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愛知県選抜マスターズOv40が優勝! 第2回全国シニア(40歳以上)サッカー大会

2014年11月04日

愛知県選抜マスターズOv40が優勝! 第2回全国シニア(40歳以上)サッカー大会

第2回全国シニア(40歳以上)サッカー大会は11月3日(月・祝)、大阪府・J-GREEN堺で大会最終日の準決勝2試合と決勝が行われ、愛知県選抜マスターズOv40(東海1/愛知)が見事優勝を果たしました。

準決勝
沖縄シニアセンバツ 1-0(前半0-0、後半1-0) 三重マスターズ
愛知県選抜マスターズOv40 1-0(前半1-0、後半0-0) 館林シニア40SC 

愛知県選抜と館林シニア40SC(関東1/群馬)の準決勝は、開始3分に試合が動きました。愛知県選抜の外村雅宏選手が右サイドを突破してクロスボールを送ると、飛び込んだ岩城寛之選手がヘディングで先制点を記録。愛知県選抜は試合をコントロールしながら館林の反撃をしのぎ切り、1-0で決勝進出を決めました。

もう一方の準決勝は、三重マスターズ(東海2/三重)と沖縄シニアセンバツ(九州/沖縄)が対戦。前半7分、三重は山中俊樹選手が放ったループ気味のシュートがクロスバーをかすめ、惜しい場面をつくります。後半に入ると、沖縄が反撃に出ます。21分に大城晋選手のシュートがゴールわずか右に外れると、その1分後には高良清和選手がDF2人を振り切りシュート。これが見事にネットを揺らし、沖縄がそのまま1-0で勝利をつかみました。

決勝
沖縄シニアセンバツ 0-2(前半0-0、後半0-2) 愛知県選抜マスターズOv40

準決勝終了から約1時間半後にキックオフされた決勝戦、序盤から主導権を握ったのは愛知県選抜でした。外村選手が豊かなスピードで左右に流れてボールを呼び込み、好機を演出します。沖縄も選手交代でサイドを固めようとしますが、15分にCKから立て続けにシュートを浴びるなど苦しい時間が続きます。そして後半に入って4分、愛知県選抜がついにゴールを陥れます。FKの流れから、こぼれ球を栃下雅史選手が流し込み、先制に成功します。沖縄はその2分後に選手交代で1トップから2トップへ布陣を変更するなど攻勢を強めますが、逆に愛知県選抜は速い攻撃を仕掛けます。すると28分、外村選手がカウンターで独走してゴール右隅を射抜き、愛知県選抜に追加点をもたらします。これで落ち着きを増した愛知県選抜が2-0で勝利、見事頂点に輝きました。

試合後には表彰式が行われ、最後は両チームが一緒になって写真に収まるなど、健闘を称え合いました。

試合結果詳細はこちら

監督・選手コメント

小林正行 監督(愛知県選抜マスターズOv40/愛知)
どうしても欲しかったタイトルなので、非常にうれしいです。この1年間、皆と力を合わせて頑張ってきました。全員そろうことがあまりないので、個々に精進してもらいながら、集まったときに練習して、今日を迎えました。プレッシャーもある中、しっかり自分たちのサッカーを貫こうと、この1年間やってきました。選手たちが自分のできることとできないこと、仲間のできることとできないことを理解していたので、それがチーム力の向上につながったと思います。決勝はもちろん、決勝に来るまでが大変でしたが、全国の予選を勝ち抜いたチームと対戦できる機会は、そうありません。素晴らしい環境が選手たちのモチベーションにつながった内容の濃い大会でした。

岩城寛之 選手(愛知県選抜マスターズOv40/愛知)
優勝することができ、とてもうれしいです。苦しいところで点を取れたのが大きかったと思います。(普段は)攻め疲れて同点のまま時間がなくなり、引き分けで終わってしまうパターンが多いのですが、そこで点が取ることができました。PK戦というのは、やはり不本意な勝敗の決め方だと思うので、そうではなくて確実に点を取って勝ち進もうという心づもりで皆、頑張ってきました。今日は攻めて勝つというスタンスでいったので、勝てて良かったです。初戦のT・ドリームス戦で負けなかったことで、戦い方をつかむことができました。チームには点取り屋がいるのですが、今回は一人に頼らず、全員でゴールを狙いました。それが良い結果につながったのだと思います。

翁長喬 監督(沖縄シニアセンバツ/沖縄)
6カ月という長い期間でチームをつくってきたからこそ、それに見合った結果が出たのだと思います。最後は力不足でしたが、しっかりトレーニングした成果が出ました。4月の選手選考を経てこのチームがスタートしてから、20代、30代の選手たちと共に練習に取り組み、この大会だけを目標に頑張ってきました。沖縄は暑いですが、最後まで走り抜くサッカーを実践するために、練習を続けました。決勝の相手の愛知県選抜は、今まで戦ったチームの中で、技術だけではなく体力も私たちと互角以上で、一番強い相手でした。力不足だったことを認めつつ、結果には満足しています。やり残したことがあるので、来年もチャレンジしたいです。

大城晋 選手(沖縄シニアセンバツ/沖縄)
勝ちたかったですね。決勝は、僕らが風上に立つ後半が勝負だと考えていました。最後は布陣を変更して攻撃に出たのですが、なかなか思うようにいきませんでした。それでも、全国大会で沖縄のチームが決勝に進出したことは、とても誇らしいです。「自分たちだってできるんだ」と自信になりました。大会全体としては、上出来ではないかなと思います。サッカー好きが集まるこの大会で、さまざまな選手たちと接することができました。(1次ラウンドで対戦した)広島四十雀サッカークラブの選手たちは、最後まで僕らを応援してくれました。サッカーを通じてつながりが広がったと感じましたし、チーム一丸となって戦うことができて、とても良かったです。

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第2回全国シニア(40歳以上)サッカー大会

2014年11月1日(土)〜3日(月・祝)
大阪府/J-GREEN堺

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