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U-18日本女子代表候補トレーニングキャンプ トレーニングマッチvs興国高校
2014年10月01日
U-18日本女子代表候補トレーニングキャンプ トレーニングマッチvs興国高校
2014年9月30日(火) 15:00キックオフ 試合時間30分×4本
J-GREEN堺 S4ピッチ
U-18日本女子代表候補 2-8 (1本目 0-1、2本目 1-0、3本目 0-2、4本目 1-5)興国高校
得点
13分 失点(興国高校)
41分 小林理歌子(U-18日本女子代表候補)
80分 失点(興国高校)
83分 失点(興国高校)
96分 失点(興国高校)
99分 失点(興国高校)
102分 失点(興国高校)
108分 失点(興国高校)
112分 籾木結花(U-18日本女子代表候補)
117分 失点(興国高校)
1、2本目
GK:松本真未子
DF:清水梨紗、乗松瑠華、竹村美咲、松原志歩
MF:安齋結花、水谷有希、杉田妃和、長谷川唯
FW:園田瑞貴、小林里歌子
3、4本目
GK:木付優衣
DF:遠藤優、市瀬菜々、土光真代、北川ひかる
MF:小島美玖、隅田凜、瀬野有希、三浦桃
FW:清家貴子、籾木結花
交代
46分 園田瑞貴 → 清家貴子
51分 松本真未子 → 木付優衣
60分 木付優衣 → 西中麻穂
マッチレポート
トレーニングキャンプ3日目。残暑の厳しいJ-GREEN堺で、高校1年生と対戦しました。
試合前、高倉監督は「守備を整えて、コンパクトに試合を進めよう。連続してボール、人が動き、積極的にシュートを狙っていこう」と言い、選手をピッチに送り出しました。
同じくJ-GREEN堺でトレーニングキャンプを行っているU-15日本女子選抜がピッチサイドで見守る中キックオフ。相手のテンポが速い攻撃に苦戦します。立ち上がり13分、DFから左サイドでロングパスを受けた相手にそのままペナルティエリアまでドリブルで持ち込まれシュート、先制点を許します。シュートで終わりたい日本ですが、ゴール前までなかなかボールを運べず、1点ビハインドで1本目を終えます。
同点に追い付きたい日本は、2本目に入るとようやく相手の速い攻撃に慣れてきます。41分、左サイドのMF長谷川唯選手から右サイドのMF安齋結花選手へサイドチェンジ。そのボールをゴール中央の小林理歌子選手が受けるとゴール右に流し込み、同点に追いつきます。続く42分、右サイドをオーバーラップしたDF清水梨沙選手からパスを受けたMF杉田妃和選手がシュート、一度は相手GKに弾かれます。ゴール前に詰め寄った長谷川選手が拾いゴールへ流し込むも、オフサイドの判定。その後も追加点を狙いますが、このまま1-1で2本目を終えます。
メンバーを替えて臨んだ3本目。相手の速い寄せに苦しみ、なかなかゴール前までボールを運ぶことが出来ません。すると、81分、83分と自陣でパスを繋がれ2得点を許します。
4本目も積極的に挑んだ日本ですが、更に立て続けに4得点を許します。それでも諦めない日本は112分、左で得たCKにMF瀬野有希選手が頭で合わせるもバーに弾かれます。こぼれ球を拾ったFW清家貴子選手がヘディングでシュートを放つも再びバーに嫌われますが、更にこぼれ球を拾ったFW籾木結花選手が頭で合わせ、ようやく1点を返します。その5分後に、再び失点を許してしまい試合は終了。
夕食後に行われたミーティングでは、今日の試合について、各自が課題だと感じたことを発表し、皆で共有しました。
監督・選手コメント
高倉麻子 監督
まずは、守備を整えてコンパクトにプレーすることを目標に試合に臨みましたが、立ち上がり13分に失点してしまいました。相手の男子高校生はフィジカルが強く、寄せも速かったので、なかなか自分たちのチャンスを作り出すことができず守備に追われる時間が長かったですが、世界に目を向けると、これからこのような選手たちと戦わなければいけません。そのためには攻守ともにもっとコンビネーションを強化し、ビルドアップでは相手のタイミングをずらすなど工夫してプレーしなければいけません。また、ボールを動かしながら、もっと2人目、3人目と絡めるようになっていけたら、攻守のバリエーションを増えていくと思います。今日出た課題を、選手たちが各自持ち帰り、これからAFCU-19女子選手権、そしてFIFAU-20女子ワールドカップに向けて取り組んで欲しいと思います。
松本真未子 選手(浦和レッズレディースユース)
今日のトレーニングマッチは、相手が男子高校生ということで、より自分から攻めた守りをしようとゲームに入りました。立ち上がりから、攻められることが多かったですが、自分なりに冷静に対処することができました。しかし、少し寄せがあまかっただけで失点につながってしまいました。1つの何気ないプレーが勝負を決める世界になってきた中で、もっとこだわりを持ってやらなければいけないなと実感しました。このキャンプも残り1日です。チームとして、今日出た課題を共有できるように明日のトレーニングもこだわりをもってやりたいです。
小島美玖 選手(JFAアカデミー福島)
守備では、前からプレスをかけていく中で立ち位置が悪くすべて後追いの形になってしまいました。そのため相手に時間とスペースを与えてしまい、自由に攻撃をされてしまいました。もし少し状況をよく見て予測のスピードをあげ、立ち位置を修正していきたいです。今回の相手は、男子高校生でスピード感のある中でのゲームでしたが、今後、世界で戦う相手もフィジカルの強いチームがほとんどです。そういう相手に対してはチーム全体の組織力が重要になってくると思います。全員でイメージを共有できるようにもっともっと話し合いたいと思います。そして、個人としてもレベルアップしていけるようにまたチームに戻ってから頑張りたいです。
竹村美咲 選手(日ノ本学園高等学校)
今回は4日間という短期間の中での代表合宿ですが、いろんな人とコミュニケーションをとりながらできています。個人としてはスピードだったり、フィジカルなどが強い相手に対しての対応がまだまだできていないし、パス、トラップの精度もまだまだ低いので、そこを改善していかないといけないと感じました。チームとしては、どこでボールを奪いに行くのか、攻撃のイメージの共有がもっとできるようになると良いと思いました。明日で最後のトレーニングになりますが、もっともっとみんなとコミュニケーションを積極的にとって、やっていきたいと思います。また、この環境でサッカーできることへの感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。
杉田妃和 選手(藤枝順心高等学校)
男子高校生は、スピードやパワーの部分では能力が高く、普段の試合とは違い、判断などのスピードを上げないといけなかったので、難しかったです。自分の評価として、相手のハイプレスの中、慌てずに落ち着いてプレーでき、守備もゲームの終盤にかけて改善できるようになりました。でも、パスの質やゴール前で決めきるところなどまだまだ課題が多く残りました。チームでは、声は出るようになり、どこで奪うかなどのタイミングもわかるようになってきたと思いますが、ファーストディフェンダーの決定から、プレスまでが遅れていて相手に良い状況を作らせてしまうことも多かったです。明日もトレーニングがあるので、少しでも改善できるように取り組みたいです。
スケジュール
9月29日(月) | AM PM |
トレーニング トレーニング |
---|---|---|
9月30日(火) | AM 2-8 |
トレーニング トレーニングマッチ 対 興国高校 |
10月1日(水) | AM | トレーニング |
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