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南アジア女子選手権で、日本人監督率いる代表チームが活躍

2014年12月03日

南アジア女子選手権で、日本人監督率いる代表チームが活躍

南アジアサッカー連盟(SAFF)主催の第3回南アジア女子選手権がパキスタンで開催され、JFAのアジア貢献事業の一環として海外へ派遣された2名の監督が率いる代表チームが出場しました。

準備期間を含めて2ヶ月という短期間の指導にも関わらず、築舘範男監督率いるバングラデシュ女子代表チームがベスト4という素晴らしい成績を収め、河本菜穂子監督率いるモルディブ女子代表チームはグループステージで敗退するも国際大会で女子代表チームとして初勝利を飾り、同国にとって歴史的1勝を挙げました。両国は同グループだったため最終節で直接対決となり、両代表監督はお互いの健闘を讃えました。

試合結果

両チームの試合結果は以下の通りです。

バングラデシュ女子代表

グループステージ   11月13日(木)  対 アフガニスタン女子代表 ◯6-1(前半2-1、後半4-0)
11月15日(土) 対 インド女子代表 ●1-5(前半0-1、後半1-4)
11月17日(月) 対 モルディブ女子代表 ◯3-1(前半2-0、後半1-1)
準決勝 11月19日(水) 対 ネパール女子代表 ●0-1(前半0-0、後半0-1)

モルディブ女子代表

グループステージ  11月13日(木) 対インド女子代表 ●0-8(前半0-1、後半0-7)
11月15日(土) 対 アフガニスタン女子代表 ○1-0(前半1-0、後半0-0)
11月17日(月) 対 バングラデシュ女子代表 ●1-3(前半0-2、後半1-1)

派遣指導者コメント

築舘範男 監督 (バングラデシュ女子代表)
短期間でしたが、基本的に攻守のポジショニングの修正をメインに指導しました。劣悪な環境の中で選手は純粋に真摯にプレーしたものの、目標である決勝進出に届かず残念ながら結果はベスト4。プレーへの責任と勝負にこだわるメンタリティー、更に個人戦術や規律を確立するのが今後の課題であると感じました。

河本菜穂子 監督 (モルディブ女子代表)
選手たちはみんな素直で明るく向上心があり、トレーニング中も積極的に質問をしてきます。また、選手間においては年齢に関係なくプレーに関して思ったことをその場で何でも言い合える環境で、本当に素晴らしいと感じました。グループステージ第2戦のアフガニスタン女子代表戦では、モルディブ女子代表チームとして公式戦初勝利を挙げ、歴史的な1勝となりました。この勝利で選手たちが自信を持ち、サッカーに対してモチベーションが上がったこと、強豪国に対して憶さなくなったことが収穫です。モルディブ国内でも女子サッカーへの関心が高まるきっかけになったと信じています。

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