合になるとは思っていましたが、自分が先制点を取ることができて良かったと思います。
相手の守備が相当ブロックを固めてきたので、ちょっと難しかったです。
相手が引いていたので、その前の空いたスペースでミドルを打とうと思っていましたし、それが上手く入ってくれたので良かったです。
ただ個人的には他にもチャンスがあって、外しているので、そこは反省しないといけないと思っています。
チームとしては、4点取ってノックアウトステージ進出を決めることができたのは良かったですが、細かい技術ミスがあったりチャンスを活かしきれなかったので、そこはチームの問題として修正していきたいと思います。
ノックアウトステージでは、負けたら終わりの一発勝負になりますが、1試合1試合決勝戦のつもりでチームで一致団結して戦っていきたいと思います。

 

U-21日本代表 マッチスケジュール

9月14日(日) 4-1 対 クウェート Incheon Football Stadium
9月17日(水) 1-3 対 イラク Goyang Stadium
9月21日(日) 4-0 対 ネパール Goyang Stadium
9月25日(木)/26日(金) 17:00/16:00 ラウンド16 Hwaseong Sports Complex Main Stadium/
 Incheon Football Stadium
9月28日(日) 17:00 準々決勝 Munhak Stadium/Goyang Stadium
9月30日(火) 17:00/20:00 準決勝 Incheon Football Stadium/Munhak Stadium
10月2日(木) 20:00 決勝 Munhak Stadium

第17回アジア競技大会(2014/仁川)大会組合せ

グループA 韓国、マレーシア、サウジアラビア、ラオス
グループB ウズベキスタン、香港、バングラデシュ、アフガニスタン
グループC オマーン、パレスチナ、シンガポール、タジキスタン
グループD 日本、クウェート、イラク、ネパール
グループE タイ、モルジブ、東ティモール、インドネシア
グループF 朝鮮民主主義人民共和国、中国、パキスタン
グループG UAE、インド、ヨルダン
グループH イラン、ベトナム、キルギス
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