第11回国際ユーストーナメント（U‐17）Inミンスク2015　グループリーグ第1戦
2015年1月18日(日)    キックオフ14:10    試合時間 80分（40分ﾊｰﾌ）
Football Covered Arena Minsk(ベラルーシ/ミンスク)

日本代表   1-0(前半1-0、後半0-0)   フィンランド代表

得点
40分   田中陸 (日本)

スターティングメンバー
GK：千田奎斗
DF： 阿部雅志、冨安健洋、伊藤洋輝、田中陸
MF： 渡辺皓太、森岡陸、永澤亮祐、齊藤未月
FW：菅大輝、岩崎悠人

サブメンバー
GK： 脇野敦至
DF： 常本圭吾、田中康介
MF： 服部剛大、梶山幹太、崎村丞祐
FW： 高橋利樹

交代
HT   菅大輝 → 高橋利樹
45分  森岡陸 → 梶山幹太
60分  永澤亮祐 → 田中康介
70分  齊藤未月 → 服部剛大

マッチレポート

立ち上がりは、お互い硬さが目立ちましたが、U-17日本代表が前線からの積極的な守備と、ディフェンスラインのこまめな上げ下げでコンパクトフィールドを保ち、徐々に主導権を握っていきます。攻撃では永澤亮祐選手が得意のドリブルで数多くのチャンスを作り、岩崎悠人選手、菅大輝選手がシュートを放ちますが、相手GKの堅守に阻まれなかなか得点をすることができません。

ゲームが動いたのは前半終了間際の40分。中盤で細かくパスを繋ぎ、中央でボールを受けた永澤選手がサイドを駆け上がった左サイドバックの田中陸選手へラストパスを送ります。それを田中陸選手が冷静に左足を振りぬきゴールネットを揺らし、何とか1点をもぎ取り前半を1-0で折り返します。

後半になっても運動量に優る日本代表は、終始チャンスを作りゲームの主導権を握ります。相手の猛攻も守備面でチームを引っ張る伊藤洋輝選手、冨安健洋選手が最後まで集中を切らさず、そのまま1-0で試合終了。
初戦をしっかりと勝ち星で飾った日本は、20日の次戦でリトアニア代表と対戦します。

監督・選手コメント

森山佳郎 監督
今日の試合は「試合の入り方」が良く、序盤から相手にプレッシャーをかけ意図的にボールを奪うことができ、多くの時間帯で主導権を握れる展開となりました。しかしペナルティエリア付近での迫力が足りず、決定機をたくさん創出しながらも得点をするには至らなかったことが悔やまれます。前半終了間際の得点で、良い形で折り返すことができましたが、後半は相手の圧力も強まり一進一退の攻防となりました。しかし集中力は高く、終盤の相手の猛攻に対しても落ち着いて対処することができたのは成果と言えます。

課題はゴール前まで進みながらも決定的なラストパスやシュートの精度が足りなかったことです。明日のトレーニングでは、出し手と受け手のタイミングの確認や、動きの中でのパスやコントロールの質を上げ、第2戦目に臨みたいと思います。

齊藤美月 選手(湘南ベルマーレユース)
監督からの指示があったように、前線からしっかり守備をすることをテーマに臨みました。試合を通じて全員が連動した守備ができたことによりボールが取れたことが勝因だと思います。自分たちの（支配する）時間が多かったですし、シュートの量も多かったのでこれは続けていきたいです。ただ、ペナルティエリア付近での最後のパスやシュートの質が低く、1点しか取れなかったのは課題として残りました。次の試合は、守備は（1試合目の出来を）継続し、攻撃の部分では、質を上げて3、4点を取って勝ちたいと思います。

阿部雅志 選手(星稜高校)
初戦を勝ててチームとして良いスタートが切れました。相手のゴール前でのアイデアや力強さがなく、1点しか取れなかったのは反省して今後の試合に活かしたいと思います。今日の試合では、運動量で相手を圧倒しようと臨みました。攻撃参加の部分でもっと積極的にいければ良かったと思います。守備は一体感を持って守れたので、次も無失点でいきたいと思います。ビルドアップのところで相手の中盤に引っかかったり、ノッキングする場面があったので、ロングボールも混ぜて相手の嫌がる組み立てをしていきたいと思います。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※時間は全て現地時間

第11回国際ユーストーナメント（U‐17）In ミンスク2015 参加国
グループＡ：ベラルーシ、チェコ、中国、モルドバ
グループＢ：ロシア、フィンランド、日本、リトアニア
グループＣ：ウクライナ、グルジア、イラン、ラトビア