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フロリダ遠征②

2009年12月31日

いつもと違う風景に新鮮さを覚えながらもフロリダにきて最初の朝をむかえた。
散歩と朝食をすませ身支度をし、目的の場所、試合会場へと向かった。
今回私達の参加している「Disney’s Soccer Showcase Match」は、全米からかなりの
多くのチームが集まり、U15/U16 / U17/U18 の年代別に3つのレベル別カテゴリーがあり、
各カテゴリー内で4チームのグループがA~Hまである大会。各グループ4チームで
リーグ戦を行い、そのグループ上位1位と2位が他のグループの上位1位2位とそれぞれ
対戦し1位から4位を決めます。
私達JFAアカデミー福島は1歳年上に当たるU17ミドルレベルカテゴリーのグループAで
戦うことになった。



さて今日はその第一戦(vsOhio Premier Eagles SC Green)。まさにサッカー日和。
気温は20度近くまで上がり、とても冬とは思えない暑さの中での試合となった。
会場に到着するとすでに他のチームの試合が始まっていたのだが、背の高さや足の速さ、
欧米独特のアグレッシブなプレーなど日本ではなかなか目にしないプレースタイルに、
「アメリカに来た!」という実感がどっとわいた。
フライトの遅延による大会前日夜の到着、まる2日間の移動もあって時差調整ができない
まま試合に臨まなければならなかった。やはり試合前のアップでは体の重さが目立った。
しかし試合が始まればそんなことは言っていられない。
アカデミーが常に取り組んでいる、「動きながらボールを止めて蹴る」ことや、「人とボールが
出会うマーカーを共有する」こと、「周りをよく観て判断する」ことなどを頭におきながら試合に
臨みプレーした。またコミュニケーションの声(行く!止まれ!プレスバック!など)や要求の
声(左足に!スペース!右に限定!など)を絶やさず言い合い続けた。
最初は思うようなサッカーができなかったものの、軸をぶらさず組み立てながら攻めることを
続けているうちに、相手にすきができてきて得点にもつながった。
結果は7-0と初戦を白星で飾ることができた。まだまだできる。誰もがそう感じているだろう。
アカデミーとして初の海外公式戦となる今大会だが、いい緊張感を持ちながらたくさん
チャレンジし、新たな発見をたくさんしていきたい。




そして今日は年の終わりの大晦日。(日本ではもう新年を迎えてしまったのですが…。)
去年のアメリカ遠征からもう一年が過ぎると考えると本当に時間の経つ速さを実感します。
今年一年も本当にいろんなことがありました。そうした振り返りとともに新年に向けて、
夜ご飯は「らん月」という日本料理店に年越しそばを食べに行きました。アメリカで年を
越すという経験は誰もが初めてのことです。しかしアメリカは日本ほど年越しを大イベント
としない国で、少し寂しさを感じました。ですが日本食が食べられるということもあって、
選手・スタッフ一同満面の笑みを浮かべていました。
 また、今日は中1平尾千佳の13歳の誕生日でもありました。お店の方々が豪勢に
happy birthday songを流して下さり、皆で誕生日を祝いました。




私達がこうしていろんな活動をできているのは、数え切れないほど多くの方々の
支えがあってのことで、とても感謝しています。明日から新年を迎えますが、
また一年一人ひとりが自分の夢に向かって頑張っていきますので、ご声援のほう
これからもよろしくお願いします。では、よいお年を!!

文:川島はるな(高1)

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