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リラックスムードで軽めの調整 SAMURAI BLUE(日本代表)

2015年01月11日

リラックスムードで軽めの調整 SAMURAI BLUE(日本代表)

AFCアジアカップ連覇を目指すSAMURAI BLUE(日本代表)は1月10日、2日後に迫った初戦のパレスチナ戦へ向けて、試合開催地であるニューカッスル市内で軽めの調整を行いました。

ここ数日に比べて曇の多い、幾分和らいだ日差しの中で、チームはボール回しやフットバレーに時間を割きました。
4人一組のフットバレーでは、FW岡崎慎司選手(1.FSVマインツ)やFW本田圭佑選手(ACミラン)らがリラックスした中で試合展開に熱く興じて、ハビエル・アギーレ監督や周囲から笑いを誘っていました。

その後は各自で思い思いにパスやFK、ランニングやストレッチなどを行い、MF清武弘嗣選手(ハノーファー96)、FW豊田陽平(サガン鳥栖)選手、岡崎選手らが取り組んだシュート練習では、アギーレ監督がゴール内でGKの真後ろに立ち、また、FW小林悠選手(川崎フロンターレ)のPK練習時には、指揮官はキッカーの背後に立って、選手たちの動きに熱い視線を送っていました。
所属クラブの都合で代表チームにはオーストラリアから合流したDF吉田麻也選手(サウサンプトン)は、コンディションについて訊かれると、「ぼちぼちやっています。(英国と)気温差もあるので、試合はやってみないと分かりませんが、プレーについてはその都度、監督に質問してどんどんディスカッションしているので問題ありません」と語っています。

セッションの最後に吉田選手、本田選手と一緒にFK練習をしたMF遠藤保仁選手(ガンバ大阪)は、「チームの雰囲気もまとまりもいいですし、大会も始まったので、選手それぞれで自然とモチベーションや気持ちの面も上がっていくと思う」と話していました。

昼過ぎに練習を切り上げたチームは、11日午後の前日練習まで宿舎でゆっくり時間を過ごし、12日のパレスチナとの初戦(現地時間18:00、日本時間16:00キックオフ)に臨みます。

選手コメント

DF 太田宏介 選手(FC東京)
チームの雰囲気もいいですし、日に日に初戦が近づいてくると感じています。昨日オーストラリアの開幕戦をテレビで観て、オーストラリアの4点得点はすごかったですが、クウェートが先制後にすごく引いていたので、やはり先制点は大事になると感じました。クロスは自分の武器なので、そこで結果を残していかないといけないと強く思っています。代表チームではいろいろな特長を持った選手がいて、「ここも合わせてくれるのか」という新しい発見があって心強くて楽しいでし、武器としてのクロスがもっと強くなると思います。試合でいかに攻撃的に出せるかが大事だと思うので、いい準備をしたいと考えています。大会で勝ちながらチームがまとまって、最高のチームになればいいと思うので、そこに少しでも自分が貢献するようにしたいと思います。

GK 川島永嗣 選手(スタンダール・リエージュ)
試合の中で良い集中力を保つために、強度の高いトレーニングも出来ていますし、リラックスするところはリラックスして、ここまで良いトレーニングが出来ていると思います。欧州がシーズン中なのでフィジカルコンディションはさほど問題はありません。セスノックでも良いキャンプが出来て、良いイメージが出来ています。チーム内で特にミーティングはしていませんが、コミュニケーションは取れていますし、練習でもお互いに声を掛け合ってプレーの確認はできています。それぞれが役割を果たして行くことが大事になりますし、選手はみんな、そういう意識も高く持てていると思います。試合ではアクシデントや先制されたりすることもあるかもしれませんが、落ち着いて対応することが大事です。経験を活かす姿勢をピッチに上でしっかりと見せていきたいです。

MF 遠藤保仁 選手(ガンバ大阪)
前回大会の時にはチームの立ち上げ間もなくで手探りで大会に入りましたが、今回も全て完璧に準備が進められたわけではないと思います。試合を重ねながら監督の考え方を理解して、自分たちで絶対的な自信をつけて、4年前のように勝ちながらチームが成長していければいいと思います。パレスチナは映像を少し見ましたが、前に速い選手がいるのでそこは警戒しなくてはと思いますが、ボールはこちらが保持できると思うので、獲られ方には気をつけたいです。冷静に試合に入ることが一番で、最初から自分たちの戦い方をできるようにしたいと思います。僕も(大会は)4回目なのでチームに落ち着きや安定感を与えられるように、ピッチ外ではキャプテンのサポートをして、ピッチ内でも状況に応じたプレーで試合の組み立てやフィニッシュに絡むプレーが求められていると思うので、高いパフォーマンスで答えていきたいと思います。

DF 植田直通 選手(鹿島アントラーズ)
代表チームでは、クラブでやっているセンターバックと違うサイドバックをやっていますが、監督にやれと言われたらいつでも出来るように準備をしておきたいです。僕はU-22でタイ遠征に行って暑熱対策をやってきているので、オーストラリアの暑さは楽ですし、休むことなく良い準備になっていると思います。AFCアジアカップは楽な試合は一つもない大会だと聞いています。全員で一つにならないと勝てないと思うので、いい準備をして臨んで、一つ一つ大事に戦っていければいいと思います。

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