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なでしこジャパン、FIFA女子ワールドカップ2015開催の地で初練習

2014年10月23日

なでしこジャパン、FIFA女子ワールドカップ2015開催の地で初練習

カナダ女子代表との国際親善試合2連戦に向け、なでしこジャパンがカナダでトレーニングキャンプをスタートしました。チームは21日に日本を出発し、ヨーロッパの各クラブでプレーする選手たちとエドモントンで合流。翌22日、フライトの都合で合流が遅れている岩渕選手をのぞく20選手が、初練習に臨みました。
時差や移動の疲れがあるため、午前・午後と積極的に身体を動かし、現地に慣れるよう努めました。午前中は15分ほどジョギングをしたあと、キックやパスなど軽めの調整。FIFA女子ワールドカップに向けて新たに設立されたトレーニング会場で、人工芝の感触や動きを確認しながらのスタートとなりました。気温は14℃前後とそれほど低くないものの、時折吹く風は冷たく、コートが欲しくなる気候。午後はボールを使ったアップやゲーム形式でのメニューを、約1時間半行いました。
開催国として強化を推し進めるカナダ女子代表と対戦し、さらには開催地で様々なシミュレーションを行う絶好の機会である今回の遠征。佐々木監督は、「来年のFIFA女子ワールドカップで最強のチームを作りたい。連覇するためのベストメンバーを組むべく、絵を描きながら選考をしている。海外組=なでしこのメンバー、ではない。シビアな目で見たいし、僕自身にとっても選手たちにとってもチャンスとなる遠征」と位置付けています。
第1戦は10月25日(土)14:00(日本時間翌日5:00)キックオフ、第2戦は28日(火)19:00キックオフ(日本時間翌日11:00)です。

コメント

大野忍 選手(アーセナルレディースFC/イングランド)
開催国と対戦できるのは、ワールドカップに向けてすごくいい準備ですし、無駄にしないよういいパフォーマンスを見せたいです。しっかり自分たちのために収穫を得られるように、いい試合にしなくてはいけないと思います。イングランドでの経験は言葉ではなくて、得点に対するこだわりなど、プレーで出せれば、と思っています。ワールドカップまではあっという間です。まずはメンバーに選ばれるために自分がやらなくてはいけないことがありますし、代表チームで、所属クラブで、結果にこだわってやっていきます。

熊谷紗希 選手(オリンピック・リヨン/フランス)
みんなとひさしぶりに会ってプレーできるのは嬉しいですし、こうした明るい雰囲気は大事だなと思います。海外で戦うなかで意識しているのは1対1の強さです。1対1で絶対負けないことが11対11につながりますし、この強さを今回のトレーニングでも試合でもどんどん出していきたいです。実際にワールドカップで使用されるピッチ、そして会場で試合ができることは大きな意味があります。代表メンバーが集まってプレーできる機会はこれからも多くないので、どれだけチームとしてできるか、しっかり取り組みたいと思います。

国際親善試合 なでしこジャパン(日本女子代表) vs カナダ女子代表

第1戦 カナダ/エドモントン
現地時間 10/25(土)14:00キックオフ(予定)
日本時間 10/26(日)5:00キックオフ(予定)
テレビ朝日系列にて全国生中継

第2戦 カナダ/バンクーバー
現地時間 10/28(火)19:00キックオフ(予定)
日本時間 10/29(水)11:00キックオフ(予定)
BS-TBSにて全国生中継

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