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FIFA グラスルーツコース&フェスティバルを三重県で開催

2014年10月02日

FIFA グラスルーツコース&フェスティバルを三重県で開催

9月23日から28日にかけて、三重県の鈴鹿スポーツセンターで「FIFA グラスルーツコース&フェスティバル」を開催しました。
「フットボールは、年齢、性別、体格、国籍等の違いに関わらず、全ての人が、どこででも、誰とでも楽しめるスポーツであるべきである」という考えの下、FIFAとJFAは共同でFIFAグラスルーツコースを2010年より開催し、今年で5回目になります。
本コースは、6~12歳年代を主に指導している指導者の発掘や資質向上を目的としており、FIFAから派遣されたインストラクターによる講義と実技の指導、さらには、受講者が自ら企画を考え、準備から後片付けまでを実践するフェスティバル形式のイベントを行っています。

今回は、FIFAよりSam Schweingruber氏、Lim Kim Chon氏の2人をインストラクターに迎え、全国から集まった26名の指導者に対して講義と実技を行いました。27日にはコースの集大成として、三重県内の子供たち約340人が参加してフェスティバルを行い、晴天の下、多くの指導者と子供たち、保護者の交流が生まれました。

FIFAインストラクターコメント

Sam Schweingruber 氏
2012年に大阪で開催した本コースのインストラクターを務めたときもそうでしたが、参加者は常に全員がハードワーカーで、真剣に学びとろうとする姿勢が素晴らしいと感じました。土曜日のフェスティバルに向け、全員が参加する子供のことを第一に考え、深夜まで準備する姿は、日本のグラスルーツの取り組みが正しい方向に向かっていることを強く印象付けてくれました。トップレベルが強くなるためには、このグラスルーツ年代の取り組みが非常に大切です。参加者には今回の内容を今後も忘れず、活動に活かしてほしいと思います。

Lim Kim Chon 氏
参加者の真剣な姿勢、JFAのインストラクターによる導き、サポートスタッフの献身的な準備を見ることができ、日本のグラスルーツの可能性を大いに感じました。サッカーのレベルは突然上がるわけではなく、こういった年代の取り組みの中から生まれるものです。今後も日本の指導者、そして子供たちがサッカーを楽しみ、多くのトッププレーヤーが生まれてくることを楽しみにしています。

JFAインストラクターコメント

皆川新一 氏
ナショナルトレセンコーチ、各都道府県のユースダイレクター、キッズ関連の活動をしている方々などが受講生として参加し、FIFAからお二人のインストラクターを迎えて多くのレクチャーとグループワーク、そしてピッチ上での実技とその振り返りを重ねて進めていきました。27日には約340人の小学1年生から4年生までの子ども達を迎え、フェスティバル&トーナメントを開催いたしました。FIFAグラスルーツのフィロソフィーである「皆をウエルカム」「Fun&Quality」をどのような形(方法)で運営し、どのように子ども達と関わりを持っていくかが大きなテーマであるなか、フレキシブルさと情熱を兼ね備えて対応していくことが子ども達の笑顔を引き出す上で重要なキーファクターだということを改めて学ぶ一日となりました。当日は子ども達のたくさんの笑顔がピッチ上に溢れ、楽しい一日となりました。
開催県の三重県サッカー協会の関係者の方々には準備から運営のサポートまでのご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

受講者コメント

伊藤達也 さん(愛知県)
このコースに参加させて頂き、グラスルーツの本質を考える良いきっかけとなりました。フェスティバルの綿密な運営方法、準備、各セッションの質の追求など、全てその日に参加してくれる子供達のためであります。我々にとっては一つのフェスティバル運営かもしれませんが、参加してくれる子供達は今日が全ての始まりのきっかけになります。
だからこそ参加してくれた子供達がストレス無く楽しめて、少しでも上達した実感を持つ必要がある事を強く学びました。
今後は今回の経験を生かせるように頑張っていきたいです。
この様な素晴らしいFIFA グラスルーツコース&フェスティバルに参加させていただき、FIFAインストラクター、JFAオブザーバー、受講生の皆様本当にありがとうございました。

川口邦春 さん(長崎県)
このコースを通じて、グラスルーツはいつでも、どこでも、誰とでもできると思いました。迎えた子どもたちとともにすごす場面にはいろんなことが起こりえます。「すべてが想定内!」と考えること、そして最も重要な事はどんなときも笑顔でいることだと強く感じました。

齋藤雄弥 さん(三重県)
FIFAグラスルーツコースを受講し、大変貴重な経験をさせていただきました。グラスルーツのフィロソフィーを学び、サッカーの楽しさ(=FUN)と質(=QUALITY)を両立させることの難しさを痛感しました。今後も継続してグラスルーツフェスティバルが開催できるよう地域で取り組んでいきたいです。

フェスティバル参加者コメント

舘海翔 くん(小学校1年生)
フェスティバル&トーナメントに参加して、とても楽しかったです。試合でシュートを決めることはできなかったけど、次は絶対にゴールしたいです。いろいろなコーチにサッカーを教えてもらえておもしろかったです。将来はドイツ代表みたいなかっこいいプレーができるサッカー選手になりたいです。

田代咲樹 ちゃん(小学校1年生)
今日初めてサッカーをやりました。とても楽しかったです。いろいろなトレーニングがあっておもしろかったし、初めて会う人ともサッカーができました。またフェスティバルがあったら参加してみたいです。

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