日本フットサル界の頂点を決めるPUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会が3月6日(金)に開幕します。「フットサル版の天皇杯」といわれる本大会は、Fリーグのチームと各地域代表チームが同じ舞台でしのぎを削る唯一の場所であり、今回で節目の20回目を迎えます。

今大会には、Fリーグ加盟12チームと、地域予選を勝ち抜いた14チームの計26チームが参加。4チームずつ6グループに分かれて1次ラウンド（1回戦総当り）を行った後、各組の首位1チームが決勝ラウンドに進出します。1次ラウンドは3月6日(金)～8日(日)に開催、静岡のエコパアリーナでグループAとB、大阪の舞洲アリーナでグループCとD、兵庫の神戸市立中央体育館でグループEとFに入ったチームがしのぎを削ります。

1次ラウンドの翌週、3月13日(金)～15日(日)は舞台を東京・国立代々木競技場第一体育館に移してノックアウト方式の決勝ラウンドに突入。1次ラウンド突破チームにFリーグプレーオフの優勝チームと準優勝チームが加わり（名古屋オーシャンズまたはシュライカー大阪）、順位を決します。

2月2日(月)の公開抽選会に出席した松崎康弘COO（Fリーグ最高執行責任者）兼日本サッカー協会常務理事は、今大会の注目ポイントについて「FリーグのCOOとしては困るけれど、予選を勝ち抜いたチームには、ぜひ下剋上を起こしてほしい」とコメント。Fリーグ勢が強さを発揮しているここ数年の大会を踏まえて、地域代表チームの奮起を促しました。一方、フットサル日本代表のミゲル・ロドリゴ監督は、3連覇を狙う名古屋オーシャンズの戦いぶりを今大会の見どころに挙げ、「彼らには毎年、王者としての力を示す義務、ファンを魅了する責任がある」と語っています。

名古屋のエース、森岡薫選手は、「この大会は、シーズン最後の大会ということもあって、例年疲れとの戦いになる。でも、今回は予選（1次ラウンド）を免除されているので、しっかり体を休めて決勝ラウンドで良いプレーをしたい」と本番をイメージしています。他チームとしては、何としてでも名古屋の3連覇を阻止したいところ。前回大会の準優勝チーム、エスポラーダ北海道のGK関口優志選手は「森岡選手を止めないと優勝はない。もう一度、決勝の舞台でプレーして、今度はカップを掲げたい」と意気込んでいます。

数々の激闘が繰り広げられてきたPUMA CUP。今大会はどんなドラマが生まれるか、ぜひ会場に足を運んで熱戦の様子をご覧ください。

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PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会

2015年3月6日(金)〜3月15日(日)
1次ラウンド：静岡県／エコパアリーナ、大阪府／舞洲アリーナ、兵庫県／神戸市立中央体育館
決勝ラウンド：東京都／国立代々木競技場第一体育館

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