ニュース
JFAエリートプログラム 女子U-13 韓国遠征 活動レポート(11/7)
2014年11月08日
2日目の朝、ようやく初めてのチームミーティングを行いました。スタッフ紹介、今回の活動の位置づけ、目的を確認した後、「求めたいもの」として、前回テーマの ①ハードワーク ②挑戦(向上心) ③チームワーク に加え、④闘争心:勝負へのこだわり・絶対に負けない気持ち、⑤冷静な判断力:サッカーでは何が起こるかわからない(特に海外では!)が加藤監督から伝えられ、ピッチに出ました。
午前は、前日の移動の負荷を考慮し、まずはランニング等で身体を動かし、続いてヘディング、ロングキックなどの基本テクニック、最後にボール2個、右足だけ、左足だけなどの様々なルールでのハーフコートゲームを行い、軽めのトレーニングとなりました。午後は、守備に働きかけるメニューに取り組む中、攻撃面でもゴールへの意識を強調した指導がなされました。
夜のミーティングでは、前回の札幌キャンプで行ったゲームを、映像を見ながら振り返り、また今日のトレーニングの課題であったゴール前の意識を高めるために2014ワールドカップのフィニッシュの映像を見ました。その後の約1時間半は、遠征前に宿題として出されていた、韓国・木浦について調べてきたことを発表するため、その準備をテーマごとのグループに分かれて行いました。
本格的に活動が始まったこの日は、身体も頭も疲れ果てたようで、部屋に戻った途端、寝てしまった選手が多かったようです。
コーチ・選手コメント
西入俊浩 GKコーチ
午前中は、韓国・木浦での初めてのトレーニングということで、環境の変化も考えて、グラウンドコンディションや雰囲気を感じながら、基本的な技術を中心にトレーニングを行いました。
午後は、シュートストップを中心に、ポジショニングや基本技術のプレーの発揮、相手の状況を観ること、そして判断していくことなどをトレーニングしました。
選手は、自分なりに色々な状況を観ながら感じながら判断して、積極的にトライ&エラーを繰り返し取り組んでいます。今回のエリートキャンプでの、GKのテーマは、①良い準備 ②攻守に関わり続ける ③リーダーシップ、以上の3点をテーマに取り組んでいきたいと思います。
三宅紗優 選手(岡山県:岡山湯郷Belle U-15・18/JFAアカデミー堺)
午前は主に体を動かしながら、コンディションを整えていき、最後はミニゲームをするという内容でした。ジョギングや体操の間はみんな笑顔でとても楽しく、ゲームに入ると決められたルールのもとで集中したよいトレーニングでした。
午後のテーマは守備で、私はGKなので4対4からFPと合流しました。パスの強さや構えるタイミングを意識しながらプレーしました。最後の6対6ではDFと連携してなるべくシュートを打たせないことを心がけました。
明日の韓国戦では、絶対に勝利したいと思います!
及川理子 選手(宮城県:FCみやぎ)
監督やコーチから、主に守備やシュートの意識、パスの強さなどについて指導を受けました。特に午後の練習の最後に行った6対6のトレーニングでは常にゴールの場所を確認することを意識しました。また、弱くパスを出すことは失点のリスクが高まるし、その弱さに意図がないのなら、狙ったところにしっかり強いパスを出せるようにしようと思いました。
初めての練習で緊張してしまい、焦ってしまったところがあったので、明日からのトレーニング・試合では、しっかり自分のプレーができるように頑張ります。
菊池まりあ 選手(鹿児島県:神村学園中等部女子サッカー部)
緊張とワクワク感でいっぱいでトレーニングに入りました。今日は主にゲームを中心としたトレーニングでした。個人的には改善点が多く、特にシュートの意識が薄かったと思います。ボールを保持したとき、2つの選択で迷ってしまいます。自分でいくか、それともパスを出すか、ここの判断で迷い、フィニッシュまでいけないことが多かったです。
明日は韓国との交流試合です。もっと良い状況、良い判断でボールを受けて、自分で常にシュートイメージができるようにしたいと思います。一番は気持ちで負けないように、勝ちにこだわりたいと思います。
スケジュール
11月7日(金) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
11月8日(土) | AM | トレーニング |
PM | ゲーム 対 U-13韓国女子代表 | |
11月9日(日) | AM/PM | トレーニング |
11月10日(月) | AM | トレーニング |
PM | ゲーム 対 U-13韓国女子代表 |