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セスノックでの直前合宿を打ち上げ ~アジアカップ初戦まで、あと4日~
2015年01月09日
SAMURAI BLUE(日本代表)は1月8日午前、AFCアジアカップ2015オーストラリアへ向けた、同国南東部セスノックでの直前合宿を打ち上げ、同日午後、初戦(12日、パレスチナ戦)の開催地であるニューカッスルに入りました。
セスノック最終日の練習では運動量の多いメニューが続き、選手たちは強い日差しをものともせずに体を動かしていました。4人一組のボール回しに始まって、実戦のポジションを考慮した6対4では素早い攻守の切り替えなどをチェック。さらに、サイドからのクロスボールに合わせるシュート練習や7対7のゲーム形式の練習を行い、ハビエル・アギーレ監督は大きなジェスチャー交じりで指示を出し、選手の良いプレーには「グッド!」と声を掛けていました。
また、練習前にはセスノック市長ボブ・ピンセント氏が出席して、チームの6日間の合宿を締めくくるセレモニーが開催されました。
「近い将来、再びこの地に戻ってきて欲しい」との願いが込められた、アボリジニ出身の長老アーティスト作成のブーメランが市長からアギーレ監督をはじめ、選手一人ひとりに手渡されました。地元セスノック・ラグビーリーグクラブの関係者からは、クラブの記念ユニフォームが贈呈され、MF長谷部誠選手がチームを代表して受け取りました。
セレモニーの最後には、ハンターバレー地区の動物園のカンガルーとウォンバットの赤ちゃんペアと、8歳のコアラが登場。選手たちを驚きと共に和ませて、ピンセント市長らとの記念撮影ではFW本田圭佑選手が、大会マスコットにもなっているウォンバットを優勝カップのように頭上に掲げる一幕もありました。
市長はスピーチで「今回SAMURAI BLUEをセスノックに受け入れる機会に恵まれて、大変光栄でした。今回のことは今後長く地元住民の記憶に残ることでしょう。次の機会には休暇で当地に来て、少しゆっくりしてください。われわれは日本を応援しています。アジアカップでの幸運を祈ります」と話し、最後は日本語で「ガンバッテ!」と選手たちを励ましていました。
長谷部選手は練習後に、「暑さにも慣れてきて、コンディションも上がってきた。みんなが怪我なくやれていることが大事」と、直前合宿での手応えを口にしています。
前回2011年大会に続く優勝を目指している日本は、9日から初戦開催地のニューカッスルで調整を行い、12日のパレスチナ戦へ臨みます。16チームが出場してアジア王者を決める4年に一度の大会は9日、メルボルンでホスト国オーストラリアとクウェートの対戦で幕を開けます。
コメント
FW 本田圭佑 選手(ACミラン)
合宿には手応えも満足していないところもありますが、全てを解決というのはあり得ません。まだ時間があるので、今の時点で100である必要はありません。あと3日のトレーニングと試合を重ねていくうちに、最後のところへ上げていければいいと思います。初戦から上げて行って維持出来れば理想ですけど、人間の体はそういうふうには出来ていません。大会は全体で6試合ありますから。でも、6試合全てで最高のパフォーマンスを維持し続けるのが目標です。しっかりサッカーに集中して、それぞれのポジションでやるべきことに目を向けてやらないといないと考えています。
GK 川島永嗣 選手(スタンダール・リエージュ)
湿度は低いですけど、日差しが強いので動くと体力を消耗される感じですが、この気候にもだいぶ慣れてきました。初戦は4日後ですが、キャンプが始まった頃からアジアカップでもう一度チャンピオンになることを考えてきました。過去の栄光は忘れてもう一度チャレンジャーとして臨みたいと思います。こちらでは良い環境で準備できているので、まずは第1戦で勝点3を獲ることを目指したいです。そこへ向けて、チームは良い感じで来ていると思います。
MF 今野泰幸 選手(ガンバ大阪)
(暑さの中でハードな練習が続いていますが)体は日本国内での合宿の時の方がきつかったと感じていますが、自分の動きもそこまで悪くないと思います。今はアピールの場でもあると思うので、自分の特長を出すようにしています。ミーティングはまだありませんが、監督の考え方や求めるものなどは練習から大体理解しているつもりです。サイドからのクロスは、いい質のボールが入れば相手もボールウォッチャーになったりするので、武器になります。クロスが上がるときには中にいた方が、得点の確率は上がります。自分もチャンスの時に中盤を上がればチームの攻めに厚みが出るので、意識してやりたいとも思っています。
FW 岡崎慎司 選手(1.FSVマインツ)
セスノックでは良いグランドを使わせてもらいました。初戦の開催地はここから1時間しか離れていないので、応援に来てくれるかなと思っています。勝ち上がっていきたいです。練習では質を求めながらチームとしての一体感が出ていると思います。初戦のパレスチナ戦は簡単ではないと思いますが、90分プレーして試合を感じながら戦いたいと思います。グループステージでは厳しい状態でも我慢して戦う試合もあると思いますが、(大会の)最後に最高に上げていくのがいいと思います。
JFA-TV
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1/8 川島永嗣 選手インタビュー
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1/8 長谷部誠 選手インタビュー
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1/8 森重真人 選手インタビュー
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1/8 中島翔哉 選手インタビュー
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