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学ぶこと、活かすこと

2014年07月03日

 ジメジメと続く梅雨の長雨の合間から、時折のぞく青空に浮かぶ入道雲が、夏の訪れを感じさせる今日この頃の宇城です。

6月26日、選手たちが通う小川中学校の振り替え休日を利用し、日頃は出来ないことを体験させていただきました。

まずは、昨年に続き、日本の伝統農業の田植え。
小川町サッカー協会会長でメロンアート体験でもお世話になっている徳永さんの田んぼで田植えをさせていただきました。

今回田植えの機会を提供して下さった徳永さん

数名経験者はいるものの、ほとんどの選手が初体験の田植えとなった6期生。

少し引きつった笑顔(?)の林楓雅(ブレイズ熊本)、庄嶋竜太朗(油山カメリアFC)

慣れない田んぼに悪戦苦闘。

足を滑らせ、しりもちをつく石坂陸(ロアッソ熊本)

田植えはもう手慣れた様子の5期生。

礒貝飛那大(エスペランサ熊本)、吉岡涼斗(ソレッソ熊本)、中村仁(Vファーレン長崎)、江川湧清(FCKマリーゴールド熊本)

4期生、今年は上手に出来ました。
 
2013年:ドロドロ                 2014年:きれい。

スタッフも田植えに参加させていただきました。

すっかり童心にかえり、笑顔を隠せない島田コーチ

田植えの後にはアカデミーを代表して、4期生の一怜哉(UKI-C.FC)から徳永さんにお礼の言葉を。

「お米を作る大変さを体験したので、これからは改めて米一粒一粒に対する感謝の気持ちをもって食べたいと思います。」

徳永さん、今年も本当にありがとうございました!!


昼食後にトレーニングを終えると、今度は場所をラポートに移して、心肺蘇生法の講習会を受けました。

宇城消防署の消防士の方々、ボランティアスタッフの皆さん総勢10名の講師陣に来ていただきました。

選手たちは心肺蘇生法の講習会を受けるのが初めて。

実演していただきながら、手順を教えていただきました。

その後はグループに分かれて実践。

しっかりと傷病者の観察をして、


胸骨圧迫を開始し、


人工呼吸を行います。


AEDが届いたら、心肺蘇生法を継続しながらAEDの操作を開始します。

選手たちはスタッフの予想以上に意欲的に取り組んでくれました。


岩田宗一郎(5期生:UKI-C.FC)
「胸骨マッサージは思っていた以上に強く押さなくてはいけないことがわかりました。実際に体験する事が出来てよかったです。」

岐部総志郎(6期生:カティオーラFC)
「今回の経験で学んだことをもし活用する時が来たら、勇気をだしてやりたいと思います。」

今日一日で改めて学んだ食べ物の大切さや命の大切さ。
サッカー選手としてだけでなく、一流の人間になるために
今後の生活に活かしてほしいと思います。



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