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相撲部屋実習 報告

2013年02月25日

僕たち5期生は2月9日から11日までの3日間相撲部屋研修に行きました。
お世話になった相撲部屋は貴乃花部屋、千賀ノ浦部屋、錣山部屋、錦戸部屋の4つです。
僕たちはこの研修に行く前、サッカーと相撲は競技が違うのに本当に学ぶことがあるのだろう
かと少し疑問に思っていました。
しかし、いざ相撲の世界に足を踏み入れるとこれからの自分の成長に活かせるようなことを
たくさん学ぶことができました。特に、力士の方々の広く、強い心は僕たちも成長するために
必要だと思いました。
力士の方々はとても厳しい稽古の中でも弱音を吐くことなく倒されても何度も立ち上がり
がむしゃらに取り組んでいました。また、僕たちが相撲部屋に行って緊張していた時に優しく
声をかけてくださり、稽古中にアドバイスもしてくださいました。
このように広く、強い心を持った力士の方々を見習いたいと思いました。
このこと以外にも相撲部屋で学んだことはたくさんあります。
ここでは5期生が学んだことの一部を簡単に紹介したいと思います。



小林陸葵
番付の低い人が高い人の分まで、一生懸命に文句も言わず働いていました。
これからユースに上がり、チームの為に文句を言わず力士のように自分ためだと思い何事にも取り組みたいです。

谷口憧斗
後輩の力士はたくさん師匠や先輩に注意やアドバイスをもらっていました。
その時は、大きな声で「はい」と言って、嫌な顔ひとつせず礼を言っていました。
自分もそういうハキハキとした返事ができるようになりたいです。

吉田湧介
番付の低い人は、上の人の手伝いなどを積極的にやっていました。
これからユースの一番下になり、分からない事が多いので、まずは積極的に動いて働きたいと思います。

櫻井崇之
一人一人が稽古に集中して取り組んでいました。僕も普段の練習で死ぬ気で走り、ボールを
追い続けたいと思いました。

牧野潤
力士のみなさんは毎日、つらい稽古に耐えていました。僕も毎日の練習に人生をかける思い出、
取り組まないと一流にはなれないと感じました。

杉谷瑛介
失敗をしてしまって先輩力士から怒られる場面もありましたが、失敗を経験することによって、学び、
次に活かせられると思うので、僕も失敗を恐れずに何でもいいから頑張っていきたいです。

外林樹
上の力士が下の力士に厳しくするのは、後輩のことを大切にしてるからこそする行動だと思う。
これは全て、「相手を考える」につながると思う。相手のことを真剣に考えているからこそ、
厳しくできるのだと思う。相手を大切にできる人になりたいと思った。

吉田直矢
力士の上下関係の中で、先輩の想い、優しさを感じました。自分も後輩から、「あんな先輩に
なりたい」と思われるように頑張っていこうと思います。

名畑祐杏
一人の力士が僕ら3人に気軽に話しかけてきてくれました。その力士は稽古中にも僕らに色々な、
アドバイスをくれました。生活の中でも一緒に風呂に入ってくれたり、部屋でも色々なことを
話してくれました。僕もそういう大人になりたいと思いました。

梅木玲於奈
力士は相撲にすべてを懸けているから、メンタルが少し傷つけられたとしても、大丈夫なのだと
思いました。
僕も、サッカーにどれだけの事を懸けられるかだと思います。強い意志がなければプロサッカー
選手なんて夢のまた夢になってしまうと思いました。

吉田鴻太
力士の方々は稽古の最中に親方に何度も厳しく怒鳴られているのに、ふてくされることなく、
「はい」と力強く返事をして取り組んでいました。今の僕だったらたぶん落ち込んで気持ちが
下がってしまうと思います。僕も力士の方々のような強い気持ちが必要だと感じました。




最後に、4つの相撲部屋の皆様、JFA関係者の皆様、このような素晴らしい経験をさせていただき
本当にありがとうございました。
この研修を通して日本の伝統文化の1つである相撲の素晴らしさを感じ、相撲についてもっと
知りたいと興味を持つことができました。また、競技こそ違いますが力士の方々のかっこいい姿を見て、
人として憧れを抱くようになりました。
この研修で学んだことは僕たちの一生の財産になると思います。
この研修で学んだことをこれからの生活に活かし、成長していきたいと思います。
以上、相撲部屋研修報告でした。
                       5期生 吉田鴻太 梅木玲於奈
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