ニュース
U-19日本女子代表候補 2月国内トレーニングキャンプ活動レポート(2/11)
2015年02月12日
2月国内トレーニングキャンプ トレーニングマッチ
2015年2月11日(水) キックオフ 9:15 試合時間 30分x3本
インターナショナルゴルフリゾート京セラ(鹿児島県さつま郡)
U-19日本女子代表 1-1(1st 0-0, 2nd 0-1, 3rd 1-0) 加治木工業高等学校
得点
33分 失点 (加治木工業高等学校)
64分 水谷有希(U-19日本女子代表)
スターティングメンバー
GK: 平尾知佳
DF: 遠藤優、乗松瑠華、羽座妃粋、竹村美咲
MF: 三浦成美、杉田妃和、安齋結花、園田瑞貴
FW: 兼重紗里、小林里歌子
2本目
GK: 平尾知佳
DF: 遠藤優、乗松瑠華、市瀬菜々、竹村美咲
MF: 水谷有希、杉田妃和、安齋結花、三浦成美
FW: 清家貴子、小林里歌子
3本目
GK: 平尾知佳
DF: 畑中美友香、宮地明日翔、市瀬菜々、北川ひかる
MF: 水谷有希、瀬野有希、杉田妃和、宮川麻都、島村友妃子
FW: 清家貴子
交代
42分 竹村美咲 → 北川ひかる
44分 遠藤優 → 畑中美友香
44分 安齋結花 → 宮川麻都
マッチレポート
U-19日本女子代表候補 鹿児島キャンプ最終日は加治木工業高等学校と30本×3本のトレーニングマッチを行いました。
午前9時にキックオフとなった試合は開始早々1分、ゴール中央でボールを受けた小林里歌子選手が左サイドの園田瑞貴選手へパス、その折り返しに反応した杉田妃和選手がシュートを放つも惜しくもGK正面。この試合のテーマである「連携・連動した攻撃」が早くも表れました。10分、三浦成美選手からの浮き球のパスに反応した小林が、相手DFラインの裏へ抜けだすも惜しくも合いません。その後、日本がボールを持つ時間帯が続くものの、なかなかシュートで終わることが出来ません。すると、21分、相手の右サイドからの折り返しに合わせシュートを打たれます。これは平尾知佳選手が体を張ってゴールを守り、このまま0-0で1本目を終了。
2本目33分、加治木高FWに最終ラインからの縦パスに抜けだされるとそのままGKをかわし、ゴールに流し込まれ、日本は先制点を奪われます。その後も、相手ゴールに果敢に攻めますが、得点を奪うことができず、2本目を終了します。
3本目 64分には、杉田選手のスルーパスに抜けだした水谷有希選手が落ち着いてゴールへ流し込み、ようやく同点に追いつきます。75分、右サイド畑中美友香選手のクロスに清家貴子選手が右足で合わせるも、ゴール上に外れます。その後も追加点を奪おうと攻めますが、このまま試合は1-1の同点で終了しました。
監督・選手コメント
高倉麻子 監督
今回のトレーニングキャンプは、選手のコンディションにばらつきがあったので、シーズン始めの体作りをしながら、チーム作りを行いました。特に守備の構築に重点を置き、チーム内で共通意識を持ってトレーニングに臨みました。アジアの強豪国や世界大会に行った時にフィジカルの強い相手と戦うこととなります。少しでもスピードとパワーに慣れるという目的で、男子高校生と2試合、トレーニングマッチを組みました。このスピードとパワーのある相手との対戦の中で、守備を構築し、攻撃にもっていくということがこのチームのテーマでもあります。
今日のトレーニングマッチでは、ラインコントロールなど守備の意識を高く持って試合に臨めたのは収穫ですが、ボールの奪いどころが定まっていないので、これからの課題として取り組みたいと思います。今回のトレーニングキャンプでは、守備の構築をテーマに取り組みましたが、その先には、守備の構築から良い攻撃の形を作ることが、目標となります。攻撃に対する個人とチームのレベルや質を上げていかないとなかなか試合に勝つことはできません。これから8月に行われるAFCU-19女子選手権までに、課題を1つずつ改善していき、もっと質の高いチームづくりを行っていきたいと思います。
水谷有希 選手(JFAアカデミー福島)
今日のトレーニングマッチでは、自分達がボールを持っている時間が多かったのですが、シュートで終える形が少なく、奪われ方によってはカウンターを受けました。これは1本目で出た課題だったので、それ以降はシュートで終わるように意識しました。シュートで終わることで、カウンターを減らすことができました。私はこの合宿で、シュートを決めきることと、パスを相手に当てないことが課題だったので、それを意識してプレーしました。その中で得点できた事は自信になりましたし、監督にアピールできたと思います。パスに関しては相手に当たらないようにしたら少しパスがずれることがあったので、また自分なりに工夫して確実に味方に繋げられるように、自分のチームに帰って練習します。この合宿でたくさん自分の課題が見つかったので、また招集された時には今の自分より少しでもレベルアップしていられるよう頑張ります。
平尾知佳 選手(JFAアカデミー福島→浦和レッズレディース)
チームのコンセプトとして、攻撃ではパススピード、パスの質を意識し、守備では、連動連携、最後の一歩をチームで共有して試合に臨みました。私自身はビルドアップ、ポジショニングを意識しました。今日の試合では、自分たちがボールを回せる機会が多く、そこからどう突破してゴールまで持っていくかに苦労しました。シュートは1本目に比べ3本目のほうが多く打てていましたが、決めるべきところで決められなかったので、チームの課題としてトレーニングしていきたいです。守備面では、連動して守備できたと思います。コンパクトにするために、ラインコントロールを皆で声をかけあってできたと思います。今日の試合では、相手にシュートを打たれそうになった時にみんな体を投げ出して守っていることが多く、GKとしてとても守りやすかったです。私自身の課題にしていたビルドアップでは、ボールの置き場所を意識しました。その結果、余裕が持て、うまくビルドアップに関わることが出来ました。ポジショニングでは、常に周りにある目印を見て、どこに自分が立っているか把握することができました。今回のトレーニングキャンプでたくさんのことを学ぶことができました。この経験をチームに持ち帰り、継続してトレーニングしていきたいと思います。
スケジュール
2月6日(金) | PM | トレーニング |
---|---|---|
2月7日(土) | AM/PM | トレーニング |
2月8日(日) | AM/PM 1-8 |
トレーニング 練習試合 vs. 神村学園高校(男子) |
2月9日(月) | AM/PM | トレーニング |
2月10日(火) | AM/PM | トレーニング |
2月11日(水) | AM 1-1 |
トレーニング 練習試合 vs. 加治木工業高等学校 |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
関連情報
関連ニュース
最新ニュース
- 女子サッカー 2024/12/23 無料招待チケットのご案内!WEリーグ クラシエカップ決勝 12月29日(日) 国立競技場
- 大会・試合 2024/12/23 鳥栖とG大阪が準決勝進出を決める 高円宮杯 JFA 第36回全日本U-15サッカー選手権大会準々決勝
- 大会・試合 2024/12/23 新潟LとI神戸が1点差の接戦を制して準決勝進出 皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会
- JFA 2024/12/23 臨時評議員会を開催
- 大会・試合 2024/12/23 【ホットピ!~HotTopic~】JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会アンバサダー 中村俊輔さんインタビュー#2