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中国サッカー協会指導者が日本のグラスルーツサッカーを視察
2014年11月07日
中国サッカー協会の指導者2名が、9月15日(月)からの約1ヶ月間、日本のグラスルーツサッカー全般の視察のため来日しました。滞在期間中に東京、大阪、三重を回り、日本サッカー協会主催の「JFAユニクロサッカーキッズ」や「JFA・キリンレディース/ガールズサッカーフェスティバル」などのイベント、Jクラブや街クラブのトレーニング・大会を視察しました。幼児や小学生年代の活動のみならず、中学や高校の部活やクラブチームのユース年代のトレーニングも見学し、日本で行われている様々なグラスルーツの活動を熱心に見て回りました。また日本のサッカー関係者との意見交換を積極的に行い、1ヶ月の滞在を終えました。
今回の研修視察は、国際交流基金からの助成で実現した長期研修プログラムです。国際交流基金は、世界各国において文化芸術や日本研究、知的交流など様々な国際文化交流事業を実施・支援しています。今年3月に開催したJFA Women's International Coaching Course 2014や9月に行われた中国サッカー協会指導者の女子サッカー視察も助成を受けています。中国サッカー協会は今後、11月にユース育成視察グループ、12月に指導者養成コース視察グループの来日を予定しています。
コメント
中国協会視察団メンバー Yang Hao 氏
日本サッカー協会をはじめとした日本のサッカー関係者の皆様には、1ヶ月間にわたる視察にご協力いただき、心より感謝しています。今回の視察で日本のサッカー界の関係者と交流し、様々なグラスルーツサッカーイベントやトレーニング、大会の視察機会を得たことは、とても勉強になり、いい経験となりました。日本で学んだことや感じたことを中国サッカー関係者に伝え、中国のみならずアジア全体のサッカーがともに強くなれるよう貢献したいと思います。
中国協会視察団メンバー Liu Jiaqi 氏
日本のグラスルーツサッカーを実際に肌で感じたことで、日本のサッカーがなぜ強くなったか、その理由をようやく知ることが出来ました。日本サッカー界の関係者の方々とコミュニケーションを取らせていただいたり、トレーニング現場やサッカーイベントを視察することにより、彼らのサッカーに対する強い情熱と責任感に感銘を受けました。これは日本サッカーが強くなった最も重要な理由ではないかと思いました。是非このような情熱や気持ちを中国サッカー関係者にも持ってもらえるように、今回の視察で学んだことを共有していきたいと思います。また 、今後とも日中間のサッカー交流機会をどんどん増やして、日本と中国、それからアジア全体のサッカーが強くなるように願っています。