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アギーレ監督、初勝利に自信 ~キリンチャレンジカップ ジャマイカ戦へ~

2014年10月10日

アギーレ監督、初勝利に自信 ~キリンチャレンジカップ ジャマイカ戦へ~

SAMURAI BLUE(日本代表)のハビエル・アギーレ監督は10月9日(木)、キリンチャレンジカップ2014ジャマイカ戦を翌日に控えて新潟・デンカビッグスワンスタジアムで公式会見に臨み、「明日は初勝利できると確信している」と自信を見せました。

新監督のお披露目となった9月の連戦を1分け1敗で終えて、今回のメンバーは23人中8人が入れ替わりましたが、スタジアムでの最終調整を終えて会見場に姿を見せたアギーレ監督は、「いい練習が出来ている。新しい選手たちも含めて全員意欲的に取り組んでいる」と手応えを口にしています。

負傷のために今回参加を見送ったDF吉田麻也選手(サウサンプトン)に代わって最終ラインには、先月の試合では中盤の底でアンカー役を務めたDF森重真人選手(FC東京)を配し、前線には今季のドイツ・ブンデスリーガで現在6試合5得点と好調のFW岡崎慎司選手(1.FSVマインツ)を3トップの中央で起用する意向を示しました。
就任後3戦目で初勝利を目指すアギーレ監督は、「前回の時よりも良い守備が出来ないといけない。ジャマイカはフィジカルが非常に強いチームで、立ち上がりからプレッシャーをかけてくるだろう。流れを読んでプレッシャーから逃れ、勝つ流れに持っていきたい」と語りました。

MF香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)は「どうやったら点をとれるかを常に意識して、チャンスを多くつくり出すように工夫したい。ゴールを狙うこともチャンスメークも両方求めたい」と意気込みを口にしました。
DF長友佑都選手(インテル)は香川選手について、「彼が消えると日本代表として特長を出せない。彼を活かして、自分も彼に活かしてもらうという部分を意識したい」と話しています。

ジャマイカは現在FIFAランキング100位(日本は48位)。13年7月に就任した、元カメルーン代表やタイ代表監督を務めたビンフリート・シェーファー監督のもと、11月に自国で開催されるCONCACAFカリビアンカップへ向けて準備中です。チームは8日に来日し、この日、試合会場で公式練習に臨みました。
シェーファー監督は、「日本はアジアのベストチーム。香川や岡崎選手らがドイツなど欧州で活躍していて、日本サッカーは非常に良く発展している。日本という非常に良いチームと戦うには100パーセントの集中と闘争心で臨まなければならない」と話しました。

日本のジャマイカとの対戦は2002年10月以来(△1-1)で、通算対戦成績は1勝1分け1敗です。

監督・選手コメント

ハビエル・アギーレ SAMURAI BLUE(日本代表)監督
守備と攻撃のバランスを取りながら、いいトレーニングが出来ています。新しい選手たちもいますが全員意欲的で、明日、初勝利を挙げることが出来ると確信しています。ジャマイカはフィジカル的に非常に強いチームなので、立ち上がりからプレッシャーをかけてきて、苦しい試合になると思います。そのプレッシャーから逃れることが求められますが、流れを読んで、勝つ流れに持っていきたいです。国際レベルでは相手がずっとボールを支配する試合もあり、奪ったら早く仕掛けないといません。ボールを保持してパスを回すことも大事ですが、深いところまで入り込むことも大事で、明日はその両方を見たいと思います。新潟で皆さんのサポートがあれば勝利につなげることが出来ると期待しています。

FW 岡崎慎司 選手(1.FSVマインツ)
ジャマイカは身体能力が高くて日本が苦手とするタイプで、その相手にどれだけ質の高いサッカーが出来るかです。勝利をどうやって手にするかが、今の自分たちに欠けているところだと思うので、点を獲るべき時に獲る、守るべき時に守る、大事なところをしっかりやっていかないといけないと思っています。新潟は代表デビューした思い出の場所で感慨深いです。このピッチに立って世界が変わりました。自分が積み重ねられるものはゴールなので、常に狙っていかないといけないと思っています。緊張感を持ってやりたいです。

MF 香川真司 選手(ボルシア・ドルトムント)
このスタジアムには4年前にゴールを決めた、良い思い出があります。明日もしっかり良いプレーができるようにしたいですし、明日の試合でどれだけできるかが一つの物差しになります。(与えられた)そのポジションでどこまでできるかが、自分のクオリティを示すチャンスでもあります。自分の良さを出していきたいと思っています。

DF 森重真人 選手(FC東京)
前回の失点場面は自分たちのミスです。ビルドアップでミスしなければ失点は抑えられます。(吉田麻也選手不在で)自分はしっかり声をかけて無失点で抑えたいと思っています。どうプレスをかけるかが大事で、組織的に後ろでブロックを作ってボールを獲れればカウンター攻撃ができます。代表チームは毎回の招集が自分にとっては試練ですし、代表での試合は自分にとって大事なものです。それを繰り返せるように、いい緊張感を持ってやっていきたいです。

DF 塩谷司 選手(サンフレッチェ広島)
いままでやってきたことしかできないので、それを出来たらと思っています。誰と一緒に組んでプレーするからどうするというのは特にはありません。自分が出来ることをその場その場で判断してやれたらいいと思いますし、誰と組んでもいい関係を築いていきたいと思うので、あまり意識しないでやりたいと思います。

GK 川島永嗣 選手(スタンダール・リエージュ)
チームの一員として皆が勝ちたいと思いますし、チームが勝つために皆に役割があります。この前の試合で勝てなかった分、今回にかける思いは皆も僕自身も強いですし、それが日本代表だと思います。勝ちにこだわる、結果にこだわる姿勢が僕たちには求められていますし、(それは)自分たちが見ている人たちに与えなくてはいけないものです。そこは選ばれている選手全員がそう思わないといけない部分だと思っています。

ビンブリート・シェーファー ジャマイカ代表監督
新潟はカメルーン代表監督として2002 FIFAワールドカップで試合をした、思い出の地です。今回、60分ほどの練習で選手に戦術を理解させて、日本という非常良いチームと対戦するのは難しいことですが、100パーセントの集中力と闘争心で良い結果を目指したいです。われわれは現在11月のカリビアンカップに向けて準備中で、選手を見極めているところです。負傷で主将のオースティン選手とマリアパ選手が不在ですが、システム変更もできますし、選手たちには良いハートがあり、国を代表して戦う気持ちを持っています。もう少し規律を伴って、ドイツや日本などから多くを学ぶことができれば、もっと良くなるでしょう。日本は奥寺康彦さんがドイツで活躍して日本人選手への門戸を開きましたが、ジャマイカにも彼のような選手が現れて門戸を広げて欲しいと思っています。

JFA-TV

  • 森重真人 選手インタビュー

  • ハーフナー・マイク 選手インタビュー

  • 長友佑都 選手インタビュー

キリンチャレンジカップ2014

10月10日(金) 19:25キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE(日本代表) 対 ジャマイカ代表
新潟/デンカビッグスワンスタジアム
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国際親善試合

10月14日(火) 18:45キックオフ [ 日本時間 19:45](予定)
SAMURAI BLUE(日本代表) 対 ブラジル代表
シンガポール/ナショナルスタジアム
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